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今週のNY市場 ( ロイター引用 ) 2022/11/12

今週のNY市場を振り返る。引用まとめによる備忘録です。


2022年11月7日
ダウ工業株30種 終値32827.00 前日比+423.78 前日比(%)+1.31

<為替> ユーロと英ポンドがドルに対して上昇した。リスクオン心理が市場全体に広がった。

<債券> 不安定な地合いの中、米債利回りが上昇した。市場では米インフレ指標と米中間選挙が注視されている。10月の米消費者物価指数(CPI)が10日に発表される予定で、連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを鈍化させるタイミングを探る上で手がかりとなる見通し。ロイター調査によると、コアCPIは前月比で0.5%上昇、前年同月比で6.5%上昇にそれぞれ鈍化すると見込まれている。

<株式> 続伸して取引を終えた。投資家は8日投開票の議会中間選挙に注目している。また、大規模な人員削減計画が報じられたメタ・プラットフォームズが大きく値上がりした。

UPDATE 1-NY市場サマリー(7日)ユーロとポンドが上昇、ダウ423ドル高 | ロイター

2022年11月8日
ダウ工業株30種 終値33160.83 前日比+333.83 前日比(%)+1.02

<為替> 独連邦債利回りの上昇を受けユーロが上昇したことでドルが軟化した。ただ、10日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の結果次第でドルは再び上向く可能性があるとの見方が出ている。
市場はまた、この日投開票の米中間選挙にも注目。大統領の政党と議会の多数党が異なる「ねじれ」になれば、民主党が掲げる大規模な社会支出計画がとん挫する可能性がある。

<債券> 小動きの中で利回りが低下した。市場ではこの日投開票の米中間選挙と1 0日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)が注目されている。 10月の米消費者物価指数について、エコノミストはコア指数の上昇率は前年比6. 5%、前月比0.5%と、伸びは鈍化すると予想。

<株式> 上昇して取引を終えた。議会中間選挙の投票が行われる中、政治的な行き 詰まりにより大きな政策変更ができなくなるとの見方が市場を支援した。 主要株価3指数はいずれも3営業日続伸。ダウ工業株30種は年初来の下落率 が10%未満に縮小した。

UPDATE 1-NY市場サマリー(8日)株式続伸・ドル軟調、中間選挙に注目 | ロイター

2022年11月9日
ダウ工業株30種 終値32513.94 前日比-646.89 前日比(%)-1.95

<為替> ドルが主要通貨に対し上昇した。8日投開票の米中間選挙の最終的な結果は判明していないものの、バイデン大統領の与党・民主党が予想以上に善戦していることで、市場の焦点は10日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)に移っている。

<債券> 不安定な地合いの中、長期債の利回りが上昇した。中間選挙の結果が、広く予想されていた共和党圧勝に届かなかったため、投資家は10日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)待ちの姿勢を見せた。

<株式> 大幅反落して取引を終えた。議会中間選挙で野党・共和党が予想ほど躍進しなかったことが背景。投資家は今後の利上げペースを探る手掛かりとなるインフレ指標に注目している。

NY市場サマリー(9日)株式大幅反落、ドル上昇 CPIに注目 | ロイター

2022年11月10日
ダウ工業株30種 終値33715.37 前日比+1,201.43 前日比(%)+3.70

<為替> ドルは急落。10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、基調的なインフレ率の鈍化が示唆されたため、連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方が広がった。
主要通貨が対ドルで大幅高となり、円相場は一時2008年以来、ポンドは1985年以来の上げ幅を記録した。

米労働省が10日発表した10月のCPI(季節調整済み)は前年比伸び率が7.7%で9月の8.2%から減速し、ロイターがまとめた市場予想(8.0%)も下回った。

ドルは年初来で16%超上昇していたため、その反動も出た。

<債券> 国債利回りが急低下した。10月の米CPIの伸びが予想を下回ったことで、FRBの利上げペースが鈍化するとの観測が高まったことが背景。

短期金融市場では、12月の会合で0.50%ポイントの利上げが決定される確率は73.5%、来年2月の会合で同幅での利上げが決定される確率が63.5%であることが織り込まれている。

ターミナルレート(政策金利の最終到達点)予想は先週の5%超から4.85%に低下した。

<株式> 反発。主要株価3指数はいずれも約2年半ぶりの大幅な上昇率を記録した。10月のCPI伸び率が鈍化したことで、FRBが利上げペースを減速させるとの観測が高まった。利上げによる米景気減速懸念が後退し、あらゆるセクターに買いが広がった。

NY市場サマリー(10日)CPI受けドル急落・利回り急低下、米株急反発 | ロイター

2022年11月11日
ダウ工業株30種 終値33747.86 前日比+32.49 前日比(%)+0.10

<為替> ドルが2営業日連続で全面安となった。10日に発表された米10月消費者物価指数(CPI)の影響が続き、投資家のリスク選好度が高まっている。

10月CPIは前年比伸び率が7.7%と9月の8.2%から減速し、ロイターがまとめた市場予想(8.0%)も下回った。米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを落とす根拠になるとみられている。

<債券> ベテランズデーのため休場。

<株式> 続伸して終了した。10月CPIの伸びが鈍化したことで米利上げペースが減速するとの観測で上昇した前日の流れを引き継いだ。

NY市場サマリー(11日)ドル全面安、株は続伸 | ロイター

今週は兎に角10月CPIとそれに伴うFRBのスタンスに注目が集まった週でしたね。米中間選挙については市場にあまり影響ないものなのでしょうか。あくまで、ここから先の見通し材料ということですかね。

今週もお疲れ様でした。

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