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努力して続ける、から楽しくて続いちゃうへ。やめ方と自己否定をしない方法。

冬の空に虹を見て嬉しくなったたくまです。
久しぶりに虹を見ました。

何事も楽しく続けるにあたって、そのときに一番心からやりたいことをする、これが鉄則です。noteはそのとき一番書きたい物を書く。それでいいのです。前回、たくまの絵との出逢いその①を書きましたが、その②があるかどうかは、わからないのです。つまり、未来なんて予測はつきません。ここを、この前その①を書いたから次はその②を書かなきゃとhave toになってしまっているのに氣がついたら、別に書かなくてもいいのです。一番心地よく心の声を聞いて一番エネルギーが高い状態で続けていくのが継続のコツだと思っています。

ということで、今回は何事も続けていくには心地よく続けていくことが必要という話をします。なぜ三日坊主で終わるのでしょうか?三日坊主、あまり好きにはなれませんね。氣分が変わりやすいのに、三日も続いた自分偉い、という解釈をする方が心地いいです。解釈を変えて全肯定します。どうせ人には三日坊主だと馬鹿にされるのですから、自分くらいは三日もできた自分を褒めてよしよししてあげましょう。そうするとなんだか四日目も続けてやってみるかとなったり、ならなかったり。どちらでもいいのです。要は、自分で自分を否定しないで、ということです。

あなたは、仕事を始めたのに、部活を始めたのに、〇〇を始めたのに、一年もたたずにやめるなんて根性なしだ、と非難をされたことはありませんか?僕は、たくさんあります。その度に僕はこう思いました。長い短いは誰が決めたのだろう?僕にとっての一年はとても長いし、やってみて合わないという事実がわかったからやめる、普通のことじゃないかな?かの織田信長も撤退は早かったといいます。戦場に出て、これは負けると思ったらサッと引く。引く速さ、その決断力が殿様には大事です。違うと思っているのに苦しみながら文句を言いながら続けていくほど、人生は長くないということを多くの人は忘れているのかも知れません。そんな状態だと、上司の愚痴を言ったり、環境のせいにしてしまいます。たしかにその方が樂ですが、根本的には辛いままです。

ちなみに、僕はやめることに関してはプロとまでは言いませんが、人にアドバイスできる程度だと思います。やめ方も経験です。だんだん上手くなってきました。最初の頃はやめ方を知りませんでしたから、たくさん非難されたり怒られたり、何も考えてなくていいよな、そんなことを言われて落ち込んだものです。しかし、今では綺麗にやめるやめ方を習得したので、ちゃんと準備をして立つ鳥跡を濁さずむしろ応援されて追い風に乗ってその場を飛んでいくことができます。それに、もしやめると自分が決めたのなら、たとえ後でどんなに非難されても、ボロカス言われても関係ないのです。彼らは僕の人生の脇役にしかすぎませんし、彼らにとっても僕は彼らの脇役に過ぎないからです。やめたら代わりがいないから、みんなが困るから、そんな言葉に騙されないようにしましょう。安心してください。あなたがいなくなってもちゃんと回ります。

