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【全文無料】タクミ物語第3話刹那の楽園/CL2023横浜38位/ミュウVmax


1初めに


1話、2話をご覧くださった方お久しぶりです。
今回初めて読んでくださる方初めまして、新潟でポケカをやっているタクミと申します。
9月17日、18日に行われたCL2023横浜に出場してきました。
『今回は3200人規模、day2行けたらnoteを書こう!』という目標を胸にミュウで挑戦し達成出来たので今回の構築について述べていこうと思います。
とりあえずミュウのことだけ知りたい方は【4解説】まででも読んでもらえれば幸いです。
よろしくお願いします。

2選択理由

day1は全9試合、7-2以上が条件であり、色んなデッキがありすぎて何と当たるか予想できない中でどんな対面にもやる事が決まっているミュウは安定感があり、先攻が強いのはもちろんの事、後攻からでもVを一撃で倒す高火力を放てるので今回も選択。
アタッカーがV主体のデッキに対しては先攻・後攻問わずとにかく最速の2-2-2プランを取るよう心がけています。
またJCS後のオフシーズンも色んな自主大会で戦い得た経験も軽く下記に記載しておきます。
パルキア-以前より数が減っているとはいえ使用者が一定数いることが予想され後攻だと不利に、先攻でも雪道ツツジでまくられる可能性があります。
王道ですが雪道ツツジをされる前に2体目のアタッカーを用意しておけばなにかしら技でダメージを与えたり、サイドを取れます。
後は手札次第、これに関しては本当にお祈りになります。雪道対策を厚くしようとも結局は引けるか次第なので・・・。

アルセウス系統-Vガードエネルギーのおかげでさらに一撃では落とせなくなり、正直パルキアよりきついです。回復を持ちつつ中打点を与えてくるデッキについては基本的に場にフュージョンエネルギー4枚ある状況でメロディアスエコーを連発するしか勝てた経験がありません。
なので後攻の時にエコーを無理に打たない方が逆にいいかもしれません。
まだまだ研究中の対面です。

レジギガス-先攻ならレジギガス、後攻ならエコーで倒せたポケモンを主に狙いますが、相手も狙われると分かっているポケモンは回収ネットで手札に温存しておくので要注意。

ギラティナ-ドラピオンVの存在に加え、終盤はスターレクイエムで簡単に1体持っていかれるので先攻とってもかなり厳しいです。

パルキアキュレム-先攻を取り2‐2‐2取りきる前に3‐3で取られることが多いので微不利かなと。



3マッチング



day1
パルキアキュレム先攻4-6✖️(ドラピオンV入り)
ドガスダイナ後攻6-3◯
レジギガス4-3◯(相手投了
アルギラ先攻6-0◯
パルキア後攻6-4◯
LTB先攻5-6✖️(カイオーガ入り)
レジギガス先攻6-4◯
ミュウ後攻6-4◯
ミュウ先攻6-3◯
7-2(105位)

day2
ハピミル先攻6-2◯
アルジュラ後攻6-0◯
パルキアキュレム先攻0-4✖️(投了)
ギラティナ後攻6-0◯
水アルセウス後攻6-3◯
4-1
通算11-3、最終順位38位

4使用構築




day1、day2とデッキ変更が可能でしたが60枚そのままで戦いました。
理由としてはミュウも練度が完璧ではありませんが、それ以外のデッキでしっくりくるものがいまだに見つけられず、握ったとしてもミラー等で差が出てしまうことが予想できたので使い慣れたミュウで行くと決めました。
構築についても予備パーツは一応準備してましたがday1で予想以上に戦えた為変えませんでした。(というか疲れすぎて構築練る気力がn...

採用カードですが大半は採用枚数が固定化してるのでロストアビス以降に使うようになったものを中心に述べていきたいと思います。

バトルVIPパス
とにかく初手からの展開力が大事なので最大枚数投入、ボールやロボ以外にもロストスイパーのコストにもしやすく前より手札に来ても切りやすく感じます。アプリ参照ですが、3枚と4枚では最初の7枚に来る確率が10%違います。

メロエッタ
最近ダブルターボのみで、かつ手札干渉サポートを入れた構築を見ますが、個人的には先攻ありきすぎるのと、ミラーの時にサイドを先にとられた時点でまくれないので相変わらず採用。最近ではテクノバスターだけでは限界があると感じているのでメロディアスエコーと4枚のフュージョンエネルギーの使い方が非常に大事なのかなと思います。

ミュウV
なるべくこのカードでスタートしたい為本当は4枚いれたい。前よりサイコジャンプしなくなり使っても2体の試合が多いので3枚採用。Vmaxも1枚はサイド落ちやコストにせざるを得ないので3枚採用。

ロストシティ
情報解禁後から『ミュウに入れたら強くね?』と思いロストアビス発売以降はずっと入れてます。
つりざおもシマボシも入らないならこちらのポケモンがロストに行こうと問題にならないかつ、レジギガス対面に勝ちやすくなります。
レジ系統は殆どが2枚ずつの為ボスと絡めて同じのを狙うと相手は詰みます。
ただ上手い人は雪道やゲノセクト縛りから手張りでベルト付きのギガスを育ててVmaxをワンパンしようとしてくるので最後まで気をつけた方がいいです。(対戦後に3枚入れてるのを見せると大抵の人は引きます。
色んなデッキに入りやすいドラピオンVに対しても倒された返しにロストシティ貼りつつワンパン出来れば相手は再利用が出来なくなります。(基本ドラピオンVでミュウVmaxを取ってくるので場合にもよりますがメロエッタをサブアタッカーとしつつ倒せると3-3の最速負け回避できます。
LTBについてもアタッカーの再利用がどんどん出来なくなるので有効(特に輝くポケモンやピン刺し
なるべく貼りつつポケモンを気絶させたいのと雪道で積みたくないので3枚採用。

