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宅建受験生の、ためになる講座〘虚偽表示〙

皆さんごきげんよう。たく坊です。
勉強している人向けに実践問題です。
と、いうことで、、、


真面目に実践編いきます。宅建問題!!!


虚偽表示!!
AとBが通謀して、A所有の土地をBに仮装譲渡したところ、Bが同土地を善意・有過失のCに売却していた。この場合、AはAB間の契約が無効であることをCに対抗できるか?


正解はーーー




Aは無効を対抗できない。です。



『解説』
・Cが善意の場合は、AはCに対して土地を返してくれって言えない。
・Cが悪意の場合は、AはCに対して土地を返してくれって言える。

・Cが善意有過失(知らなかったけど、注意すれば気付いたはず)→この「有過失」なのに、なぜCが保護されるか?について・・・


『そもそも、Aは嘘の表示をしているってことは、Aはなかなか悪い奴。CはAの嘘の表示をしているのに対して善意(知らない)で有過失(ちょっと注意すれば気付いた)。』ってことで、この問題の仮装譲渡が無効になったら、AとCってどっちが可哀そうですか??Cの方が可哀そうですよね!!
ってことでCは保護されるのです。

どう考えても、Aは嘘の表示といて、Cに対してちょっと注意すれば気付くだろ。だから、土地返せ。って理不尽すぎますよね。

Cはそもそも、注意していなかったから過失はあったって言われても仕方ないけど、そんな表示知らなかった。でも、嘘付いて表示した奴Aの方が悪いでしょ!!




こんな感じで、虚偽表示に関わらず意思表示の問題に対しては、「これって、どっちが可哀そうかなー」って考えると、暗記していなくても、問題が解けるようになります。


分かりやすい無料動画はこちらです。

僕は宅建勉強時代、動画はこの棚田行政書士一択でした。ホント分かりやすい!!


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