わんこ蕎麦で萎えた|岩手県
岩手県といえばやっぱり盛岡の「わんこ蕎麦」や「冷麺」、「じゃじゃ麺」が有名ですよね。
大食い番組でよく放送されていた「わんこ蕎麦」ですが、実際に食べてみるとかなり美味しく、正直感動すら覚えました。
お店は盛岡駅近くにある「東家(あずまや)」という名前の、わんこ蕎麦専門店。
店内は和風の作りになっており、座敷でお蕎麦が提供されています。
これまでに様々なフードファイターが挑戦したらしく、これまでの最高記録はなんと女性で520杯!
男性だと500杯ちょうどらしいです。
また、気になったのでお店で働いている女の子にも、尋ねてみたら100杯とか200杯とか食べてて、普通に驚きました。
男性だと平均的には50〜60杯を食べて帰られるそうです。
席に着くとまず初めに、薬味と小鉢が提供されます。
そばを食べていると味に飽きてくるため、薬味やそのほかのおかずをつまみながら食べるのが定石だそうです。
しかしながら、ガチで記録を狙っている方は、一口も薬味や小鉢には触れずに終了されるそうです。
正直、内心では(出す意味あるの?)と思いました。
心の準備もしっかりと整えたあとは、服がお蕎麦のつゆで汚れないように、前かけを渡されます。
しっかりとつけておかないと、普通につゆで汚れてしまうので、正しく着用しましょう。
こんな感じですね。
前かけをしっかりとつけた後は、わんこ蕎麦スタートです!
女性スタッフが15杯ずつ提供してくれます。大体、15杯でザル1杯分です。
1杯には一口程度のお蕎麦しか入っておらず、つゆも若干かかっているため、つゆを飲みたくない人は、専用の桶に捨てられるようになっています。
最初の30杯くらいまでは、とても美味しく感じられましたが、徐々に回数を重ねるごとに箸が重くなります。
正直、40杯を超えたあたりから、(食べ過ぎのため)蕎麦が美味しくなくなる...。
なんだかんだ、60杯まで食べてストップ!
これ以上食べたら、午後はホテルで寝込んで終わりになりそうだったので、無理せずにやめることにしました。
ちなみに、100杯食べるとお店から景品(板のお札)が貰えます。
盛岡冷麺(ぴょんぴょん舎)
盛岡では「わんこ蕎麦」だけではなく、「冷麺」も人気です。
盛岡冷麺と呼ばれており、麺が他の地方で食べるものと全く異なります。
特徴的にはまるっとした太麺であり、とてもコシがあって食べ応えがあります。
個人的には今まで食べたどの冷麺よりも、美味しかったです!
また、盛岡冷麺が食べれる「ぴょんぴょん舎」では、岩手県産の岩手牛も頂くことができます。
お値段は少し高めですが、とろけるような食感で、こちらもかなりおすすめ!
盛岡じゃじゃ麺(白龍「パイロン」)
盛岡名物といえば「じゃじゃ麺」も忘れてはいけません。
じゃじゃ麺は元は中国から伝わった食べ物であり、盛岡では独特な食べ方をします。
席に着くと量の注文を聞かれ、「小・中・大」から選べるようになっています。
中を注文すると数分後に、うどんの上に味噌ときゅうりが添えられたじゃじゃ麺が提供され、よくかき混ぜて食べます。
ある程度食べ終わると、テーブルに備え付けてある「生卵」を入れ、しっかりと混ぜましょう。
生卵がテーブルに備え付けてある、というだけでも変な光景です。
食べ残したじゃじゃ麺に卵を入れてしっかりとかき混ぜたあとは、スタッフにそのまま渡します。
すると、お湯を入れて返してくれます。
普通のじゃじゃ麺を楽しんだあとは、スープで締めるのが「盛岡じゃじゃ麺」の食べ方みたいです。
(個人的には、肉味噌だったらもっと良かったけど。)
まとめ
盛岡3大麺を全て食した感想ですが、個人的には盛岡冷麺が一番好きですね。
わんこ蕎麦も勿論美味しかったですが、記録を競って食べるものではありません。
また、盛岡じゃじゃ麺は食べ方が独特すぎて、人によっては苦手だという方もいるかもしれません。
とはいえ、岩手県は盛岡市を訪れた際には、是非とも「盛岡3大麺」は制覇して欲しいです。