崩れたスタジアム
フュージョンシステムで弾ける枚数が減るので相性悪いと思われがちですが意外と強いです。
レジギガスの盤面展開妨害、パルキアの火力下げ、中打点を受けたVmaxやベンチばらまきを受けたゲノセクトVをトラッシュする事で負け筋を減らせます。(実質回復カード
1回使うかどうかなので1枚採用。

ロストスイーパー
こちらも情報解禁後から採用検討してたカードになります。
お守りやタフネスマント、ツールジャマーを剥がすことでタブレットと同じ役割を果たせますし、雪道を剥がせるスタジアムにもなります。
崩れたスタジアムを貼ってトラッシュしつつロストスイーパーで剥がしポケモンを置くことで引ける枚数を増やせますし、場にロストシティがあるなら剥がしつつ手札にダブっているロストシティをもう一度出して手札を減らせます。
コストのカードがなんでもいいのも強みです。
汎用性が高いので2枚採用。
パラダイムトリガーの新カード『森の封印石』も序盤にミュウにつけざるを得ないなら後でスイーパーで剥がしてベルトをつけることも考えました。(つけるならゲノセクトVになると思いますが...

ウッウロボ
負け試合を勝ちに変えることが出来る最強カード。
ミュウで勝てる日はコインの表率の高さに比例すると思っています。
9月初めまではウッウロボ3、スマホロトム1でしたがあればあるだけ強いので今回4枚にしました。
ウッウロボを使うときは相手の方にコインかダイス、裏からか表からか投げるかの指定があるかを確認しましょう。
人によっては『ダイスでお願いします。』という方もいます。
自分はうまく転がらず表が出ると気まずいのでコインを裏から、かつ高く投げるよう心がけています。(卓から転がり落ちることもありますが。

セレナ
新カード。基本的にVを狙うことが多いミュウなのでボスと同じ効果を持ちつつ手札のいらないカードを減らして引くことも出来るので採用。
ただし特定のポケモンを集中して狙うレジギガスについては効果を発揮しないのと今の環境でそこそこいると思ったので1枚採用。
CLも13試合中で手札トラッシュの効果を使ったのは1試合のみでした。
余談...SR可愛くないですか?シールド戦の練習中に自引きしたとき発狂しすぎてその後の練習どうでも良くなりました。
ハイクラスパックとかでイラスト違いのセレナとか出たら狂喜乱舞しながら2枚いれるかも???

ボス
途中までボス2ともだちてちょう1でしたが現物を増やした方が手札干渉されても引きやすいと考え3枚にしました。

オドリドリ
じょうねつのしずくは今ほとんど使いませんがいるといないですこちらの耐久がかなり変わるので1枚採用。
キュレムVmaxなら4エネだと320なのでベルトやもう1エネつかなければ耐え、うらこうさくインテレオンのアクアバレットのベンチダメージをなくし、レジエレキに対してもベンチへの被害を減らせ、げっこうしゅりけんでメロエッタも耐えれるようになります。
れんげきテンタクル流行ってた時にじょうねつのしずくでHP50のマーイーカ狩ってたのが懐かしいです。

やまびこホーン
これを述べる前に言わせてください。
実は自分直前に構築を変えました。

元々の候補はこちら

変更点はダンテとともだちてちょうです。
パルキアキュレムやVガードエネルギーで落とせない相手が増えてきたのでバトル場を倒す事に特化させましたが元々高耐久のVstarやVmaxは倒せても1体が限界かなと練習で感じたので2日前の木曜日に変更しました。ダンテ、タブレット、ベルトを1ターンで何枚も集めるよりやまびこホーン、ボスの方が要求値が低いので採用。
ミュウの2-2-2の最速勝ちプランを実行しやすいです。崩れたスタジアムやロストシティと相性が悪いとも言われましたがロストスイーパーで剥がしやすいのと、相手も雪道やトレーニングコートなどで張り替えしてくるので案外使えます。
『ロストシティあるならやまびこホーンはなさそう』と思っている相手に奇襲できます。day1では使いませんでしたがday2のアルジュラ戦、水アルセウス戦でぶっ刺さりました。これがなかったらday2は2-3になってたのでMVPのカードです。
色々述べましたが採用した本当の理由は後で言います。

候補カード
ともだちてちょう
サポートをボールのコストにしたり、ピン差しのサポートの再利用が出来るので強いです。ボス3セレナ1入っててもこのカードは欲しいくらいです。

スマホロトム
フュージョンシステムが使える状況下での最強カード。手札があまり減らせず引ける枚数が少なくても実質5枚引けるようなもので、かつ何時使っても、何を引いても強いです。指定したカードをあえて引かずマリィ対策で残しておくのも手。

ダンテ
バトル場のポケモンを倒すのに確定+30は強いです。てちょうとセットでタブレット2枚分になるのでアルセウス以外のHP280を倒しやすくなります。

マリィ
ミュウの弱点として手札干渉ができないことが挙げられるのでそれが行えるのとフュージョンシステムで引きまくった後に+5枚引けるので採用も考えました。(練習で使ってもあんまり有効でなかったので今回は不採用、リセットスタンプ再録しないかな・・・。)

ツツジ
手札干渉サポートその2。『どうせ手札干渉するならとことん相手の手札を減らしたい』と思っているので候補に。序盤は使えませんが、最近はドラピオンVで急にVmaxが倒されるので前よりは使うかなと(あとSRのイラストが可愛い)

シマボシ
安定はしませんがなんにでも化けるカード。運に自信のある方は採用をお勧めします。2回裏が出るのは25%なので1回くらいは何かしら戻せます。JCSの時はハピミルが一定数いてエネ破壊されたときにダブルターボやタブレットを戻したりしました。

バケッチャ+回収ネット
雪道ツツジの時にボールが解決札になります。回収ネットバケッチャスタートした時のケアで入れてた時もあります。その場合はぬけひもかいれかえを減らしました。

流石にミュウのnoteも3回目ともなると書けることが少なくなってきたので、新環境で変化のあった部分を述べさせていただきました。書いた内容については経験による主観的ものなので、『自分はこうしている』などがあればご意見お待ちしております。自分は自分の考えが絶対正しいとは思いませんし、他の方の考えを聴くのも大好きです。
だから・・・ミュウ使い方々、一緒に語りましょう!!
とりあえずミュウについて述べるのはここまでになります。
見ていただき感謝です!!!!!
















