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こんな時だからこそ、知って欲しいこと~コロナに関するお話~

こんにちは。セーラー服男子のなんでも相談屋さん、たくみです。

この記事を開いてくださり、ありがとうございます!

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コロナの影響が深刻化しています。

検査数が増えたとはいえ、日々の新規感染者数、

特に陽性率の伸びは顕著で

昨年10月末時点では4%前後だったのが

今は14%と実に約4倍です。


実際に新型コロナに罹ってしまった方のご相談もありました。

もうテレビの向こう側やメディアの中だけで

騒がれている遠いところの話では無いことは

みなさんも実感されていると思います。

また、そうでなくても

自分が働いていた職場が倒産や収支悪化で撤退して

無くなってしまった、という方もいらっしゃるかと

思います。

そんな方々には、何としても政府や自治体の

支援を受けて頂きたいと思います。

恥ずかしがることも

迷惑をかけていると

思うこともありません。


今日は、

1.実際にコロナにかかるとどうなってしまうのか?
2.コロナの影響で仕事を失ってしまったら?

についてお話しします。


1.実際にコロナにかかってしまったらどうなるのか?


これは、実際に相談を受けた方からお聞きしたお話を基に

こんな感じだったという体験談風で書かせて頂きます。

※ご本人様の承諾を得ています。

その方は現在は回復され、職場復帰されています。


ーーーー

少し体調が悪い、、、

仕事柄、外での仕事が多いため

防寒には特に気を使っていたつもりだった。

昔から、せき喘息を患ったこともあり、

少しせきが出るくらいは全く気にしていなかった。

普段の生活の中ではマスクもアルコール消毒も

積極的にやっていたし、

外食も必要な時にだけにして、テイクアウト中心でしのいでいた。

事務所での作業では換気にも気を付けていた。


ところが、、どうもここ2日くらい疲れ気味だったのが

たたり、どうも体が熱っぽい。

頭痛もするし、しんどい。

今朝体温を測ると37.7℃

これはもしかしたら・・・

昨日は確かにのどが少し痛かった。

少し休めば治ると思っていたんだけど・・・


流石にこれで仕事に行くことはできない。

普段のときなら、少し無理をしてでも

いってた時もあったが、

今はこのご時世だからこそ

休んだ方がいいと思った。

職場には散々な言われ当たられたが

何とか休むことができた。


ネットですぐに病院に行くのではなく

保健所に連絡しなければ

と思っていたので、検索してみたが

病院か、発熱相談センターへの

相談となるらしい。

かかりつけの病院は無いので、

発熱相談センターに電話してみると

いわゆる「電話が混みあっています」

コールばかりで全くつながらず・・・


仕方がないので、1時間少し休んでから

改めてかけ直してみても状況は変わらず。。。

それでも何とか粘ってようやく

担当者につながる。

色々とやりとりをした後に、

検査をしてくれる病院をあれこれ

やり取りしながら探してくれた。


病院に向かうには、バスや電車を

使ってはいけないと言われた。

そこまで遠い距離ではなかったので

大丈夫だったのだが。

ま、当然と言えば当然。


味覚嗅覚がなくなると言われてたけど

昨日の時点では

気にするほどわからなくなっているということはなく

普通に食事をしていたと思う。


病院では、あのPCR検査ではなく

インフルエンザの検査のような綿棒を

鼻の奥まで挿入する抗原検査を受ける。

看護師さんも先生も完全防護服装備。

ここ数日の行動状況や、接触した人数など

細かな状況調査もされる。


検査を受けて、それほど時間がたってないが

結果を聞きに再び診察室に入ると


陽   性


であるとの告知を受ける。

今後については、保健所の指示を待つように、と

お医者さんに言われる。


家に帰っても、身体の気怠さは変わらなかったので

休んでいると、職場から接触の可能性のあった

人のリストや行動の記録を

提出するように指示を受けた。

同じように外で作業していた同僚も

いたが、休みの日も長かったので

職場で接触している人はそれほど

多くなかった。

とは言え、接触した人は

後で聞いた話だと、みんなPCR検査を

受けたらしい。(幸い、陽性者はいなかった)


