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「動画制作」と「映像制作」って何が違うの?

監督の拓馬です。

「動画制作」と「映像制作」
昨今聞きなじみのある言葉になりつつある言葉。
映像、動画制作
違いはなんなんだと思う人もいるだろう。

辞典的に意味が分かれてる、または専門用語としての違いある訳ではない。
だとしたら何が違うのか?

微妙に異なったニュアンスで使われるこの言葉だが
そこから見えてくる映像業界の現実や
これからの問題が見えてくる。


この2つの言葉が世間的にどう言う認識なのか?
そもそもは「映像」だった。

「映像業界」そんな言葉はあるが「動画業界」そんな言葉を聞いたことがあるだろうか??

このような通称は長い時間をかけ
世間的に合意されたもののみ決まる。
それこそが「映像業界」一択。
歴史を見ていくと「映像」は「動画」よりポピュラーである。


TVや映画で観るものを映像をといいますよね?
動画と呼ぶことの方が違和感を感じるのではないでしょうか

「動画」という言葉が使われ始めたのは
SNS上のコンテンツが静止画でないことを
明示的に説明する必要だったからだと思う。



「映像」は本格派
「動画」はラフ
こんな認識で存在するSNSやインターネットで動く画は全て「動画」
同じ webでもネフリやアマプラ、Web CMなどはプロが作ったのを映像作品

このような認識でいいのではないか?

技術の進歩で
一般の方も気軽に動画を撮影、投稿できるようになってきている昨今
ラフな投稿がSNS動画コンテンツの多くを占めるようになってきた。
プロが頑張っても本数では一般の方の投稿に到底対抗できない。
「動画」という言葉は一般の方が投稿したコンテンツと紐付けて使うようなになったと思う。


とはいえ、現状両方の言葉が混在していると言える。

プロはプロらしく常に高い意識を持って常に進化していかないとならない時代だ。

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