見出し画像

先物取引とは?

先物取引とは、将来の売買を、現時点で取り決めた価格で行うことを約束する取引です。


先物取引の特徴は、必要な額の証拠金を入れれば、
その証拠金の数倍の金額の注文を出せるという点です。
そのため、少額な資金で、大きな取引をすることができます。

なお先物取引は、反対売買を行った時や満期日までは原則、
金銭の受け渡しは行われません。


先物取引の特徴・注意点①
決済は原則差金決済


先物取引は、通常、反対売買をすることで決済を行います。
これを差金決済と呼びます。

つまり売買の金額の差額だけを受け渡しします。

信用取引では、現物株式を受け取る現引きという決済方法もありますし、
商品先物でも現物を渡して決済する方法がありますが、
株価指数の場合には決済方法は差金決済のみとなります。


先物取引の特徴・注意点②
証拠金取引制度を採用


先物取引は、反対売買を行わない限り最終決済日まで
資金の受け渡しは行われません。

予め決められた証拠金を預け入れ、毎日再評価をして、
取引を担保しています。

証拠金取引制度では、少額で証拠金を用意すれば、
証拠金の何倍もの取引ができるので、利益も大きくなりますが、
損失も大きくなる点に注意が必要です。


先物取引の特徴・注意点③
限月が設定される


先物取引は、限月と呼ばれる満期が設定されています。
限月の設定は先物ごとに異なっていますので、事前に確認が必要です。

株価指数先物の場合には、主に3月、6月、9月、12月の限月が
設定されます。

長期の限月もありますが、活発に売買されるのは直近の2~3限月だけで、
無期限に保有することはできません。

先物取引の特徴・注意点④
夜間取引もある


株の取引は、通常午前9時から午後3時までです。
働いている人には取引が行いにくいですが、
株価指数先物では、午前8時45分から午後3時15分までの日中立合に加え、夜間取引ができます。
夜間取引は、午後6:30~翌日の午前6:00までですので、
家に帰ってからでも注文をゆっくりと出すことができます。


先物取引の特徴・注意点⑤
手数料以外の費用がかからない


先物取引を行う場合、必要な金額の証拠金を入れておけば、
あとは売買時に証券会社に支払う手数料以外は費用がかかりません。

株の信用取引では、残高があるときは、金利を支払ったり、
管理費などの費用がかかったりしますが、
先物取引の場合には、建玉があっても、
金利などの費用を支払う必要はありません。


先物取引の特徴・注意点⑥
売りから入ることもできる


株式の場合には、現物なら買いからしか入れませんし、
信用取引を使えば、売りから入ることができますが、
コストがかかったり、信用売りができない銘柄があったりと
制約が多くあります。

先物取引は、現物を調達するが必要ないため、売りでも、買いでも、
どちらからでも自由に取引を開始することができます。


先物取引の特徴・注意点⑦
追加の証拠金が必要となる場合がある


先物取引で建玉を保持している場合には、
毎営業日に損益を時価で計算して再評価します。

預け入れた証拠金の額から先物の計算上の損失額を引いたものが
マイナスになった場合には、追加で証拠金を入れる必要があります。

追加の証拠金は、不足となった翌営業日に
差し入れる必要がありますので、注意しましょう。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?