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【マンガ飯】ラーメン赤猫・赤猫しょうゆラーメン

少年ジャンプ+で連載中のラーメン赤猫が大好きだ。
ラーメン屋の親父(にんげん)の屋台に居着いた野良猫が跡をついでラーメン屋を営むお話。猫の店員たちとお客さん(にんげん)たちの心温まる猫模様、人間模様がとても素敵な漫画、何よりもお店で働く猫たちが個性豊かでとってもキュート。

そんなラーメン赤猫の人気メニュー「赤猫しょうゆラーメン」を作ってみた。

赤猫は虎のクリシュナちゃんの自家製麺なので、再現するにはもちろん製麺から。
強力粉200g、薄力粉100g、水100ml
できあがり400gなので、3人前の麺が作れる分量、加水率は50%と中華麺としては多加水なのは製麺機を持っていなく手打ちになるので低加水にはできないのと喜多方白河佐野あたりの手打ち麺のちゅるんとした食感が好きだというのもある。

粉を混ぜながら少しづつ加水して、水が回ったらしっかりと手ごね。

そして袋に入れてなめらかになるまで足踏み。手ごねは力が必要でめっちゃ疲れるけど足踏みはらくちんだ。

丸くまとめて一晩寝かせる。時間がおいしくしてくれる。

スープは鶏ガラの動物系と、煮干かつお節昆布しいたけの魚介系は煮込み時間を変えたいので別に取り後で合わせることに。鶏ガラは長時間炊きたいけど魚介系は炊きすぎると香りが飛ぶからね。

猫はネギがNGなので肉の臭み消しは原作ではキンツァイ(キンサイ・芹菜)
手に入らなかったので種類が近いと思われるホワイトセロリを使う。

チャーシューは野良猫時代に「赤猫のラーメンには鴨チャーシューが合う」とアドバイスしたエピソードを踏まえて鴨で。フライパンで表面を焼き付けて美味しい副産物、鴨脂を採取。

オーブンで中までじっくりと火を通す。

沸騰したお湯で6分半茹でて醤油ダレに漬け込み半熟煮卵。

タケノコ水煮をごま油で炒めて醤油味醂で味をつけたメンマ。

鶏皮を茹でて刻み(茹で汁はスープの鍋に合体)

トッピングのもやしと鶏皮の花椒炒め。これでスープとトッピングの仕込みが完了。

麺を切って。

海苔を肉球に抜いて。

鴨チャーシューの断面を炙って。

麺を茹でれば。

できたっ!

海苔の肉球が大きい気もするけど、かなり赤猫しょうゆラーメンになっている気がする。1から作ると、ラーメンって本当に手間と情熱と時間の結晶だなあとしみじみです。
ラーメン赤猫。興味を持ったらぜひぜひ読んでみてくださいね。猫とにんげんの心温まるとても素敵なお店です。できることならリアルにお客さんになりたい。

おまけ

だしがらしいたけの煮物。

スープを取った鶏ガラの身を集めてネギマヨ和え(赤猫では絶対できない猫禁メニュー)

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