Sync Controllerの実際 - なにがうれしいのか?

2つ作って、ようやく真価がみえてくる。

タイムコード(1秒間に30フレームの、絶対時間のタイムスタンプ)を2つのSync Controllerで生成しているところですが、特に2台で同期する操作をしたわけでもなく、LANをつないでスイッチポン、です。これで、1/30秒以下までぴったり合っています。

コンセプト・製作の実際はこちら。

零号機です。まあプロトタイプですね。

一般的に、タイムコードジェネレーターというと、こういうやつとか

この辺は手軽でいいのだけれど(これは買ってみた。まあまあ良くできてる)、

いずれも、一斉に複数で同じタイミングで走らせようとすると、

・それぞれを専用ケーブル・もしくはタイムコード出力を入力でつなぐ
・または無線を使って同期動作を行う(無線の届く範囲内 - 200m以内)

という操作が最低限必要でした。もちろん近所にある場合はいいのだけれど、遠く離れたあちこちでビデオやオーディオを収録したい場合、それぞれ収録するのはいいけど、タイムコードが同期していないと、あとで編集するのが大変!手動で時報やスマホの時計を見ながら合わせようにも、秒までは合わせられるけどそれ以上の精度ではなかなかうまく合わせられません。

そんなとき、これが役立ちます。これをLANにつないでスイッチ入れるだけで、いつでもどこでもそれぞれがぴったり秒以下で!同期したタイムコードを生成してくれるので、それを一緒に収録するだけ。

タイムコード専用端子のあるカメラならそこにつなぐだけ、なければ音声1チャンネルにオーディオとしてタイムコードを記録しておけば、あとで即座に同じ時間で編集することができますーこんな感じで。

実はこのハードウェア、 #earthMetronome という壮大な構想の一部なんですが、その内容については徐々に!公開していく予定!





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