誕生日 No.2266
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日本の誕生日である建国記念日が、
どうして2月11日なのか、大学生に聞いても答えられません。
それは、戦後の教育において、神話を教えなくなったからです。
神話が今現在に生きている国は、世界中で、日本しかありません。
神話と歴史、そして現在が連綿として、一本の線の上につながっているのは、日本だけです。
日本の神話が分からないと、
建国記念日も天皇制も伊勢神宮も分からない。
すべては、神話の世界の話なのです。
日本人は、女性の神様である天照皇大神を、他と比べられないぐらいに高い位置に置きました。
日本の歴史はそこから始まるのです。
天照皇大神は、自分の孫であるニニギミコトに一本の稲穂を渡し、
これで人々を飢えさせることのないよう、そして幸せにするように命じました。
天皇制はその時から始まったのです。
日本の天皇は、人民を飢えさせることのないように、
そして幸せにするようにと祈ることを使命としているのです。
京都の御所に行ったら、堀もなければ、頑丈な塀もありません。
攻めようと思えば、いつでも攻められます。
だけど、誰も攻めなかったのは、国民の幸せを祈る人だったからです。
人の幸せを祈る人は、みんなに大切にされるのです。
そしてそれが、日本人の心なのです。
大事な命、体を生かすために必要なものは、すべて無料、タダです。
空気、太陽、水、全部タダ。命もタダ、体もタダ、
それを維持するためのすべてがタダ。
そのことから、大昔の人達は、
“生きているのではない。生かされているのだ”
と思ったのです。
そして私達を生かしてくれている偉大な力を、“神”と呼んだのです。
日本人は、どういう心の状態を汚いと言うのか。
日本人は、自分のことしか考えないことを、
“汚い心”と言うのです。
それに対して、“清い心”とはどういう心を指して言うか。
いつもみんなのことを考えている、
公的な精神を持つ、
それを“清い心”と呼ぶのです。
『みんなのために』と考えることこそ、
自然の法則に素直に従うことなのです。
山中 隆雄
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志ネットワーク代表の上甲晃氏は伊勢に行くときに必ず山中さんのお話を聞かれるそうです。
明日2月11日は日本の誕生日です。
それは紀元前660年に初代神武天皇が即位した日。
その年を元年とした皇紀で数えると今年は2680年に当たります。
最早現存する最古の国家といって良いでしょう。
中国4千年の歴史と言われますが今の中華人民共和国は1949年の成立です。
漫画キングダムの舞台となっている秦も紀元前220年の建国です。
それよりも古い歴史を持ち、かつ途切れることなく存続しているのが日本なのです。
そんな神武天皇が掲げた言葉が『八紘一宇(はっこういちう)』
「全世界が一つの家族のように仲良く暮らす」ということ。
天皇とは太古の昔から平和を祈る存在だったのですね。
「今日の言葉」
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