夕方には、保健所からの連絡もあった。

職場と同じように、この2、3日で

会話した人や、仕事やプライベートでの

行動記録を、綿密に聞かれた。

同僚の連絡先なども聞かれたが、

個々には知らなかったので

会社の連絡先を伝えておいた。


しかし、困ったのはここからだった。

一緒に住んでいる母と妹にも

PCR検査はすぐにでも受けて欲しいところだが

混みあっているので、早くても3日はかかると

いわれた。

そしてそれよりも困ったのだが、私自身が隔離生活をするための

ホテルに空きがないため、しばらくは自宅で療養して

もらわなくてはならないということだった。


食事を一緒にしない、ごみを分ける、洗濯や洗い物は

一緒にしない等、一通りの生活のアドバイスも受けた。


ホテルに空きがないほどに、感染者数はひっ迫しているのだろう。

しかし、その間に家族に感染させてしまう可能性があるのは

何とも忍びなかった。

もう同じ家の中でも、

完全隔離な感じでやりとりはスマホで済ませた。


2日が過ぎた。

翌日、熱は38度台まで上がってきた。

肺炎のような症状になると聞いていたが

唾を飲み込むとのどが痛くなるほど

喉の症状が悪化していた。


その日、保健所から連絡が入り、

午後から隔離ホテルの用意ができたので

迎えが来るとのことになった。

ホテル代の負担は一切ないらしい。

それはありがたかったが、

備え付けのタオルをなどがなく、洗濯もできないので

タオルを多めに持っていくように言われた。

そのあと、ドライバーからも連絡が入った。

タクシーなのだろうか?相乗りになるそうだ。

乗せてもらう場所を指定して、到着までに

身支度を済ませた。

暇になるだろうと思って、本とノートパソコンを入れておいたのは

正解だったと思う。


通りで待っていると、大きなバンがやってきた。

ドライバーと後部は強固にビニールで遮蔽されていた。

保健所の車なのだろうか。

車の中には、30代くらいの女性も先に乗っていた。


ほどなくして、とあるビジネスホテルの入り口に到着。

名前の書かれた封筒とルームキーが玄関に置いてあった。

ホテルの部屋の中には、普通のホテルのようなテレビ

ベッド、その他に体温計と、連絡用のスマホが置いてあった。


入り口でもらった封筒の中に、体温計と酸素飽和度の

測定方法が書かれている。

体温と酸素飽和度を計測して、スマホで問診を入力する。

この作業を、毎朝7時と16時に行う。

その他に、看護師からの確認電話が午前中に入るとのこと。

食事は、弁当が用意されるが、取りに行く際は

各自が1階のロビーまで取りに行くことになる。

様々なメニューはあるものの、嗅覚味覚が薄れていってからは

随分と味気なく感じた。


ホテルについた翌日辺りから、背中の痛みが

出てきた。筋肉痛のような鈍い痛み。

動こうという気にもなれない。

時々、胸も痛んだ。肋間神経痛の痛みは

学生の頃に経験していたが、それに似た痛みだった。


朝になると、ラジオ体操の館内放送で起こされる。

仕事をしなくていいというのはありがたいが

とてもじゃないが、楽しい気分ではない。

今後どうするのかという不安もある。

誰かにこの不安だけでも聞いてもらいたかった。


食事を1日3度取りに行く以外は、

昼間の時間に30分だけ、廊下だけ出ることを

許可されていたが、それでも

隔離されて出られないというのは

なかなかに堪えるものがあった。

あとで、ネットで見て知ったのだが

ホテルによっては部屋の前に届けてくれる

システムになっているところもあるみたいだ。

エレベータで出くわす他の人たちは

10代の学生のような人も居れば

60代前後の老若男女さまざまだった。

弁当の数からすると、ざっと50人以上は

このホテルにいると思われる。


本を読む、ネットをする以外のことは

部屋ではすぐに飽きてしまう。

本もすべて読み終えた。

窓の外からの眺めはよかったが。

明るい気分にはなかなかなれない。


隔離ホテルに入って3日たった時に

家族はPCR検査は陽性だったと

連絡があった。

少しほっとした。


ホテルを出られる条件は

・発症後10日以上経過し
・症状が快方してから72時間以上たっていること

