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龍を描く。心の底から湧き上がる世界への想い。

おでんが身体に染み渡る季節となってきましたが
いかがお過ごしでしょうか?僕は、着々と冬眠に入る準備をしています。今日は、質問をいただいたので、僕がどんな想いで絵を描いているか?について描きます。

僕は、アーティストとして活動をしています。
画家と言わずアーティストと言っているのは、
ただ絵を描くことではなくて、僕から生み出されるもの全てがアートであり、生き方そのものがアートであると思っているからです。つまり、このnoteも僕のアートの一つです。そんな僕は、主に龍を描いています。こんな感じです。

墨絵 縁龍
墨絵 五爪正面龍
墨絵 五爪正面龍

龍とはなんでしょうか。神社にも祀られているし、日本の各地にたくさん伝説が残っています。

一般的には、角は鹿、頭はらくだ、眼は鬼あるいは兎、身体は蛇、腹は蜃(=しん・蜃気楼を産みだすという架空の動物)、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛の形をしている伝説上の生き物だという認識があります。中国では権力の象徴であり、一番位が高いとされる五爪の龍は皇帝から許されないと描いてはいけないとされていたそうです。ちなみに、僕はそんなことは無視して、五爪で描いちゃってます。昔の中国では皇帝のお許しなしに描いたら死罪もあったそうですので、今の時代の日本に生まれて良かったと思います。日本では、海の神様や水の神様として神社に祀られていたり、神の使いであったり、田んぼに雨を降らせてくれるとして富を与えてくれる存在ともされています。

僕は、龍とは”氣”の流れだと思っています。
氣というのはエネルギーのことです。つまり、エネルギー体であり、エネルギーの流れだと思っています。日本人は古来より、そうした目に見えない力、自然の力、エネルギーのことを神として表し大切にしてきました。そんな、目には見えないけど確かにあるエネルギーを身近に感じてその恵みに感謝しながら生きてきました。

そして実は、僕たちが龍や神と読んでいる存在は、僕たちの中にも確かに存在します。スピリチュアルだとハイヤーセルフともいうかもしれません。これは、ないと思う人にはないし、あると思う人にはあります。感覚で感じてください。自然を敬い、うちなる龍と繋がり、うちなる本当の自分とつながり生きること、そんな生き方こそが龍神信仰なのではないかと僕は思っています。そして、僕はそんな日本的な世界観が好きだし、とてもしっくりきます。僕の先祖からの血が、そういう感覚をもたらしてくれているのかもしれません。今の日本人が忘れている見えないものを信じる力、自然を大切にする心、人を大切に自分を大切にする心、そんなものの総称として、僕はは目に見える形として落とし込むために龍を描いています。僕の描いた龍を見た人が、その人の記憶か、遺伝子か、何かに反応して本当の自分と繋がって生きる、という生き方に目覚めるきっかけになったらいいなと言う想いもあります。

古来から続く日本人の心や生き方は、これからの時代にさらに大切になってくると思います。それは、みんなが物質だけの社会ではなく、目に見えないものや、エネルギーのことを意識し始めて、氣付き始めているからです。

日本人が目醒めて自由に生きはじめたら、世界は変わる。日本人だけがそう言っているわけではありません。ずっと昔からなぜか世界の各国でそう言う言い伝えがあります。

ニュージーランドのワイタハ族のテポロハウ長老(ご存知ない方はYouTubeでTOLANDさんの動画を見てください)とお会いしてお話をした時もそうおっしゃってました。日本人は金龍族なんだ、ニュージーランドのワイタハ族は銀龍族。銀龍族のわたしたちは、金龍族の日本人をサポートしたいんだ。だからまず日本人が目醒める必要がある。僕が龍の絵を描いているというと、彼は美しい瞳で僕をみて一言”ありがとう”と微笑んでくれました。この言葉を聞いて僕は震えました。なぜ僕が日本に生まれてきたのか、意味がわかった氣がしました。そして、小さい時から絵が好きで絵が描ける理由も、神社が好きでよく行っていたり、昔から恐竜や空想上の動物を描くことが好きだった理由も、辰年に生まれた理由も全部繋がった氣がしました。

ひとりひとりが自分とのつながりを取り戻して生きていく、世界を変えていくにはこれしかありません。僕は、僕のできることをする。あなたは、あなたのできることをする。でも、義務感なんかじゃありません。ただ、自分を愛して、人を愛して地球を愛して自由に氣樂に生きる。その先に、きっと最高な未来があるはずです。それが弥栄です。これからの弥栄worldです。本当に世界を変えられるのは僕たち一人一人であり、これからの子供達です。大丈夫、未来は明るいです。日出る國、日本。そんな日本から心を、魂を発信していきたい。僕にできることで少しでも世界を明るく照らしていきたい。龍との繋がり、自分との繋がりを思い出し自由に愛に生きる人たちを増やしたい、自分もそう生きたい、そして日本人の持っている龍のように美しい魂を復活させたい。そんな想いで僕は龍を描いています。僕の他にも、たくさん龍を描いている人はいます。その人たちはその人たちの龍を描いているし、僕は僕の龍を描いています。みんな違ってみんないい、です。龍と共に色々な経験をしながら、自分を育てていきたいと思っています。

バン!と迫力のあるデカい龍を描いてみたいです。
壁いっぱいに何メートル×何メートルもの。やっぱり、龍はデカいと迫力が違います。僕の想いに共感していただける方いらっしゃったら、イベントでのライブペイント、壁画や、お店やサロンに飾る大きい絵など、インスタ(@takuma.dragon.japan)のdmよりお志事のご依頼受けさていただいているので、お氣軽にご連絡ください。共に最高な世界を創りましょう。

では、”龍を描く。心の底から湧き上がる世界への想い。”でした。今回はかなり熱くなってたくさん描いてしまいました。寒いですがおかげさまで心はポカポカです。いつも読んでいただきありがとうございます。

たくま

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