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首位攻防戦の軍配は…!Esprite Cluster VS Hookar【RAL10th 第3-4節】

マッチレビュー ❘ 第3節 Esprite Cluster VS Hookar

Week1を終えた時点でお互い2勝、
Esprite Cluster と Hookarの1位 vs 2位対決となったRAL10th LIGA 第3節。
今回はこちらの試合を取り上げていきたい。

試合概要

フォーメーション、試合結果は以下の通り。

ポータルサイト参照

前回記事でも解説した通り、素早く縦パスを入れて得点を狙うEsprite Clusterに対して、
支配率は握られながらも前線の3人(ST 2人+CAM)を中心としたカウンターを繰り広げる展開。

Esprite Clusterのカウンター(02:20~)

ボール奪取後、Nekop_one(RDM)→trust-Gunners(LAM)への展開を起点に、最後はmitsu_y43(RAM)のスルーパスからlark6v(RS)がシュートを打つも相手GKがセーブしたシーン。

このシーンで注目したいのはmitsu_y43(RAM)の中に絞る動き。
まず、守備→攻撃への切り替えのタイミングで、RDMから受けられる位置にいたLAMが低い位置でボールを受ける。
そこからLSが縦パスを受けた瞬間に、中に絞りながらSTよりも前に走る。
そうすることで、DMからのパスを簡単に受けながらも、同じくしてオーバーラップしたRSBが走る大外のレーンも開けられている。
HookarのLCBとLWBがマークに付けないギャップを創り出した。

試合全体を通して、RAMが中に絞るときにはRSTやRSBが大外に抜けトライアングルを形成し崩すシーンが多かった。

Hookarのワイドな展開(16:10~)

ゴールキックにyuki_mon_78(RS)が競り勝ち、そこからワイドに展開。
右サイドでボールを受けたlc_p0ker(LWB)のクロスにyuki_mon_78(RS)が合わせるも、Esprite ClusterのGK・enporian0がセーブ。

こちらも点は決まらなかったが、3-4-1-2を採用するHookarだからこそ創り出せた攻撃シーン。
ボールサイドとは逆サイドのLWBがオーバーラップすることで、それまで誰もいなかった大外のレーンにいきなりWBが出てくるので守備側のSBからすると後手に回りやすい。

Esprite Cluster 得点シーン(75:40~)

相手GKのパントキックをkumasan4761(LB)が跳ね返す。
それをtrust-Gunners(LAM)が日本代表FW・lark6v(RS)へロブパス。
相手DFをかわし決めた。

このシーンではlark6vの動き出しに注目したい。
ボールが出る瞬間に相手DFの前に入り、先にボールを触ることができている。
裏を取る動きだけではなく、状況に応じて”相手DFの前に出る動き”と決定機を逃さない点はさすがLIGA得点ランキング1位(※Week2終了時点)だと感じた。

失点後、RST・LST・CAMの3名によるプレスにWBを加え、5名でのプレス・カウンターにギアを上げたHookar。
しかし猛攻も叶わず、1点を守り切ったEsprite Clusterに軍配が上がった。

総論

第3節では終始ボールを支配した Esprite Cluster が勝利したが、
第4節で Esprite Cluster が KyotOhara3000IN に1-1で引き分けたため、
1位・2位の勝ち点としては1pt差と僅差である。

また、1~5位が3pt差の団子状態かつ、リーグ戦も序盤のため、どのチームにもまだまだ可能性が残されている。
各チームがリーグ戦の中でどのように修正していき、熾烈な首位争いが繰り広げられるのか見物である。

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