5本当の始まり

はい、改めてこんにちわ。
タクミという人間の本性をご存じの方々、お待たせいたしました。
ここからがこのnoteの本当の始まりとなります。
これより先はタクミ語録満載の物語となる為、タクミがどういうやつか理解している人、精神崩壊の覚悟をお持ちの人のみお進みください。JCS後から遠征終了までを紡いでいきます。
また今回は大会以外でもかなり観光を楽しんだためそれも載せていきたいと思います。(遠征は旅行です。)
それでは虚ろ無き無垢なるリアルの開闢・・・。

6day0~覚醒の未来視~


JCSで無事に250位以内となり横浜の優先権を獲得、7月には3泊分のホテルを予約し、大会に向けての練習を始めた。
夏は繁忙期で中々大会に出れない日も続いた。しかし負けたくはなかった、仕事如きに。己の心の弱さ如きに。
時間は平等に与えられ、みんなその中で精一杯足掻き、努力し・・・結果を出している。だから出来る限りのことをした。
ちなみに今回の大会に向けての自身は皆無だった。
直前の練習での勝率が1割という現実、事故はもちろんあるが回っても勝てない・・・『これでCL出るの!?』、正直0-3も覚悟しなければならないと思いながらついに大会まであと数日に。
そして・・・それは起こった。
出発前日の9月15日、ちょうど仕事中にお花を摘みに行っている時だった。
【やまびこホーン入れてけばよかったー!!!!!】
一瞬だけ見えた世界、それは自分がCLで負けた時の自分だった。
(ひょっとして正夢?起きてるけど)
あれが何だったのかは分からなかったが、その瞬間から構築に不安を感じ、すぐさまとあるプレイヤーに相談。
自分【ダンテ入りの構築が候補なんだけどやまびこホーン入りとも迷ってて・・・先生如何でしょうか?】
沼クロー君【個人的にはやまびこホーン入りの構築が好みです。今のミュウは裏引っ張らないときついし、Vstar落とすのは一回に抑えたいですね。】
最近ダンテ入りでも限界を感じていた自分にとっては覚悟を後押ししてくれる救いの一声だった。
今年に入ってからは特にシティやCL前に相談に乗ってもらっているが、読みは全て的中。ホントにいつも大変お世話になっております。
こうして出発前日に構築を変えたのであった。
やまびこホーンの採用の本当の理由はこうでした。
ちなみにこれノンフィクションです。
前に自主大会で優勝した時のインタビューで【朝、デッキケースにキスをした】と答えましたが・・・ネタじゃないですからね!?
知り合い『デッキケースにキスしたの面白いですね』
自分『ネタじゃないですよ?本当にしたので』
知り合い『え・・・?』
信じられないかもしれませんが真実です。
自分はうそをつきません、むしろ嘘が下手すぎてアマンガスでインポスターの時すぐばれます。

7day1~夜の煌めきと誓いの口づけ~


いよいよ出発当日の朝、まずは新幹線で上野に行き、そのまま原宿へ。
向かった先は【ハンバーグ 嘉】渋谷・原宿から徒歩10分ほど。
去年出来たばかりであり、出来立ての炭火焼ハンバーグを提供してくれるお店である。

自分・・・ハンバーグ大好きなんですよ!!
実家で夕飯がハンバーグの時は無駄にテンション高いくらい好きです。
そんなわけでせっかく東京行くならおいしいお店に行きたいという事で検索し真っ先に向かいました。

ハンバーグ3個定食(税込1,800円)
構築については非常にシンプル、だがそれがいい。
最初はアツアツのデミグラスソースにつけごはんと一緒に。
深い味わいのソースとごはんのタッグチームは最強です。
ごはんについては定期的に産地が変わるとの事でした。
この日は北海道のお米、非常においしかったです。
(北海道、いいですよね・・・いつかポケカ仲間と旅行で行きたいものですなぁ・・・。)
1つ目を食べ終わったタイミングで2つ目が運ばれてきました。
次は味変として塩レモン等の薬味を添えて。
辛みが結構ありますが、自分的には余裕でした。
そして3つ目は生卵を絡めていただきました。
それぞれを違った食べ方で楽しめますし、メニューも牛タンハンバーグやハラミステーキなどもあるのでまた行きたいなと思います。
ちなみにメニューにレモンサワーがあったので『日中から酒を飲む勝ち組プレイありじゃね?』と思いましたが調子乗って酔ってこの後のショップ巡りに支障が出る可能性があったので断念しました。

そして次に向かったのは池袋のカードショップ。

JCSの後に知り合いに連れて行ってもらいましたが、ここのお店は海外のパックやサプライもあってめちゃくちゃ楽しいです。
(あれから3か月・・・俺、少しでも強くなれてるのかな?)
そんな不安を抱きながら買い物を続け諭吉が一瞬で溶けました。
でも後悔はない、今回の遠征の目的の1つが【景品になりそうなパックやサプライの購入】だからです。
いつかやりたいと思う第2回タクミ杯(時期未定)に備えて。

