［ウイルスカットと免疫力アップはセットで考えるべきでは？］［ご来場をお待ちしてますとは言いにくいけれど］

コーヒーを売りながら、たくさんの人と話して、たくさん知って、それを伝えたい。動いていきたい。
そんな気持ちを持っています。
だから、コロナウイルス感染拡大、それに伴う不況、パニック。こんな時こそ自分の意見を発して、みんなでどうすべきか、問いかけていきたいところですが、今回はちょっとおとなしくなってしまっている僕です。

個人商店を経営していることと、『路地裏ガレージマーケット』を毎週日曜日に主催して、それで生計を立てているし、経済面では新型コロナウイルスの影響をかなり受けています。

テレビに出てくるコメンテーターやサッカー選手の『ステイホーム』『今は我慢の時です』という言葉には正義感が満ちていて、僕もそういうことが言えたらいいのになと、思うわけですが。
周りの商売仲間やお客さんの状況や、垣間見えるストレス、先行きの見えない不安、間近で見ていると、あんまり声を出せないです。

人の命がかかっている？
こちらも命がかかっているんです。

だからといって、国や世間のムードに逆らって、強行なんてしたくないし、新型コロナウイルスの被害を食い止めたいのは僕も一緒。

だから4/15（水）から週４日間の分散開催（毎週日曜日を中止にして出店者、お客さんを分散させて密度を下げる）という方式に切り替えます。

これが僕の中では最善の策です。状況や皆さんの意見によっては分散開催もなしにする可能性もありますが。




［ウイルスカットと免疫力アップはセットで考えるべきでは？］



路地裏ガレージマーケットの自慢の一つが『健康』です。健康はコミュニティーによって養われます。

『飲食』の出店者さんは、オーガニックや発酵などこだわりの製法、素材を出店の判断軸の一つとしているので、食べて健康です。

『リラグゼージョン』の出店者さんは、整体、マッサージ、針灸、など身体のバランスを整えるプロたちです。病院で治療しても治らなかった病が路地裏ガレージマーケットのリラグゼーションで治ったという声がたくさんあります。僕の中ではリラグゼーションの出店者たちは医者です。本当に色々詳しい。

『占い』『セラピー』部門の出店者さんたちは、心の健康。いろんな相談に乗ってくれるし『相術』『命術』など学問を使ってアドバイスをくれる人たちです。

『物販』の出店は健康とは少し離れているかもしれませんが、日々の暮らしに必要な日用品の部分も大きいです。量産はできないけれど心のこもった物販です。特に今、手芸系のクラフト作家さんたちは布マスクを頑張って作っています。

紹介しきれないけれど、いろんな出店者さんやコミュニティーによって養われる免疫力は新型コロナウイルスもそうですが、あらゆる病の武器になるはずです。

災害は国（行政）に助けてもらえればいいと僕は思っておらず（もちろんそれも必要）自分たちで知恵を出し合って、助け合っていけるコミュニティーを僕は商売を通して作っているつもりです。

だから自然災害の時もそうでしたが、こういう大変な時には、この仕事をしていてよかったなと思うのです。

今の日本の社会では、免疫力や健康が経済成長のためにないがしろにされています。
ウイルスに接触しないこと、今この時だけは必要で、注意を払うべきと思っています。
ただし、免疫力や普段の生活のしかたと健康はとても大事だと思います。



［ご来場をお待ちしてますとは言いにくいけれど］

日曜日の路地裏ガレージマーケットが中止になって３週間ですが、毎週水曜日に4店舗ほどで企画している『水曜ガレージ』はやっています。お客さんは「やっててよかったありがとう」と少し涙を浮かべて喜んでくれる人もいます。かなり非日常過ぎて限界を超えている人が多いと思います。

「自粛なんてやってらんねえよ」と丸腰で振る舞うのは良くないと思いますが、外出もしっかりと気をつけて、少し楽しむ程度、してもいいと思いますよ。自粛で死んじゃわない程度に、ギスギスして大切なものを失わない程度に。長期戦になりますから。

4/15（水）から、分散開催と合わせて、僕の新店『旅商人珈琲焙煎所』もオープンします。
新型コロナが収束すること、商売を守ること、出店者さんを守ること、珈琲農園の皆さんの暮らしを守ること、やるしかないっす！

もしダメだったら、ホームレスになろうと思います。
荒川に良い橋の下があります。もしみんなもダメだったら一緒にどうですか？