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[後編]倫理的思考スキル
こちらが何かサービスを始める際の流れであります。
こんなことを書かれてもなんじゃそれ、という人もいると思うので一つ一つ噛み砕いで説明していきます。
①3C
1 customer(顧客) オフィス街、サラリーマン多い、男性が多い
2 company (自社) ②SWOTで説明
3 competitor (競合) 入店数、回転数、1日の売上などをグラフ化
これら3つのことを指します。この中でもcompany(自社)のことが一番重要です。その自社のことを分析をするのに使うのがSWOT分析であります。
②SWOT
1 strength 強み 例:路面店で目立つ、ウーバーでデリバリーをやっている
2 weakness 弱み 例:メニューの豊富さ、ブランドない
3 opportunity 拡大可能性 例:イベント多い、ヘルスケアなど
4 threat 縮小可能性 例:大型連休、感染症、外食する人少ない
このように自社を知っていることが一番重要です。
③4P
1 product 製品 例:男性が多いのでボリューム重視、アルコールも提供、女性取り込みのためタピオカなど
2 price 価格 例:ランチ1000円は高い→900円、夜は競合いないので高めの設定
3 place 流通 例:一定のデリバリーも需要がある
4 promotion 販売促進 例:イベントシーズン囲い込みLINE@登録で1杯無料、オフィス街なので広告は最小限でいい
このように自社と競合の4P分析を行い、一つ一つ改善を行うことが重要
④デプス調査
デプス調査に入る前にニーズ調査を行います。
[ニーズ調査]
こんなサービスあったらどう?と聞いてみることです。さらに質問した相手をカテゴリー分けすると良いでしょう。その後”良い”と答えた方に対してデプス調査を行なっていきます。
[デプス調査]
ニーズ調査にて良いと答えた方を5〜 10名選定し直接対面で少し深ぼったインタビューを行なっていきます。リラックスした環境で行うことが重要です。これを行うことによりサービスのブラッシュアップや市場規模の更なる特定に繋がることができます。
例)ZOZOのツケ払い→カートに欲しいものを入れるが買わない。そこから離脱が起こる。それを防ぐために即決済のできるツケ払いサービスを導入した。(デプス調査を行い2ヶ月後の請求なら買うと答えた人が多かった→クレジットの引落が1ヶ月後なので、それと被らない為)
デプス調査の流れ
1 スモールトーク 日常会話で特に自分のことを話し、相手をリラックスさせます
2 ライフスタイル質問 趣味や家族構成や職業、出勤・帰宅時間、平日休日何してるかを細かくヒアリングします
3 ワンアヘッド質問 年収、経済状況、ローン(あるなら残高)など折り入った質問を行います
4 そこからツケ払いに対しての意見を貰います。なぜを必ず3回聞く・ほろっとこぼした文章をメモします
※必ずサービス内容は最後に言います
⑤ペルソナ分析
デプス調査の結果を踏まえ、一番共通点を持つ部分(年齢、ライフスタイルなど)を合わせ架空の人物を作り、リアリティのある詳細な情報を設定していきます。
例)30代子持ちの女性です。平日は子供を保育園に送り出勤し、帰りは17時に迎えに行ってスーパーで買い物をして料理をします。旦那の帰宅時間は22時なので家事はほとんど奥さんが行なっています。こういった女性に対してデプス調査を行なったら10人中8人が宅配晩ご飯を利用したいと答え、食費月5万の半分25000円払えると答えました。
結論
エリアに主婦は20000人います。その80%が25000円を払うと年に50億の売り上げが立つと予想されます。
こういったことが感覚ではなくしっかりとした数字で表すことができます。
⑥市場調査(市場規模の測り方)
しかしペルソナ分析をした通りの売上は最初から立つことはありません。
右側のグラフのようにサービスが普及するまでにおいて、それぞれの層の人のタイプがあります。ここで重要なのはイノベーター・アーリーアダプターを狙うことです。イノベーター・アーリーアダプターとは冒険をし、違う店に行く人たちのことを指します。なんでもそうですがサービスに早い段階で食らいつく人がいます。その人たちの口コミによってサービスは普及していくのです。
イノベーターやアーリーアダプターのはとても感度の高い人たちなので、すでに普及しているサービスと同じ内容ではなかなか反応してくれません。なので○○専門店などのニッチな戦略をすることが重要です。
以上で長かった倫理的思考スキルの章を終えたいと思います。
実際に自分でサービスを作る際に、このフレームワークに沿ってやればいいんだと学びになりました。今は副業や自分で起業していくのがとても大事な時代だと感じています。失敗を恐れずに、挑戦しないことが失敗と日々胸に抱きながら、いつか自分のサービスができるように考え行動し日々を過ごしていきたいです。
長々となりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。
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