その後横浜に移動しショップ巡りへ。
タイトルの画像を見てもらえば分かると思いますが、ミュウVの1枚がRRになっております。
この前誕生日の時にS郎さん、おざこさんがSRをプレゼントしてくれたのでもう1枚もSRにしようと探しましたがありませんでした。
あ、貰ったカードはちゃんとキスしましたよ?(マスク越し)
そして体力がつきそうなのでホテルへGO。

今回の宿泊先は【ホテルルートイン横浜馬車道店】
朝食のバイキング・大浴場付きで3泊約30,000円でした。
このホテルについては7月に予約。
自分『9月に横浜行ってくるわ』
親『3連休だから早めに予約した方がよくない?あ、ここいいじゃん。朝ごはんとお風呂付だよ』
自分『なにそれいいじゃん!!』
少し歩きますが会場のパシフィコ横浜にも徒歩で行ける距離なので即決。
朝食も大浴場もすごくよかったです!
すぐそばにコンビニあり、飲食店多数、関内駅から徒歩10分ほど、中華街もギリギリ歩いて行けます。
最近、ごはんとお風呂は妥協せず、かつ質のいい睡眠を取らないと疲れが取れない年齢になったので大満足でした。
ネカフェやカプセルホテルに泊まってた頃が懐かしい・・・多少高くついてもこれは譲れない。
たまにCLの当選決まってからホテル探してる人いますが、ホテルだけは早めに予約しておいた方がいいと思います。
直前だと空きがないのと料金も高くなりますし、自分はじゃらんを使ってますがキャンセルも5日くらい前までのキャンセルなら料金かからないところが多いので。あとホテルを決めておくと安心感が違います。
余談ですが、知り合い何人かとホテルが同じでした。
数多あるホテルの中での奇跡、これは偶然じゃない。
【会いたいという執念が俺たちを引き合わせたのさ。】

無事にチェックインを済ませ初手大浴場。
汗を流し、風呂上がりにデッキ登録を完了。
さぁ、ここからがお楽しみの楽園です。

向かった先はよいよい関内店。
食べログでお手軽な居酒屋を事前に調べておきました。(出発の週は環境調査よりも飲食店探しに時間割いてたのは黒歴史)

やっぱり遠征の醍醐味と言ったらこれですよね。
情報通りメニューも豊富で値段もリーズナブルでしたが、昼のハンバーグがまだ残っているのか、上のメニューしか頼みませんでした。
ちなみにデッキの中身に問題ないかもきちんと確認。(店員さんが引いてたのは多分気のせいと思いたい)

その後会場まで歩き時間を確認、そして横浜コスモワールドへ。
『横浜って観光スポット多いよなぁ・・・遊園地あるじゃん!!』
直前に気づき赴きましたが、それについてはプレミ説濃厚。
自分・・・1人だった。
1人焼肉?余裕
1人居酒屋?お茶の子さいさい
1人カラオケ?6時間くらいいけるぜ
色んな1人〇〇があり、それについて全く抵抗はなかった。
『アトラクション乗りまくるぜー!!』とはしゃぐも並んで気づく。
1人・・・めちゃ恥ずかしい。
最初に観覧車に乗るべく並ぶも、周りの大半はカップル、もしくは同性同士の友達・・・1人でならんでるの自分だけでした。
一瞬で覚める酔い・・・俺、何してんだろう?
自分の中にもまだ羞恥心があると認識し、観覧車に乗りました。
そこからは半ばやけくそ。

カードに語り掛けたり、ラインで『横浜満喫してる写真送って』ときた仲間にカードにキスしてる写真送ったりました。(マスク越し)
ツイートしたけどみんなの反応が自主大会の結果報告並みにあったのが救い。
夜景?綺麗でしたよ、降りる時また恥かしくなりましたけど・・・泣。
結局冷静さを取り戻しホテルへ帰還。
デッキを再確認、1枚1枚に『明日よろしくな』と思いを託しながら誓いの口づけ。

コオオォォッーーー・・・。

デッキの放つ輝きは今日の夜景よりも綺麗だった。

22時就寝・・・。

8day2~託されし者、覚悟を抱いて~

ついに始まるCL2023横浜、決戦の朝・・・大浴場にて身を清め、塞がりかけた耳の穴にピアスを差し込み出陣。
首から下げるミュウのペンダントを握りしめ、そっと誓いの儀式を行う。

『ミュウ、一緒に生き残ろうな』

キイイイィィンッっーーー。

それは一瞬、わずかに触れた口づけ。

やる事はやった、あとは戦うのみ。

会場に到着、不安と緊張で押しつぶされそうな中、知り合いのと奇跡の遭遇。
はぐメタさん、多くは語らなかった・・・でもお互いにこぶしを突き合わせた。それで充分なんだよ、その想いしかと受け取ったのだから。
友を励ますために会場を訪れ、その足で中華街に向かった彼・・・後に絶世の観光客と謳われることになった。

ヤーカーさん『いい目をしてますね!!』
ふふふ、さすがはヤーカーさん、勝利という獲物を前に獣となった自分がいつもとは違うと見抜きましたね。
*レモンサワー飲みすぎによる2日酔いです。

