お酒は年4回

 お酒は、年に4回まで。この自分ルールを始めてから、はや7年。四季折々の料理を、一定の教養を持つ、価値観を共有できるメンバーとしか飲まないと決めてから、よりお酒を楽しむことができるようになりました。
 これから秋は深まり、ひやおろしの美味しい季節。通常、日本酒は春先に火入れ処理を行い、発酵を止め、一定期間熟成させてから、再度火入れ処理を行い出荷します。ちなみに、春先の火入れ処理を省略し、できたてのお酒を瓶詰めしたものが生酒で、しぼりたての新鮮さが魅力。
 ひやおろしは、火入れ処理が春先の一回だけで、秋に熟成したものを瓶詰めしたもの。夏を越したお酒は、まろやかさと旨味を兼ね備えた味わい深いものがあります。できれば、常温で楽しみたい。
 さて、2022年3回目のお酒は、来月のあたま。ご当地愛知県は豊田市が誇る偉人、鈴木正三上人が修行された恩真寺を見学し、人はどう生きるべきか、どう学ぶべきかを語り合いながら一献傾ける予定。今から楽しみです。

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