【副業デビューで失敗しない】モテる副業人材が実践している5つの顧客マインドセット
みなさん、こんにちはDXER代表のたくまっくすです。
今回は、会社員時代に僕が副業を通して気付いた、圧倒的な顧客継続率を実現するための顧客マインドセットをご紹介します💻
企業の看板を背負わずに個人の名前で一定額の報酬を顧客からもらう上では、プロフェッショナルなスキルを提供するだけでなく、顧客と向き合うためのマインドセットが非常に大切です。
私自身は実際に近くで教えてくれた人がいたからこそ、このマインドセットを叩き込んでもらえました。
一人で副業を通して企業を支援させて頂いた時にも、様々な人からご紹介を頂けたのかなと思っております。
しかし、充分なスキルセットは持っていたとしても、自らが顧客に愛され続けるサービスになる事は本当に難しいです。
確かに、会社員として給料をもらっていた世界から
✅ 個人の名前で報酬をもらうためにどのように交渉を進めていくのか?
✅ 本業よりも圧倒的に関わる時間が短い中で、どうやってバリューを発揮していくのか?
など、僕も副業を始めたばかり頃は全く分かっておらず、怒られながら体得していったなーと感じます。
とは言え、そんな過ちを一人で犯してしまうと結構メンタルくるよな〜と思っているので、自分が学んだ経験が少しでも今後パラレルキャリアを築こうとしている人たちの役に立てば良いなと思ったので、note化してみました。
【読んで欲しい人物像】
🤦♂️ 副業を実践したいけど何から手を付けたら良いか分からないと悩んでいる人
😭 人生における明確な目標はまだ決まっていないが、漠然と今の状況を何か変えたいとモヤモヤしている人
【このnoteを読んで得られるノウハウ】
📝 副業を通して新たなスキルを獲得する方法
✊ 圧倒的な顧客継続率を作り出すマインド
🏃♂️ 顧客からの信頼を積み上げるための手法
それでは、まずは僕自身が支援させて頂いてきた企業と自分が残せたかなと思っている実績を簡単に紹介します。
【副業の実績】
支援実績:9社(主にスタートアップ企業)
平均顧客継続年数:1年2ヶ月
・非ゲームモバイルアプリのマーケティングアドバイザー
⭐️半年間で月間売上を1500万円から3000万円までグロース、マーケティングコストを維持したまま新規ユーザー獲得数を2.5倍
⭐️LTV(ライフタイムバリュー)運用の導入
⭐️アプリ内収益構造の最適化(アドネットワークの最適化)
・教育系スタートアップのマーケティング組織をゼロから立ち上げ
⭐️Google Analyticsを活用したマーケティングKPIの分析基盤構築
⭐️マーケティング戦略の構築
⭐️インハウスWeb広告運用組織の立ち上げ
・ハードテック系のIoT×SaaS企業のデジタルマーケティング体制構築
⭐半年間でオウンドメディア立ち上げ|インハウスで月間10本の制作記事を作れる体制に
⭐ウェビナーやホワイトペーパーを用いてデジタルチャンネルからの定常的なインバウンドリード獲得体制の構築
⭐HubSpotを活用したマーケティング/セールス/CSを一気通貫してデータ管理をする基盤構築
・ベンチャーキャピタルでのデジタルマーケティング支援と業務効率化支援
⭐iPaaSを用いた業務効率化フローの構築と手法のインハウス化
⭐Asanaを活用したプロジェクト管理方法と業務テンプレート化支援
⭐HubSpot CRM活用したデータベース構築支援
・飲食系BtoBスタートアップ企業の外部CMO
⭐️マーケティング未経験担当者(元セールス)へのSEO/Web広告運用のノウハウをレクチャーし完全自走を実現
⭐️経営戦略に基づくマーケティング戦略の立案と施策への落とし込み
⭐️グロースハックチームの立ち上げ(マーケ⇄サクセスの連携)
という感じで、初めて書き出してみましたが、本当に沢山の事を経験させてもらったなと改めて思います。
実は本業でやった事があった経験というのは少なくて、基礎的な知識を応用して、新しい仕事に挑戦させてもらったものばかりでした。
顧客からの信頼を得て、どんどん新しい仕事を任せてもらい、別の人でも業務が回るよう、常に考えながら仕組み化をする。
この考え方が、副業を学びの機会として捉えながら実践する上では最も大切だと思います。
それでは、前置きが少し長くなってしまいましたが
・5つの顧客マインドセット + 必要だと思うスキル
をご紹介していきます!
