航空機テロ


航空機テロって言うと皆さん何を思い浮かべますか?
やっぱり2001年の同時多発テロでしょうか?
過去に結構あるんです。いい例が大韓航空機爆破事件。
あれは爆発物を持ち込み乗り継ぎ地でその爆発物を機内において降りてしまったんです。当時は機内検索が確立されていなくそのような事件が起きてしまいました。
今は航空保安検査のレベル向上や検査が厳しくなり、搭乗手続きした後に搭乗されなかったお客様の荷物は原則降ろしてから出発するという決まりになりました。
(ちなみに荷物を預けたことある方はわかると思いますが荷物にタグが付いていると思いますがあのタグの番号を調べればどこのコンテナにその荷物があるのかすぐわかります。その為大概の航空会社では搭乗締め切り時間を設けていて搭乗口に来ないお客様の荷物を降ろし始めます。その場合荷物を降ろし終わった時点でその便には乗せないという事になります。乗せたとしてまた荷物を搭載したら飛行機が遅れてしまうので。極まれに載せてくれる場合もありますが荷物は降ろしましたと言われてしまうこともあります。実際にその現場を見たことあります。)
それによって爆発物を預けて知らん顔というのがやり難くなりました。
もちろん実際に搭乗して爆発物を持ち込むのも成功率が下がりました。
それでなくなればよかったんですけどね!それではテロリストの仕事がなくなりますね。
ではテロリストとしてどうやって飛行機のテロを実施するか?
乗ってハイジャックして操縦かんを奪うのが手っ取り早いという答えを出しました。それが2001年に起きた同時テロです。日本では小さい折り畳みナイフですら見つけられて取り上げられるのにどうやって武器を持ち込むの?
これあんまり言ったらいけないことなんですが日本は検査技術が物凄く高いのです。またアメリカでは結構折り畳みナイフは検出されないことが多いです。元々X線検査装置は拳銃や爆発物等を見つけるものです。
折り畳みナイフを探す機械ではありません。また小さなナイフであればハイジャックされないとか、されたとしても取り押さえることが出来ると考えられているからです。
同時テロの後だいぶ改善はされたと思いますが....

テロをなくすにはどうしたらいいか?
答えは無理です!何故かというとテロリストは次の手段を考えます。いたちごっこです。ただ減らすことはできます。それは検査の強化と持ち込み手荷物の規制です。
それがいま行われている液体物の規制です。
もちろんそれ以外にもあります。
一番いいのは手荷物をすべて預けさせれば少なくともハイジャックは防げます。(100%は無理ですが近い確率で)
それやったら大変ですよね。
パソコンから身のまわりの物すべて預けるのは不可能ですから。
従って減らすことは出来ますがなくすことは無理という事になります。

まあ航空機テロはこのぐらいにしておきます。よかったら有料ですが
「搭乗券にSSSSが印字されてもいても大丈夫」をご覧ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?