出れない二人の分の想いを背負い会場へ。

『ポケカっていいよな。こういうの漫画とかの世界でしかないと思ってたけど現実にあるんだ。それを教えてくれたポケカ・・・そしてみんなありがとう』

無事に検温をクリアし、自分の席を探し途中、波打ち際のトドさんと遭遇。

俺は気づいた。行きは一人でも、会場の中には仲間がいると・・・。

会場だけじゃない、ここに至るまでに練習に付き合ってくれたり、相談に乗ってもらったり、カードを貸してくれたり・・・全ては仲間がいてこそ成り立つもの。

気づけば震えが止まり試合の始まる刻を待った。

ついに始まる1回戦。
相手はパルキアキュレム、先攻をとり展開するもドラピオンVで1体を取られ次のターンにはVmaxを一撃で取られ、サイド差をまくれず終了。
事故っていたわけでもなく、普通に相手が強かった。
これがCL・・・初戦から強敵と当たり『0‐3するかもしれない』と考えがよぎった。
(初戦を落としてしまった・・・でも、ここからだ・・・今回どうしてもまずは5勝しなくてはいけない。あきらめるな)
それは10月に行われる3人1組のチーム戦、CL前に言われた『5勝してバクフーンのプロモが取れたら大将』という条件。
1人はシティ全勝優勝者、もう1人はB03の自主大会を制した猛者、その2人と手を組みかつ、その2人を差し置いて大将となるには相応の結果が必要。
だからこそ誰が相手でも勝たなくてはいけなかった。
2戦目はドガスダイナ、あなぬけやボスを増やしたことでドガスの特性で止まることなくサイドを取り、ドラピオンVについてもメロエッタをおとりに攻め、終盤は手札のボスをマリィで流されるも引いた4枚にもう1枚のボスがありフィニッシュ。
勝てたのはもちろんだが相手の方が気さくでTwitterも交換、さらには対戦してない隣の卓の人も交え大盛り上がりで嬉しかった。
大型大会は毎回楽しいけど、これは過去1かもしれない。
そして3戦目、レジギガス・・・ついに来た対面。
自分の構築はレジギガスを重く見ている、それはJCSの7戦目で何もできず負けたからだ・・・。
(あの時とは違う、今度こそ負けない!!)
この構築が果たして有効か分かる運命の1戦。
特定のポケモンをロストシティに送りつつサイドを取るも、相手は負けずとレジギガスを育てる・・・そのレジギガスを倒し、手の内尽きた相手は投了。
ここで昼休憩、2‐1の中とりあえず知り合いを探した。
『みんなどこぉー・・・??』
(*本当に独り言言いながら探しました。)
1人だと精神崩壊しかねないので半ば迷子になりつつ散策。
『あ、タクミさん』
孤独という暗闇の中、声をかけてくれたのは福井のプレイヤー、スイレンさん(初邂逅JCS)とhowaseさん(今大会初邂逅)。
今年になってから思ったけど、個人戦とはいえ大型大会って知り合いがいるかどうかが大事だって学んだ。
絆を力とする自分は逆に絆がなければ只の凡人、2人とも知り合って間もない?・・・絆に時間は関係ないから。
休憩時間の孤独を回避し、4戦目アルギラ。
先2からメロディアスエコー280を連発し勝利。(ドラピオンVなし)
5戦目はパルキア、後攻を取られた時点で不利。
相手が先2でどんどんよぶを宣言、生き残ったメロエッタでベンチのパルキアVを倒しサイド3、ここで雪道ツツジを打たれる。
俺は決して強くない・・・でも戦いの経験を鮮明に記憶し活かす力はある。
思い出す新潟の数多のパルキア使いとの闘い。
俺にできる事・・・それはただ引くのみ。
ボスを引きベンチのパルキアVを倒しサイド5へ。
しかし相手もサイド4まで到達、しかもうらこうさくでボスを握り次のターンに負けとなる。
勝つにはバトル場のパルキアVstarを倒すかベンチのヒエクを呼ぶか。
俺には信念とする言葉がある。
【切り札は可能性や圧縮率で引くんじゃない。勝利を望む強い意志で引く。】
トップでスタジアムを引き雪道を溶かす。
そして発動する己自身の特性-絆システム(背負った想い、絆の数だけ切り札への到達率を高める)と共にフュージョンシステムを宣言。
引いたカードはあなぬけのひも。
相手のベンチは全てHP160以下、高らかに宣言。
『クロスフュージョン・・・テクノバスター!!!!!』
こうして目指すべき5勝まで王手をかけた。
6戦目LTB、ロストシティを張りつつ、サイコジャンプを絡めるも終盤5‐3の時点でカイオーガを出され、前のターンに出したミュウVとメロエッタを同時にに倒され負け。
俺のミスだああああぁぁぁぁっっ!!!!!
カイオーガへの情報収集が足りなかった俺が悪い。
でも学んだよ、その強さ。
必ず糧とすると誓い次なる戦いへ。
7戦目レジギガス。
定番のロストシティを張りつつ先2からレジギガスに狙いを定める。
相手も技が打てないターンがありサイド有利に。
終盤はVmaxで交互に攻撃し残り4分で勝利。
こうして当初の目的である5勝を達成。
しかし2敗している事からもう1回も負けは許されない。
8戦目、ここを勝てばCL初の完走となる。
相手はミュウ、ここにきてのミラーである。
先攻の相手はバケッチャスタートするもベンチにミュウとゲノセクトを展開。
メロエッタを出さなかったことから恐らく最近流行りのダブルターボのみのミュウと判断。
あなぬけのひも&メロディアスエコーで後1からサイド2枚とり逆転勝利。
カードを貸してくれたS郎さんありがとう。
このカードが輝いているのはミラー仕様だからじゃない、君との絆があるからなんだね。
大型大会最高成績5‐3を超え挑んだ最終戦、現在6‐2。
ここを超えればなんとday2 進出。
まさかここまで来れるとは思っていなかった。
1番落とせない勝負、休憩中再び訪れる緊張感、しかしやっぱり俺は1人じゃない。
スイレンさん『お互い6‐2ですよ。どっちかがday2まで50%で行けますし、25%で2人とも行けますよ!まるでシマボシですね』
どうして・・・強い人はみんな他人を思いやる心まで持っているの?
たった一言、でもそれで俺の心は救われた。
25%?やってやるよ、シティの決勝でウッウロボ4回表だった時よりも要求値は低い。
それに戦うことしかできない俺に出来る事は勝つことのみ。
波打ち際のトドさん『自分も6‐2です!お互い最終戦も頑張りましょう!!』
朝言葉を交わしたトドさんもここまで生き残っていた。
あの・・・初CLでここまで来てるの強すぎません?
自分初めてのCLは新潟で2‐3だったんですが・・・。
知人のレベルの高さに感嘆しきりとなりながら挑む予選最終戦。
相手はミュウ。
運よく先攻をとりエコーケアまで行い、終了。
相手のサポートはマリィ、流行りのダブルターボ軸であった。
先攻の2‐2‐2プランを取り勝利。
色々負けたくない対面はあるが、ミュウ使いとしてやはりミラーこそ1番負けたくはなかった。
試合終了後は相手の方とデッキの中身を見せながら談笑、隣の卓にもミュウ使いがおりみんなで大盛り上がりだった。
今回のCLで朝から思っていたこと・・・楽しすぎ、というかみんないい人!!
まるで自主大会のようなワイワイとした感じ、最高だった。
公式戦かつ大型大会という事である程度ぴりついた空気を覚悟していたが、今日の対戦相手は全員気さくに話してくれ、対戦も楽しくできた。
甘い考えかもしれないが、やっぱり自分はどんな時でも楽しく試合したいという想いがあるので勝てた以上に全試合楽しめたのが嬉しかった。
もちろん色んな人のミュウに対する考えも聞き、参考になった。
day1最終順位は7‐2の105位、なんとか背水の陣の中day2進出を決めれた。