【僕の経験から伝えたい】モテる副業人材になるために必要な5つの顧客マインドセット👊
1. 👀顧客の目標に向き合い続けよ(課題設定力)
まずは必ず顧客の目標に耳を傾けるようにしましょう。
例えば、週1回の定例ミーティングを実施しているのであれば、最初の5分くらいの時間を使って
「そう言えば、今後6ヶ月くらいの優先度と会社としての目標に何か変更はありませんでしたか?」
などと積極に聞いてみると、企業が優先して解決すべき課題を捉えやすくなります。
優先順位は常に流動的に変化するので、四半期毎だったり月次の目標を定期的にヒアリングするのは非常に重要です。
もし、この優先順位が変わっていた場合には、自分が提供できるものも流動的に変えていきましょう。
僕も当初はマーケティングアドバイザーとしての依頼をされてましたが、顧客の優先順位が採用に変われば、採用マーケティングの支援に切り替えをしたりもします。
人は目の前の仕事に追われて未来を考える事が疎かになりがちです。
ましてやスタートアップの社長など、やらなくてはいけない仕事が膨大に存在します。(自分もスタートアップをやってみて、多少ビックリした😇w)
ヒアリングという行為は顧客に対して、何のアウトプットを生み出しません。
貴重な時間をむしろ奪っている訳なので、こちら側が積極的に質問をして相手に思考してもらう時間を作り出さなくては、コンサルティングの価値は感じてもらえないでしょう。
打ち合わせ後に、生き生きした表情がみれたり、アクションプランとタイムラインが明確になっていれば『今日は合格ライン』と自分に言い聞かせるように僕はしていました。
下図は、miroを使ったマイルストーンのサンプル(*自社データ)です。
コンサルティング中にマイルストーンを一緒に考えて、データとして担当者に渡してあげると担当者が整理をして社内展開する必要がなくなるため、喜ばれるアクションの1つだと思います。
2. 🚴♂️信頼を絶対に失うな(コミットメント力)
これは当たり前の事でありますが、個人で仕事をする際には、最も気をつけなくてはいけない事と思わなくてはいけません。
その上で、肝に銘じるべきは、”自分が交わした約束を絶対に守る” です。
まずは、”時間を守る”。
「打ち合わせの時間」や「納期」ですね。これは無理に守るのではなく、予め守れる範囲で約束をした上で、約束よりも早い、というのがベストだと思います。
守れない時には、事前に細かなコミュニケーションを大切にしましょう。
この世で最も大切で平等に全員に与えらた資産「時間」に対して、敏感になりすぎるくらいで良いかもしれません。
次に、”何気なく交わした口約束を守る” 。
副業を実践していると細かな依頼をもらえたりします。
例えば、「こんな人を紹介していただけませんか?」とか「このイベントに参加してもらえませんか?」とか、大なり小なり様々です。
何気なく、わかりましたー!やっておきますねー!と口約束をしていたけども、忘れていた!なんて事は結構あります。
そのため、小さな約束事でも、僕はTo Doリストに絶対に入れるようにしています。
もし自分では力になれなさそうであれば、トライしてみた上で、ごめんなさいと謝る一報を入れます。
小さな約束の積み重ねが、無名な個人を信頼してくれて大切な仕事を任せてくれる、という事に繋がるんじゃないかなと信じています。
ちなみに、To DoリストはAsanaで個人ボードを作成して組織全体に見えるように管理をしています。
まだまだ使い方を習得していないので、試行錯誤してみて、またnoteやYoutubeなどで情報発信します。
3. 😭満足ではなく感動を与えよ(ディズニーランド力)
相手に依頼された仕事を期待値どおりにアウトプットするのは、当たり前だという前提に立ちましょう。
ここで、顧客価値とは何か?を概念的に理解しておきましょう。
カール・アルブレヒトによれば、顧客価値は4段階に分けれます。
この考え方に基づくと
依頼された仕事を期待値どおりにアウトプットする = 期待価値(顧客が当然のように期待する価値。提供されなければクレームにはならないが、リピートにはつながらない。)
となります。
サービス提供している顧客に、口コミしてもらったり、継続してお願いしたいと思ってもらうためには、最上位の価値である"予想外価値"を継続的に提供する必要性があります。
予想外価値を提供し続けるためには、相当な時間と忍耐が必要となりますが、名も無い自分を売っていくためには、必須の心得だと、僕は思っています。
相手の期待を良い意味で裏切るためには、何を提供すれば良いのか?
