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「ぼくのYouTube宣伝してください!」→アホ

みなさん、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

「ヒカキンが宣伝してくれたら、おれの動画もすぐ伸びるのになぁ」
「有名な人とコラボしてチャンネル一気に伸ばしたいなぁ」

これは大きな間違いです。

宣伝してもらった動画だけ、コラボしたその瞬間だけ一時的に再生数が爆伸びしますが、次の動画から全く動画が伸びないどころかチャンネルが壊れてしまってチャンネルを修復するのが難しくなってしまいます。

例えばチャンネル登録者1,000人で、再生数が300回ほどのYouTuberAさん。

チャンネル登録者30万人で再生数が5万のたくまんにとある動画を宣伝してもらったとします。

ここでたくまんから1万人がAさんの動画に流れると、いつもの再生数300回にたくまんからの流入の1万回が加わって宣伝してもらった動画の再生数は10,300回。
さらにたくまんからのお願いでその中の10%がチャンネル登録すると、チャンネル登録者数は一気に1,000人爆増。

チャンネル登録者数は1,000人から2,000人、再生数も一時的に爆伸びします。

しかし、Aさんのチャンネルにたくまんファンが50%存在してしまい、次回Aさんが投稿する動画はいつもの登録者300人だけではなくたくまんから流入してきたたくまんファンにも動画がインプレッション(YouTubeがオススメ)されてしまいます。

するとどうなるか、次にAさんが投稿した動画がたくまんファンに多少インプレッションされますがたくまんファンはAさんの動画に興味ないので動画をクリックしません。

もし前回のよしみでクリックしてもらったとしても、動画の内容がしょぼかったら数秒から数十秒しか再生されず動画の再生維持率(再生時間)が大幅に減少してしまってYouTubeから悪い動画・悪いチャンネルと判断されてしまい次の動画のインプレッション数も低下し負のスパイラルに陥ってしまいます。

YouTubeの再生数が伸びる仕組みについてはこちらの無料部分で詳しく解説していますのでよかったら見てみてください。↓
https://note.com/takumanpro/n/n36b6c9d65f39

ただし、大手に宣伝してもらっても充分にプラスになる場合があります。
その条件は2つ。

①同じジャンル、同じ視聴者層のチャンネル運用を行っていること。

宣伝してもらうYouTuberのチャンネルが自分のチャンネルのジャンルと同一、なお且つ、視聴者層が同じならば宣伝してもらう価値は非常に高くなります。

ここで注意しなければいけないのが、ジャンルが同一でも視聴者層が違うことは多々あるということ。

例えば可愛い女の子が運用している化粧品紹介のコスメ系チャンネル。
純粋に化粧品の紹介を見たい視聴者のほとんどが女性のチャンネルもあれば、可愛い女の子目当てで視聴者のほとんどが男性の場合があります。

フォートナイトというゲームでも、同じゲームなのに関わらず競技勢と考察勢は完全に別のYouTuberの動画を見ています。(どちらも見る勢も少しはいます)

逆にゲームは違っても、同じ任天堂Switchでプレイできるフォートナイトとマインクラフトなんかは似たような層が動画を視聴しています。

②YouTuberとしての実力をつけていること

同じジャンル、同じ視聴者層に宣伝してもらったとしても自分の動画のサムネイルや演者としての力、動画編集が上手くないと全く意味がありません。

せっかく同じジャンルの同じ視聴者層に動画がインプレッションされてもサムネイルが悪いとクリックしてもらえないし、内容が悪かったり編集が悪いと視聴者維持率(動画再生時間)が極端に少なくなってしまいます。

宣伝してもらうにしても宣伝してもらわないにしろ、結局自分がYouTuberとしての力(企画力、演者力、サムネ、動画編集など)をつけていない状態で宣伝してもらっても意味がないどころかデメリットしかないし、YouTuberとしての力がついているのなら大手に宣伝してもらわなくても徐々にチャンネルは伸びていくはずです。

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