読書 No.2298


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よい本を読め

よい本によって己を作れ

ここに美しい火を燃やし

人生は尊かったと

叫ばしめよ


坂村 真民(仏教詩人)

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コロナ感染の影響で外出自粛が求められる中、せっかくの機会と読書をするのもいいですね。

意識して時間を使うことが大切です。

読書に関して先日日本講演新聞2020年3月9日号の社説に水谷編集長がこんな素敵なことを書かれていました。

『疑問を持つことは、人生を面白くするうえで欠かせない要素である。

そもそも世の中には不思議なことがたくさんあるのに、疑問を持たなければそれらを不思議だと感じることさえできない。 

「地球は丸いのになぜ南半球の人たちは落ちないのか」とか「羽があるのになぜ鶏は空を飛べないのか」とか。

「疑問が大事」とは言え、それには二種類あるように思える。

一つは、たとえば「なんで古文を勉強しなくてはいけないのか」とか、

「数学の方程式なんて要らないんじゃないか」というような、

嫌なことを拒否するための疑問である。

好きなことだけをやって生きていきたい人は、こういう疑問を抱きやすいが、

結局自分の好きなことを見つけられなかったりする。

もう一つは、冒頭に述べた「人生を面白くする疑問」である。

それは大方、好奇心から発せられる。

好奇心を持ってさまざまな世の中の不思議に疑問を抱くと、何事も面白がれて、楽しい人生になるのではないだろうか。

そういう意味では本屋さんは面白がる人たちが集う「知的アミューズメントパーク」だろう。

お目当ての本が決まっている時はネット通販も便利だが、それはただの「買い物」だ。

本屋さんはお目当ての本がなくても、ふらっと立ち寄るだけで、

「面白そう」という好奇心の種がいくつも芽吹くから堪らない』


読書はその場にいながら、無限の彼方に連れて行ってくれたり、

著者と会話するかのような時間を与えてくれる。

映像とはまた違った世界を楽しめますね。


「今日の言葉」 
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