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米国の失業率をチェック。

米国の景気後退について何をどの程度恐れるべきか、
どこに注目すべきが分からないので学んでいるところです。

個人的には「不況」と言われても、日本では長年の景気低迷にすっかり慣れてしまっている印象です。

どこを中心の指標に据えて現状を認識すべきか。
経済の基礎的な書籍から思い出す。

失業率とインフレ率の関係を見ながらコントロールするのが、
金融政策の基本なのだ。

国民のための経済と財政の基礎知識 (扶桑社新書) 新書 – 2021/4/29
髙橋 洋一 (著) p.35より

ノーベル経済学賞受賞のバーナンキ氏に直接薫陶を受けた唯一の日本人である高橋洋一氏が仰るならば疑いの余地は無いかと。

なるほど。失業率か。
2020年のショックからの状況を確認するため、
米国の過去4年の失業率の推移を見てみる。

United States Unemployment Rate - October 2022 Data - 1948-2021 Historical
期間 2019-11-13から2022-11-13

失業率だけ見ていると2020年のショックを克服している様子。
しかし、コアインフレ率も重ねて見ると失業率が低いまま耐えているという印象に。

United States Core Inflation Rate - October 2022 Data - 1957-2021 Historical

物価の高騰と賃上げのバランスが取れていると見ていいのでしょうか。

不況時にデータを見るためにリーマンショック時の状況も見てみる。

United States Unemployment Rate - October 2022 Data - 1948-2021 Historical
範囲25年 コアインフレ率も表示

失業率だけ見ると約10年以上かけて克服してきたという雰囲気ですね。
金融危機とは違うショックなので、影響も反応も対処方法も違うということですかね。

ここまで書きながら振り返ると、
リーマンショックの時も企業の破綻が要因ではあるものの、
本丸はサブプライムローン問題とそこからの波及効果でしたね。
なんだか大事なことをすっかり忘れてました。

住宅や自動車のローン残高、延滞率などといった指標に注目したことがないので少し学んでみたいと思います。

今回も取り留めのない文章、失礼いたしました。

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