9day3~241人の勇者~

day2進出した時にTwitterで報告したら反響えぐかったです。
リプライであめでとうございますって言ってくれた方々。
桜もちさん、蚕豆さん、はとれもんさん、ナオヤの全力さん、fujiさん、ゲブさん、kiyasuさん、グレーグルーさん、にしさん、えーすさん、波打ち際のトドさん、ホンマさん、kuroさん、べいおたくさん、マリンさん、しょうたーるさん、和さん、すいさん、ツカサさん。
それだけじゃない・・・メッセくれた方々。
だわわさん、S郎さん、まる師匠、ていくん、やまださん、沼クロー君、おざこさん、はるさん、じじさん、tamiさん。
それは綺羅の祝福、1人でポケカを始めた時は星のない空だったのに。
いつしか満天の星空となっていた。
何時からだろうね、こんなに綺麗と思えたのは・・・。
嬉しさのあまり溢れ出た涙は流れ星の様だった。
1つ違うとすれば、願いを託すのではなく、自分の力で願いを叶えるという事。
首から下げたday2パスを眺めながら改めてこれが現実であると実感。
会場は同じであれど、充満するオーラが前日とは桁違いだった。
マスターリーグは3200人から241人に減ったはず、なのに感じるオーラは昨日以上に高密度。
全員が7勝以上の掴み取った選りすぐりの猛者ばかり。
行われる5戦、それはきっと全敗してもおかしくないレベルの高さ。
(でも・・・勝ちたい。やっぱり俺に出来る事はそれだけだから。)
皆がやる気に満ち溢れ、入り口前には既に行列が出来ていた。
並ぼうとした矢先に声がかけられた。
それはシオンさんだった。
知り合いを見つけられ安堵しながら受付まで進んだ。やっぱり絆は安堵をもたらしてくれる。
その大切さを実感しながら検温を突破し自分の卓へ。
絆の連鎖はまだ続く、隣の席には新潟のプレイヤーtamiさんがいた。
2日目であろうと仲間がいる、何を恐れる必要があるのか、1戦でも多く勝つ。
落ち着きを取り戻しいざ1戦目、ハピミル。
先攻でVIPパス+ゲノセクトV2枚を展開し引きまくる。
クラハン2回表でエネを破られるもダブルターボで攻撃態勢に移った。
タフネスマントもロストスイーパーでロストしハピナス1体目を撃破。
その後ミルタンク2体もダイミラクルで倒し続け、最後はエネが大量につかない状態のハピナスを倒し勝利。
序盤に雪道を張られなかったのと相手が博士ですごいきずぐすりを3枚トラッシュしたのがデカかったかもしれない…。
✳︎はかいのさけびイベルタル入ってませんでした。
(この対面を制したのは大きい、今日の俺は持っている…まだ運は尽きていないのか?いや、今年は奇跡続きだった…それも違うか…ポケカを始めての4年間ずっと奇跡が常に起きていたんだ。だってみんなに出会えたから。)
アストラル体となって自分の心に現れたみんなを想いながら2戦目アルジュラ。
先攻を取られるもミュウの強みである後1メロディアスエコーまで到達。
炸裂するメロディアスエコー270、それはこの戦いの終焉を決めるレクイエムだった。
(みんな、この一撃の放つ光届いたかな?俺はまだ…戦ってるよ!!)
アルセウスVを倒し相手はジュラルドンのみに。
出された2体目のアルセウスを倒すも相手のジュラルドンVmaxが攻撃準備態勢に。
キョダイフンサイでダメージを受けるミュウ。
コクッ---。
傷つきながら自分も信じてくれている。
(俺だって諦めてはいない。切り札たるあのカードさえ引ければ!!)
絆システムで補正のかかったフュージョンシステムで引いたのは【やまびこホーン】。
そしてボスで呼び出し勝利。
3日前に見えた幻想、それはきっとやまびこホーンを入れなかったもう1つの世界だったのかもしれない。
(day1に入れ、かつ構築を変えなかった選択をした自分は間違っていなかった…。こんなに60枚全てを使えた大会があっただろうか?)
✳︎普通にありました。
しかし禍福は糾える縄の如し。
3戦目パルキアキュレム、先攻でVIPパスを使うもそれだけだった...。
残りはサポートやらやまびこホーンやらタブレット、手札を減らせず次のターンも何もできず、どんどんポケモンを倒され敗北。
その間5分。こうして通算3敗をしてしまいトーナメントへの希望は潰えてしまった。
そして意識は深淵へと堕天・・・しなかった。
(そうだ、まだ終わっていない。あと残り2試合に勝てればBEST64に入れるし、オポ次第ではBEST32の可能性もある。俺はもう・・・諦めることをやめたんだ、仲間と誓ったから)
それは9月初めの60人規模の自主大会。
予選で0‐2するもそこから3連勝しオポの高さでギリギリ予選通過、そしてトーナメントで5戦勝ち抜き優勝。
(あの時諦めないことの大切さを学んだ。カードを信じない使い手にデッキは答えてくれないって・・・だから是が非でも勝つ!!)
