見えないところで No.2267
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自己自身を修めるにはあまり効果を期待せず、
しずしずと人知れずやられるといい。
それを三十年、四十年、五十年続けていくと、風格というものが出来てくる。
伊與田 覺
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風格とは、言動や態度からにじみ出るその人の品格のこと。
格を築くには一朝一夕では無理で、長い年月で練り上げる必要がある。
自己を修め、人物を練り上げることでようやく「できた人」になっていく。
「できる人」になるのではない。
武家の家系に生まれ祖母からその教えを受けた石川真理子さんも
『あの人は内面から輝いている、
と世間で称賛される人は、
例外なく見えないところで自分を律し、努力されている』
と語られています。
鈍刀を研ぐかの如く、ゆっくり積み重ねて自分を磨いて行きましょう。
「今日の言葉」
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