だったので、熱が下がって

他の痛みもだいぶ落ち着いてきてからも

3日はホテルに入っていなければいけなかった。

他にも自分のように待っている人は

いるのだろうけれども。

テレビでの感染者数もどんどん増えていっている。

そして、熱が下がって他の症状は落ち着いてきても

味覚の薄いのだけはどうしても

完全に元には戻っていない感じだった。


ホテルに入って1週間と2日

熱が下がって、解放してから72時間経過したので

とうとうホテルから出られる日となりそうだった。

最終判断の電話を受け、無事に出られることが確定。

入り口は、バリケードで固く封印されていたのが

ホテルから出る人がいるときはなくなっている。


電車などで帰宅してもいいとのことだったので

電車で帰宅した。仕事への制限もないらしい。

PCR検査については、

快方になってからも、ウイルスの死骸に

反応することがあるので受ける必要ないという。

家の消毒は、母と妹が必死になって

やってくれたらしかった。


本当にいろんな人のお世話になった。

これは確かに単なるカゼどころの

騒ぎではない。

働き盛り世代の私でさえここまで

苦しめられたし、何より

味覚嗅覚は1か月たっても

完全には戻ってきていない。


明確なクラスターや感染経路も

結局わからなかったが

職場の中でクラスターになることだけは

避けられたのは、たまたまだ!としか言いようがない。

いつどこで起こっても不思議ではないと思う。

どうか、コロナには注意して欲しい。


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このように回復された方もいらっしゃる一方で

急激に症状が悪化して

病院へと入院になるケースなども

当然考えられます。

しかし、もう病院の病床もほぼ満員状態です。

他の病気にかかってしまった時、大けがをしてしまった時でも

病院に空きがありません。

個人だけがつらい思いをするのではないのが

このコロナの恐ろしいところです。

こんな状態が一体いつまで続くのか・・・

ワクチンだけでは快方に

すぐに向かうものでもありません。

早く従来のような日常に

戻って欲しいものです。


2.コロナの影響で仕事を失ってしまったら?


飲食業界がかなり苦境に立たされている中、

こういった業界を支えているのは

本当にか細い個人経営者です。


資金繰りに窮して廃業

そして失業となってしまった方も

いらっしゃると思います。


そんな時に、次の仕事を探そうと思っても

なかなか見つからず

身よりもない。


そんなときに、まずは給付金の申請や

生活保護などを検討してみてください。


確かに、手続きが煩わしい、

電話がなかなかつながらないといった

状況はあるかもしれません。


しかし、それで命は助かります。


そして、そのお金で生活することは

なんら恥じることではありません。


飲食店は、そこで食べてくれる人がいるからこそ

回っていた経済の一部でした。


給付金としてもらったお金は、生活の経済資金として

社会に回すことで社会を支えるお金になるのです。

そう、この社会に活気を与えるのです。

あなたが飲食店に支払うお金が

飲食店の利益になり

仕入れ先の利益になり

誰かの命をつないでいるのです。


それをあなた自身が生活保護を受けて税金のお荷物

になってしまうのだと卑下する必要などどこにもないのです。

お金を使えば、社会が助かるのです。


お金は社会経済の血液のようなもの。

ミナミの帝王風に言えば

命の次に大切なもの

です。

そんな大事なものを

手続きは兎も角

受け取れる制度があるのですから

今は、それに甘んじてください。


あなたが生きてこそ、明日はやって来ます。

借金があっても、命があれば

希望が見えてきます。


明けない夜はありません。

補助制度を積極的に

利用してください。


お金の貸し借りのご相談はできませんが、

その他のご相談ならいくらでも

聞きますので

こそっとたくみさんまで

ご相談くださいね。


よろしければ、サポートをお願いします!みなさまによりよい情報をお届けできるように、頑張りたいと思います!あ、あと衣装代になったりもします。