意識だけでも行動が変わるはずなので、副業を始めたばかりの人は、是非とも意識して頂けると嬉しいです。
4. 😍常に顧客の事を考えて生活せよ(西野 カナ精神)
まず始めに、西野カナファンの皆さま、ごめんなさい。
相手の事を常に思っている = 西野カナの歌詞 とイメージできたので命名してみましたが、間違っている場合は、謹んでお叱りのお言葉を受ける覚悟です。
伝えたかったのは、プライベートの時間も顧客の事を考えられているか?という点です。
日常生活の中にも、顧客に役立ちそうな情報は溢れかえっています。
例えば、顧客が飲食店関連のビジネスを実施しているのであれば、食事をするレストランでの体験や気づきは、顧客にとって貴重なインサイトになるかもしれません。
あなたの好きな人が美味しいパスタ屋さんが大好きだ、と思っているのであれば、知人から美味しいパスタのお店を教えてもらった時に、喜んで好きな人に伝えると思います。
つまり、いつもその人の事を考えていて頭がいっぱいという事です
もちろん全て顧客の事で私生活を埋め尽くせ、とまでは言わないのですが 、少なくとも、報酬だったり、単純にビジネスとしてだけの関係と思っていないのであれば、気になる人に有益な情報を教えたいから自分でも収集するのは当たり前の行動ではないでしょうか?
聞いた時に返事をしてくれるだけの人では、相手は自分のことを好いてくれているとは思えないでしょ?
副業と言えども、人間関係が大切です。
5. 🚀自ら仕事を作り出し推進せよ(自律駆動力)
本業も忙しい中で、副業を実施すると、ついつい与えられた指示に従って業務をこなすだけになってしまいガチです。
しかし企業(特にスタートアップ)にとって重宝される人材は、自ら情報を収集して、自発的にガンガン動いていける人材です。
自発的に動けない原因は、主に2つ考えられます。
①インプットしている情報が不足している
②自ら設定している報酬体系の幅の中でしか仕事をしないという制限を自分で設けている
①の場合は、構造上の問題なので、クライアントに対して積極的にコミュニケーションを取ったり、アウトプットを出すために必要な情報の置き場所を教えてもらったりする事で解決に至れます。
一方、②の場合は思想や考え方の問題です。
自身が副業キャリアを形成する上で、まだまだ駆け出しの段階な時は、一時的に報酬の限界を超えてみる必要があると私は考えています。
まだ自分が副業を始めたばかりの頃、僕は本業で全力を出しながら副業でパフォーマンスを出す事が中々できませんでした。
仕事を教えてもらっていた恩人には怒られっぱなしで、当時は悔しさと惨めさに打ちのめされそうになっていた事を鮮明に覚えています。
ある日、クライアントにまで激怒されて、悔しさのあまり泣いているところ、その人はこう声をかけてくれました。
「仕事の目的がお金になってないか?目的をお金にすると、その限界までしか頑張れないし、成長もないぞ。」
まるで、全身が雷に打たれたような感覚でした。
確かに当時は、副業が収入を作り出すための手段になってしまっていました。
その日から私は、報酬に一切目もくれず、副業を通して得られる知識や経験がすべて自分が成長するための投資になる、というマインドに切り替えました。
本業を深夜0時に終えて、副業を早朝5時まで続ける、という生活を2~3ヶ月ほど続けた結果、クライアントの売上は驚くべきほど伸びました。
この本業と副業の両方において同質のパフォーマンスを出すという経験を通して、経験が資産に変わり少ない時間で一定のパフォーマンスを出せるようになりました。
どんな組織でも、当事者意識を持ちながら自発的に動けなれければチャンスは与えられません。
副業においても、学びの機会と捉えて自分の時間を投資するというマインドで望めると良いのではないでしょうか?
最後に:絶対に思考を止めてはいけない
本業だろうが、副業だろうが、価値提供をしなければ報酬をもらえないのは資本主義においては当たり前です。
1. 会社の利益構造はどうなっているのか?
2.会社が払っているコストに見合うリターンを自分は返せているのか?
自分が得ている報酬は、会社にとってはコストです。
論理的に説明ができるのであれば給料も絶対に上がるはずです。
【鬼滅の刃】冨岡義勇が「生殺与奪の件を他人に握らせるな!」と言っているように、評価を他人にだけ任せるというのは、資本主義を理解し思考するという運命から逃げているだけです。
ぜひ、個人事業主だけではなく、副業においても個人で会社を作ってみた上で、本業を実践しながら会社を数年経営してみるだけでも、会社というルールが見えるので、とても参考になると思います。
そして、大勢の人数を抱える会社の偉大さも感じられるでしょう 。
雇用主と雇用者の両側面から物事を考えられるようになる人が増えれば、日本社会の成長へも繋がるのではないかなと思います。
DXER株式会社では、そんな人たちを全力でサポートしていける事業を創っていこうと考えています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?