4戦目ギラティナ、今大会初の対面である。
後一サイコジャンプでキュワワーを倒し、相手は次のターンアビスシークを宣言。
メロディアスエコーを放ち、返しのターンでフュージョンエネルギー2枚ついたゲノセクトが倒されるも、ロストスイパーとタブレット2枚でVstarを一撃で倒し、アタッカーのいなくなった相手はパスし勝利。
これでday2は3‐1、泣いても笑っても次が最後である。
5戦目、水アルセウス。
先攻を取られ向こうはアルセウスV、こちらはゲノセクトスタート。
メッソンとアルセウスV展開、手張りして終了。
こちらはトップでVIPパスを引き、手札にあるもう1枚のVIPパスも使用し展開。
さらにフュージョンエネルギーもメロエッタに手張り、カミツレと入れ替えを引ければサイドレースで有利となる。
そしてフュージョンシステムでドロー、引いたのはフュージョンエネルギー2枚。
(やっちまったああああああああああぁぁっ!!!)
涙をこらえながらターン終了。
相手のターンでVstarに進化しバトル場のゲノセクトがトリニティノヴァで180ダメージ、返しのターンで崩れたスタジアムでダメージを受けたゲノセクトをトラッシュしつつミュウに進化しテクノバスターで攻撃。
ここで飛ぶ雪道マリィ。引いたカードにはスタジアムもスイーパーもなし。
しかしウッウロボがあったのだ。
全てをこの1枚のカードに、コインに託した・・・。
ピィィィンッーーー。
弾かれたコインは回転しながら落ちていく、まるで流れ星の様に。
出たのは表、願いが、想いが通じたのだった。
山札からスタジアムを手札に加え張り替え、特性で引きつつ攻撃。
1体目のアルセウスVstarを倒し、返しのトリニティノヴァでミュウVmaxがダメージ。
バトル場には耐久360のアルセウスVstarが君臨。(おおきなお守り+かがやくサーナイト+Vガードエネルギー)
しかしこの対面何度も乗り越えてきた。カミツレのきらめき+フュージョンエネルギー手張り+メロエッタにこだわりベルト。
(サーナイトもVガードも効果はVからの攻撃のみ、そして見えた勝利への道・・・メロディアスエコー!!!)
再び炸裂するレクイエム、神すら一撃で滅するラグナロクの光であった。
これでサイド4、返しでVmaxが倒されるも、手札には全てがそろっていた。
やまびこホーンでアルセウスVをベンチへ、そしてボスの指令・・・ベルト付きクロスフュージョン、テクノバスターでチェックメイト。
最終戦にふさわしき対戦だった。(チェレンはサイド落ちしてたとの事)
運命の順位発表・・・38位。
これを見た瞬間喜びよりも悔しさが勝った。
それと同時に人の欲望というものも学んだ。
①CLに出れるだけでも充分
②0‐3はしたくない
③せめて勝ち越したい
④5勝して勝利賞が欲しい
⑤ここまで来たら完走したい
⑥day2行きたい
⑦day2でもせめて勝ち越したい
⑧BEST64入りたい
⑨BEST32入ってJCSの優先権取りたい
⑩決勝トーナメント行きたい
⑪BEST4でWCS権利が欲しい
⑫ここまで優勝したい
今回のCLについてはこんな感じだろうか?
最初は①だったのにどんどん高みを目指したくなる。
(自分は⑨まで到達してしまった。次は⑩以上にたどり着きたい。)
それはきっとイカロス、慢心ゆえに翼を焼かれるのか?
そうかもしれない・・・でも、目指すべき高みがあるからこそ人は強くなれるのだと思う。
こうして、2日間に及ぶCLは終わった。
会場を出ると雨が降っていたが自分には光が見えていた、進むべき道も。
最後はtamiさんと合流し遅めの昼食を取った。

一風堂、新潟にもあるが、今まで食べた中で一番美味しかった。
きっとそれは共に戦った仲間と食べたから。絆の味がしたよ。
ホテルに戻り仮眠、そして横浜最後の夜。
当初は夜景を見ながら飲むか、アクアリウムのあるバーでデッキを眺めながら飲むか迷っていたが、予想以上に疲れていたのであろう。
向かったのはラーメンチェーン店日高屋。

ピリ辛とんこつネギラーメン。
大学が埼玉であり、よく最寄り駅にあった。思い出の味を懐かしみながら味わい、ホテルへ帰還。
冷蔵庫の余った酒を消化しながら思った。
(やる事がねえ・・・)
出来るのはテレビを見るかスマホをいじるかくらいである。
以前なら・・・そう、ちょうど2年前のCL横浜の時なら何もせず部屋から夜景を眺めビール片手にカードに語り掛けていた。
しかしあの時とは違う、絆を知ると、それで強くなれる反面、ふとした時に寂しさを覚えるものなのだ。
そして酔いもいい感じに何人かに着信。
*急に電話した方々、本当にすみませんでした。出てくれた人ありがとう。
特に沼クロー君、少しお礼を言うつもりだったのに気づいたら1時間半たっててごめんなさい。
そして気づけば夢の中へ・・・。

