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[横浜]明治時代に建てられた開通合名会社の煉瓦遺構

先月半ば、春節の雰囲気を味わいに中華街へ行ってきました。

その帰り道、開港記念会館に向かって本町通りを歩いていると、交差点の向こう側に古い煉瓦の壁を発見。近づいてみると、L字型の壁2面だけが残り、鉄骨で補強工事が施されていました。

説明によると、明治時代に建てられた開通合名会社の社屋の一部だそうです。関東大震災(大正12年)に建物のほとんどが崩壊したものの、復興した建物の内部にのこされていたとのこと。

開通合名会社とは旧居留地の日本人街で通関業務に携わっていた会社だそうです。横浜市開港記念会館と横浜税関の中間あたりに位置し、当時の賑わいを偲ばせてくれます。

建物の一部でも保存されたことにより、こうして歴史を知ることができました。この辺りには歴史的な建築物がたくさんあるので、また時間を作って訪ねたいと思います。

参考記事:
明治のれんが壁が新名所に 横浜、関東大震災の痕跡残す(日本経済新聞)

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