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染織工藝『こと屋』 / Profile

事業者概要

2023年6月より活動開始。
「藍と絹」を活動の礎とする。

屋号:染織工藝 こと屋 
事業主:二上 拓真(ふたかみ たくま)
業務内容:
手仕事による染織工芸品の製造
伝統工芸・染織に関する講座、研修講師
担い手が減少する養蚕業務のサポート等

事業主略歴:
1992年生まれ。宮崎に生まれ高校卒業と同時に東京へ。
東京農工大学農学部に進学し、農村計画学を専攻。
卒業研究は島根県美郷町にて「農山村地域の内発的発展と『場』のマネジメントに関する研究」を実施。
大学を卒業後、宮崎県にある染織工房で働き始める。着物や帯などの和装品の製造業務はもちろん、藍染めや養蚕などの業務に9年ほど従事。現在も個人の活動と並行して従事している。


目的

活動:「藍と絹」
藍染めと絹。可能性と課題解決に没頭したい。

思想:「境界 -Boundary- 」
置かれていると通ってはいけない関守石。
1枚では避け、複数に割れているとくぐる暖簾。
枕から本題のときに羽織を脱ぐ落語。
前に出すことで役割を持つ扇子。
曖昧で、存在が無いようでも明確に存在しているこの感覚が心地よい。

意志:
大事なものを、大事にしていく
研究と現場をつないでいく

技術

実務スキル:
・養蚕(蚕を育てること)
蚕の孵化から繭になるまでの飼育
その前後の工程(桑園管理〜糸作り〜それ以降)やそれぞれの課題についても基本的な理解と経験がある

・染色(ものを天然の染料で染めること)
古法の藍染め、草木染め
糸や布、木や骨など天然の素材は基本的に染めることが可能
既製品の染めはもちろん、オーダーでの製作も可能
暖簾やエプロン、Tシャツなど、応相談

・製織(手織り)
機織りによるものづくり
こちらは自分の作品づくりが中心

・教育(ワークショップ、出張講義)
養蚕から絹糸づくり、そして染めや織物づくりまでの工程を一貫して学んできた経験を共有し、伝えていくこと
過去に小学校、高校、専門学校の講座で講師を務めた経験あり。

 その他、応相談。
※現在は作業環境の都合上、藍染めなどの体験の受け入れは不可。出張で一緒に草木染めを実施することは可能

実績

2023年
① 暖簾生地の染色
ホテルの大浴場や、ギャラリーにて使用する暖簾生地を製作

② 衣類の染色
セレクトショップが展開するオーガニック衣料の藍染めや、個人からの依頼を受けてTシャツの染色を実施

③ 一点ものの染織品の製作
自主制作で八寸帯の製織や暖簾の藍染めを実施

④ サンプルの試作
色見本として、綿・麻・絹などの異なる素材の藍染めサンプル製作や、竹や桐、杉の藍染めなどを実施

※過去の製作履歴はnote の他の投稿やインスタグラムに掲載


Introduction in English

I'm Takuma Futakami. I was born in 1992.
I have been engaged in making Japanese traditional product - Kimono - for 9years.(2015-2023)
I learned a lot of skills, especially natural dyeing, silk farming, and making silk textile by hand.
And then, I have just started dyeing and weaving by myself since June 2023.

【About my skills】
- Natural  indigo dyeing-


- Silk farming -


-  Making silk textiles by hand -

- Lecturer - 

As a lecturer in Fashion College @ Tokyo



SNS:

https://www.instagram.com/kotoya_futakami/

https://twitter.com/takuma_futakami

藍染めの濃淡

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