10after -ragnarok

4日目の最終日、午後には新幹線で帰る為、行動はいたってシンプルだ。
チェックアウトを済ませ、向かうのは横浜エアーキャビン。

桜木町駅からアウトレットまでを行き来できるゴンドラである。
*片道1000円、スキーのリフトみたいに来たのに順番に乗り込みます。
そこから見える横浜の景色。
(さらば・・・もっと強くなってまた戻ってくるから)
当日は風が強く乗り物酔いになりながらポケセンへ、諭吉を一瞬でロスト送りに。
(本当は蒙古タンメンも行きたかった・・・。)
大雨にも見舞わられ寄り道を断念、そのまま東京駅へ。
語ることは特にない、そのまま新幹線に乗り、18時過ぎには家に着いた。
それだけだった。
始まるまでは待ち遠しかったCL横浜も、振り返ってみると一瞬の出来事だった。まるで夢を見ていたかのような、刹那の楽園だった。
でも心に残る人の温かさ、漲る絆の力が現実だって教えてくれた。
ありがとう、みんな。
また会おう-----。

see you next battle field.





最後まで見てくれた方、本当にありがとうございました。
中にはきっとday1後の真実を知る人もいることでしょう。
本当は自分もそれをメインに述べたかった。(それを加えたら多分20,000字超えます。)
でも世界がそれを許してくれない。
口にしたら、禁断の果実を手にしたアダムやイヴのように楽園から追放されてしまうから。
でも1つだけ分かったことがある、自分が大事にしている絆はもう新潟の人だけじゃないんだって・・・。
だから自分からも一言、【ありがとうございました。】
また会える日まで、自分も戦い続けますから・・・約束を果たすために。

day2終了後の報告でリプくれた蚕豆さん、桜もちさん、ツカサさん、グレーグルーさん、ぼるさん、はとれもんさん、kuroさん、fujiさん、むむさん、みくりやさん、ユンケルさん、Ikiiさん、レジギガス佐野さん、ピンクさん、S郎さん、えーすさん、ヤーカーさん、べいおたくさん、ホンマさん、マリンさん、わくいさん、あつもりじゅんさん、たらこさん、とけいさん、しょうたーるさん、さけねこさん・・・だいかんしゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!

また今大会、その事前段階でお世話になった方々別途お礼申し上げます。

S郎さん
自主大会時にボスSR3枚、あなぬけのひもミラー2枚貸していただきありがとうございました。
対戦相手の方にデッキ光ってますね!って言われたけど多分それレアリティじゃなくて絆の輝きを感じてもらえたからです。
ちなみに5勝して大将となれたチーム戦の主催者です。
イベント名【長岡場所】、ランダムチーム戦から大型大会まで幅広く毎月開催してるので興味ある方は是非。長岡場所【公式】(@nagaokabasho)さん / Twitter

はとれもんさん
今回使ったミュウのプレイマットを長岡場所の優勝賞品として提供してくれたお方。またの名を神レモン。
提供してくださったときの気持ち、自分は一生忘れません。(その商品を取るべく戦っていた時の自分は修羅。)
本当は一緒にCL行きたかったです・・・最近【対戦したことないのに既にそこには絆があった】という事を気づかせていただきました。
*ちなみにプレイマットで対戦相手何人かに戦う前からデッキバレました笑

おざこさん
新潟のプレイヤーにしてJCS前から現在に至るまで1番の練習相手でありライバル。
始めたのは今年からですが既にジムバトルとか130回くらい出るほどのモチベはガチ勢が引くほどである。
やまびこホーン4投のLTBでバトルコロシアム(予選スイスBO1、トーナメントBO3)という自主大会を優勝。ぶっちゃけどんなデッキ使っても上手です。

沼クロー君
新潟トッププレイヤーの1人。
手を伸ばしても届かない遥か彼方にいる高みの存在・・・だけど今年になってから大会前本当に相談乗ってくれてありがとうございます。
電話についてもいつも数分で済まそうとするのに気づいたら1時間くらいたってます。語ることが多いんだ、これが。
初めて会ったとき、
沼クロー君『今度自分新潟市行くので誰か練習しませんか?』
わい『やりましょう!10時間くらい』
と答え周り含め引いてたのは未だに覚えてます。

スイレンさん
福井トッププレイヤーの1人。とある方曰く『最強の兄弟の兄』との事。
休憩時間中に見つけていただいたときは砂漠でオアシスを発見したような喜びでした。
強さはもちろん、類まれなるコミュ力と気遣いは本当にうれしかったです。
余談ですが、とある方とめちゃくちゃレベルの高い話をしてて、それを聞いてる自分が『あれが目指すべき高み、いつか追いつきたい・・・!!!ゴゴゴゴゴッーーー』と密かにモチベを高めています。
また遠征で会いましょう。僕ももっと強くなるので。
*ちなみに対戦したことありません。

シオンさん
今大会の決勝トーナメント進出者の1人。
元々面識はありましたが、大型大会を通して行動したり、事前に練習したりと交流が多くなった気がします。
愛知の空港で食べたたこ焼き・・・もう半年たつのは感慨深い・・・。
day2の朝、並んでるときに声かけてもらって助かりました。いやまじで・・・雪の日に炭を送ってくれたようなものです。
JCSはお互い5‐3でしたが、そこから大分差がついてしまったので自分も追いつけるよう足掻きます。

tamiさん
新潟のプレイヤー・・・というか久々の再開、今年会ったのは今回初です。
まさかの初戦で!?と思いきや席が隣でした。今回はアルジュラで参戦。
day2終了後絆飯に誘ってもらいおかげで孤独飯せずに済みました。
会場は新潟じゃない・・・でも、新潟の仲間が隣にいる、これがタッグチームだ!!
絆飯大事ですよね、個人的にはガチ練習10回分に匹敵すると思っています。
ちなみに対戦したことありませn・・・。















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