どうやったら思いつくんですか?-後編-

今日はクソ暑くなるんじゃなかったの?めっちゃ薄着で寝たら朝方すんげぇ寒いんですけど。
ここのところの張の無い日常に若干うんざりしながらも、今日も文章を書いてみようと思います。

「どうやったら思いつくのか?」-アウトプット編-
前回の記事でインプットの際にいろんなものをリンクさせて覚える事を描いたと思います。
今度はそのワイヤートラップだらけの引き出しを開けていきましょう。

引き出しを開けるのはゆっくりでいい。

クイズとかやってる人をみるとすごいスピードで引き出しをあけて、そこから正確に答えを取ってきますよね。
あれは相当訓練しないと難しいと思うので、今回はやらないでおきましょう。
なんといってもこっちの引き出しはがんじがらめのワイヤーまみれですから。
引き出しを開ける時はゆっくりでいいのでスムーズにを心がけます。
開かない引き出しを無理にこじ開ける必要はありません。開きませんから。
すっと軽い力で開けれる引き出しを探して開けてみてください。
とはいっても、いきなり何を開けていいかわからない。
そんな人にオススメなのがガムトークというゲームです。

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カードを引くとお題が書いてあってそれにまつわる話でもしようか。
っていうお題を出してくれるシンプルなものです。
Twitterで#ガムトーク で検索すると、毎日作者の方がお題を出してくれているので、そちらを参考にするのもいいかもしれません。

試しに今日のお題を見てみると「童話の話」とのことなので、童話の引き出しをあけてみましょうか。

童話の引き出しのなかから「赤ずきん」が出てきました。
それと、「シンデレラ」も一緒にでてきちゃいました。
試しにこの二人の共通点でも探してみましょうか。

赤ずきん おつかい オオカミ おばあさん ハンター 大きな耳 丸のみ
シンデレラ いじわる 舞踏会 魔法使い ガラスの靴 ハンター 王子様

シンデレラってハンターいたっけ?いない?
こんな感じで間違った情報もでてきますが、気にしないで進めましょう。
どちらにも共通するのはおばあさんという登場人物。
赤ずきんにはクエスト達成の目標としてのおばあさん、シンデレラにはサポートメンバーとしての魔法使いのおばあさんがでてきます。
調べなおしてみましたがハンターは出てきていませんでした。

童話に出てくるおばあさんは恰幅が良くぷりっと太ったイメージがありますが、きっとディズニーの影響でしょう。
赤ずきんにでてくるおばあさんはちょっと体が弱いイメージがありますが、なんで森の中で一人で暮らしていたんでしょうね?
しかもオオカミが出てくるような物騒な森で。元々は赤ずきんたちも森の中で暮らしていたのかもしれませんが、やっぱりそこは夢見る少女。
街にあこがれて上京し、慣れない都会のジャングルで夢を追いかけているところでお母さんからお使いを頼まれたんでしょう。
赤ずきんはパンプスからトレッキングシューズに履き替えて、背負子を背負って道なき道を方位磁石と地図を見ながら進みます。
スマートフォンなんて大自然の前では無意味です。残念ながら圏外です。
途中で大きな川に出くわします。一度服を脱ぎ、濡れないように川を渡るか、それとも迂回するかを判断しなければなりません。夕暮れはもうすぐです。森の中での夕暮れは過酷な死をもたらすこともあるのです。
赤ずきんは服をぬぎ、持ってきた防水ザックに詰めて頭の上に抱えて慎重に川を渡ります。幸い雨季ではなかったため川は比較的浅く、腰のあたりまでの深さ程度、流れも比較的緩やかです。
川を渡りきると改めて水の透明度に驚かされます。川魚が見えます。
なんと川エビもいるではありませんか、この川の水は安全です。エビはきれいな水にしか生息できないからです。周りにケモノの死骸などがない事を確認して水を汲みます。一度煮沸した方がいいでしょう。持ってきていたコッヘッルに水を移し、バーナーで煮沸させそれを水筒に移します。何度か繰り返し十分な水が手に入りました。
水を汲む時に、簡単な罠を仕掛けておきました。石を積んでダムを作っておいたのです。赤ずきんはダムの入口をそっとふさぐとバシャバシャを音を立てて魚を追い込みます。最後は浅瀬に追い込んで手づかみで確保します。
大きなイワナが2匹取れました。割りばしを口につっこみ、ねじる事でワタを引きずり出します。器用に焚火を起すと串に刺したイワナを遠火で焼きます。本当なら塩が欲しいところですが、残念ながら持っていません。
タムラ料理長なら意地でもホワイトベースを降ろして塩を買ってくると言いかねませんがここは我慢です。大自然の滋味を堪能しようではありませんか。煮沸していた水も飲みやすい温度になったところで少し早い夕餉をすまし、赤ずきんはまた一路おばあさんの家を目指します。



途中からどうやらディスカバリーチャンネルの引き出しがあいて、シンデレラの引き出しは完全に閉じたようです。さらにハンターは白雪姫と勘違いしていたことが後に判明しました。

こんな感じで自分の中の関連付けされたワードでどんどん勝手なストーリーを妄想しましょう。
出来ればそれを文章やイラスト、雑でも構わないのでメモに残しましょう。
このストーリーが新しい引き出しになります。
そしてそれを誰かに聞かせたり、見せたりしましょう。
今はSNSが一番手っ取り早いかもしれません。家族や同僚、恋人やその辺の犬に聞かせるのもいいかもしれません。
アウトプットすることで自分の中で話をかみ砕いて説明することができます。
そして、それを聞いた人の反応でさらにアイデアを練る事ができます。

どうでもいい事かもしれませんが、自分はこれをよくやります。
お風呂の中でぼーっと考えて、風呂上りに相方にしゃべります。

「で?」って言われても泣きません。大人ですから。

これを繰り返すことでよくわからない引き出しが九龍城のように違法建築されていきます。
無秩序な知識の城ほど楽しいものはないですよ。




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