僕は大学のときヨット部に入っていました。大学生になったし、何か変わったことをやって見たいな!風に乗るってなんて氣持ちいいんだ!と思い入部しました。しかし、毎日練習、金曜の夜から泊まり込みで土日も練習、たくさん食べて体重を増やさないといけないし、部費も高いし先輩には怒られるし何より練習していた川が汚くて落ちると冷たくて痛くて泥水を被ります。半年で、僕は考えた末、よし、やめよう!と思いました。僕は、ヨットをやりたいのは氣持ちいいからで、レースをやったり泊まり込みで先輩に怒られながら練習することがしたいのではなかったんだ!と氣付いたのです。それより、ヨットがやりたいならマリーナに行ってヨットを自分でやればいいし、海で遊ぶのが好きなら友達と海で土日にわーいって遊んだ方がよっぽど楽しいぞ、と思ったのです。僕は先輩に言いました。僕は、半年間毎日やってみて家族や友達との時間をもっと大切にしたいしヨットは綺麗な海であったかい時に自分で乗りたいと思います。すごくお世話になりましたが辞めさせていただきます。ありがとうございました。そんなことを言ったと思います。もちろん、先に少しずつみんなに辞めることを話してみんなの共通認識にしておきました。そこは、根回しという僕があまり好きではない文化ですが、今の日本ではあると便利なツールです。有効に活用しましょう。すると、いろんな人から変な顔で見られたり陰で文句を言われたりしましたが、すんなりとみんなの場で挨拶をして部活を辞めることができました。あとで同期に、すごいな、やめるってあの空氣で先輩に言えるのは。俺も辞めたいけど言えないから続けるわ…。むしろ誰もできないことをしてすごい!と褒められたのです。

このときに大事なのは、感謝の氣持ちを忘れないことと、事前になんとなく言っておくこと、最後までできるだけチームに貢献する姿を見せること、みんなと仲良くなってコミュニケーションをとること、何を言われても氣をしっかり持つことです。もちろんできる限りの配慮はしますが、どこまで行っても選択は自分の人生です。どう思われても他人は関係ありません。ここで、自分を責めないことが重要になります。多くの人は、過去の僕も含め、他人から責められる際、言葉を鵜呑みにしてさらに自分に追い討ちをかけるように自分を責めて傷つけてしまいます。それをすると魂は愛の存在なので、自分の魂の声と実際の頭の声が乖離し、矛盾してバグが起こるので苦しくなります。僕は最終段階まで自己否定が行くと、鬱になり血はとまり、呼吸ができなくなり、身体が硬直して寝たきりになり、肌は全身アトピーが出ます。これを経験したので自己受容、自分を愛することの大切さが本当にわかった、ということですね。

ちなみに、部活を辞めたあと、親と大喧嘩をした末、意見を通して大学も自主退学しました。そして、そのあと立ち上げようとした事業もやめましたし、そのあと入った会社も一年弱で辞めて今の自分があります。色々と辞めてきましたが、後悔はありません。そのときの自分の声に従ったし、そのとき自分ができるベストを尽くして辞めてきたからです。やったからこそ、体験してある程度続けたからこそ、自分が合うか、それともそうではないのかがわかるのです。チャレンジしたという事実が大事なので、やらなかったらそれもわからないわけです。チャレンジした自分を褒めてあげましょう。

続けることが美徳、確かにそうかも知れません。でも、苦しいのに続けていたら当然ですが苦しみが蓄積され苦しみ続けます。それは誰のためになるのでしょうか。本当に楽しかったら、続けようと努力しなくても続いちゃう物だと思います。もちろんどんな環境でも楽しむ工夫、楽しむ心は大切です。何事も極端に捉えないでください。これは、続けなきゃ、ちゃんとしなきゃ、みんなのために、と自分の心を殺して頑張り続ける心が優しいが故にくる繊細な方に向けて書いてます。

僕は、心に安心する場所を見つけて安心して心地よく続けられる、続いちゃうものを見つけていきたいと思っています。それが自分も周りの人も幸せにする生き方だなと思うからです。その第一段階として、自分を愛する、自分のことを知る、自己受容、自己理解、自分とつながるということが一番大切だなぁと思います。

今回は図らずもすこし真面目になってしまいました。みなさん、一番大切なのは自己愛です。ナルシストでもなんでもありません。自分を本当にずっと愛せるのは自分だけです。全ては自己愛から始まります。自分の人生の脇役の目を氣にするのは、自分を愛してからでも遅くはありません。まずは自分の心を第一に考えましょう。自分で自分を大切にしましょう。それが、自分とのパートナーシップであり、他の人との関係にもつながっていくと思うのです。

では、”努力して続けるから楽しくて続いちゃうへ。やめ方と自己否定をしない方法。”でした!

たくま

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