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仕込んだスープを売り切る幸せ

高円寺にある、中洲屋台長浜ラーメン健太。

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行列が絶えないお店だけど、なんと大将のワンオペ営業。

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メニューはとってもシンプル。

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ラーメンとねぎトゥルトゥル(ワンタンの皮みたいなやつ)を購入。

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入り口脇のサーバーで紙コップに水を注ぎ、その隣りにあるレンゲと共に着席。
カウンターは7席。卓上には辛子高菜、紅生姜、きくらげ、ごま、テーブルコショー

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厨房の貼り紙には、「一杯ずつしっかりと作っています」

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なんと、一人前ずつ麺茹でして平網であげている。
お二人さまでも作るのは一杯ずつ、茹で時間の短い極細ストレート麺とはいえ、なんて手間のかかるワークフロー。

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濃厚クリーミーではない、サラッとしているけど旨味たっぷりの豚骨スープ、控えめな泡もいい感じ。半替え玉、追加してしまいました。
卓上のトッピングはもちろん入れ放題だけど、この店には大量に入れて残すような無粋な客は来ない。ワンオペ営業の大将とお客さんの信頼関係がとても気持ち良い。

食べ終わったら丼を上げてテーブルを拭いて、紙コップと割り箸はカウンター後ろのゴミ箱に入れる。そして大将に「ごちそうさまでした」と声をかけて店を出る。
お客さんが「ごちそうさまでした」と言う率は都内屈指だと思う。

そして、スープ終了です、の案内が出たのは15時ちょい過ぎ。
大将もお客さまも素敵だし、仕込んだ分を売り切って終了って飲食店の理想形の一つじゃないですか。

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https://twitter.com/ramenkenta

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