笑う No.2309
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怒っていても、泣いていても、笑っていても、
変わらず一生は過ぎるものである。
だったら笑っていた方が得ではないか。
大津 秀一(緩和医療医師)
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大津先生の著書『死ぬときに後悔すること25』(致知出版社)からのご紹介です。
ただし、何でも笑っていればいいというわけではなく、
卑屈な笑顔ではいけないし、嘲りの笑いでもいけない。
小説家のマルセル・パニョルも
『何を笑うかによって、その人柄がわかる』
と言い、論語でも
『其(そ)の似(な)す所を視、其の由(よ)る所を観、
其の安んずる所を察(み)れば、人焉(いずく)んぞ廋(かく)さんや』
現代語訳をすると、
「その人がしていることを視て、
その人の動機を観察し、
その人が何に満足するのかを察れば、
その人の値打ちがわかるものだ」
とあります。
笑いでもう一つ素敵な言葉は教育者のA・S・ニールの、
『最も良い教師とは子どもとともに笑う教師である。
最も良くない教師とは子どもを笑う教師である』
「教師」と「子ども」の部分は、様々な人間関係に置き換えて当てはめられますね。
「今日の言葉」
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