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男女平等を実現させる

 どうも、takuhoです。
 最近めっきり暑くなってきて、梅雨を吹っ飛ばして夏が来たのかと思う時がありますね。その割に夜寒いからタチが悪い。全くやめて欲しいと思います。皆さんも体調にはお気をつけて。

 さて今日は、近年よく話題になる「男女平等」についてです。いろんなところで議論が繰り広げられているので、その部分について僕も触れてみようかと思います。

平等とは

 まず、この議論の中で一番重視しなければいけないのは、「平等」の定義です。ゴールとして、この部分はしっかりと定義しておかなければいけないなと思っています。
 平等を辞書で調べてみると

かたよりや差別がなく、みな等しいこと。また、そのさま。

コトバンク

となっていました。
 この時点でわかることは、平等とは対象者が2名以上いないといけないと言うことです。平等の定義からいくに、平等とは相対的観点です。つまり誰かと誰かを比べた時、平等だよね、平等じゃないよね。と言う話になり、絶対評価では、考えることができない問題であると言うことです。なので個人の主観や自分の中の絶対的何かを入れてしまった瞬間、平等の議論は破滅します。

男女平等を考える

 上記の定義からいくと男女平等とは、男女ともに同じ機会を与えられるということになります。
 例えば、10万円を男女2人で分ける場合、男性だから7万円貰えて女性だから3万円しか貰えないと言うのは不平等であり、男性も女性も5万円ずつもらえるが平等と言うことになります。
また、これを社会に置き換えると、男性だから採用確率が75%で、女性だから採用確率が50%というのは平等ではなく、男女双方とも採用される確率は同じである、というのが平等になります。

 そのため、自分なりに考える機会やそもそもそれを考えていい環境とかが平等的に増えていくことが一番重要であると言うことになります。

平等と公平の違い

 よく男女平等の話をすると、平等と公平が入り混じってしまい、論争になってしまっていることが多いと感じます。
 例えば、奢る奢られる論争とかは、その最たる例ですよね。
平等とは先も述べた通り、機会が等しいと言うものでした。そのため、その人自身の価値は絶対評価になるため、考えていません
 しかし、奢る奢られる論争では、「私とこのあとホテルに行きたいと思うなら奢ったほうが確率上がるじゃん」とか「女の子は準備に色々とお金がかかってるから男が奢るべきだ」とかっていう視点で論争が繰り広げられています。これは「当の女性の価値」という絶対評価が含まれてしまっています。そのため、この論争は、男女平等ではなく、男女公平の議論ということになってきます。
この部分の違いには気づきたいものですね。

男女平等を実現するために必要なこと

 ここまで男女平等について色々と明確にしてきましたが、ではどうしたら男女の機会平等という意味での男女平等が実現するのか。

僕の答えは「双方の事情を知識として知る」です。
 わかりやすい例で行くと、生理前後も合わせると平均で約2週間、女性は体調が万全でないようです。にも関わらず、男性と同じ出席日数が必要であり、生理であるということを堂々と言えない風潮にある。
年換算すれば、1年の内最低4カ月、平均6カ月は確実に体調が万全にならないと決まっているというのが、女性の日常であるということです。

 このように言語化すると、ようやく女性の生理というものに対して理解しようと思う男性側が出てくると思います。そしてこうした事情は男性側、女性側双方に存在しています。
 こういった性別による事情を異性が認識することにより、「相手に対しての機会平等とは何か」を双方に考えることができ、機会平等、男女平等は実現していくと考えます。

男女平等とは、

相対的かつ客観的に"相手側の配慮事項を"双方が考え続けること

であると、僕は考えます。

最後に

 いかがだったでしょうか、男女平等。つい先日、ギャルタレントさんとかが一般の方と討論するみたいなものをSNSで見て、その討論が面白いぐらいに噛み合ってなかったので、書いてみました。

 個々人の部分に目を向けることもそうですが、全体としてまずは「相手の視点を知る」ということを忘れてはいけないなと改めて感じました。

それではまた。

takuho


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