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史上初!県の頂点へ!

こんばんは
第99回全国高校サッカー選手権長崎県予選は創成館高校の初優勝で幕を下ろしました。
遂に、遂に母校が全国の舞台に足を踏み入れます!

創成館高校は創部32年。(多分)
現在の久留監督を招聘してから今年で10年目です。
久留監督がサッカー部の監督に就任する以前のサッカー部は部員数が試合出場人数の11人に満たない状況で、グラウンドは雑草が生えている様ないわば弱小校。いや、弱小校にもなりきれない様なチームだったそうです。

元々創成館高校はいろんなところで語られている通り、俗に言う「荒れた高校(ヤンキー高校)」でした。そして学校は大きな借金を抱えていた。
そんな歴史があるそうです。

そこに、今から10年前、久留監督がサッカー部の監督として就任しました。
監督就任から2年目。僕の2つ上の先輩にあたる方々の代から本格的にサッカー部が力を入れ始め、3学年しっかりメンバーが揃ったのは僕が創成館一年生の頃でした。
僕が一年生の頃の当時は、県リーグ1番下の地区リーグに所属。
数々の先輩方がタスキを繋いできました。

2014年 県2部リーグ昇格
2015年 県1部リーグ昇格、高総体準優勝、選手権準優勝
2017年 県1部優勝、プリンス昇格戦敗退、
2018年 県1部優勝、プリンスリーグ昇格、高総体準優勝
2019年 県1部へ降格、高総体準優勝

ちなみに、僕が3年時の2016年は県リーグ4位、高総体・選手権ともにベスト8敗退でした。。。😅

という様に多くの先輩方が創成館高校の歴史を一歩ずつ着実に積み上げてきました。
高総体、選手権合わせて4度、決勝まで勝ち上がるも優勝できない。「創成館はいいとこまで行くけど最後勝てない」そうやって言われてきたこともありました。
それでも根気強く、目標を見失わず、どんなに結果が伴わない年があっても久留監督はブレずに選手達を導いて下さいました。

そしてようやく、今年。監督就任10年目で県の頂点にたどり着いたのです!

今年はコロナの影響からインハイ中止や甲子園中止など多くの大会が中止になってきました。
そんな中、選手権はどうなるんだろうと心配の気持ちもあったはずです。そういう中でも目標に対してブレることなく頑張ってきた成果なのではないでしょうか。

本当に後輩達を誇りに思います!
また今年は僕自身、教育実習生という立場で選手たちとも関わらせてもらいました。少しの時間ではありましたが、そこで感じた選手達の今年にかける思い、監督コーチ、スタッフ陣の今年にかける思いなど感じる事ができました。

優勝した瞬間、僕も涙が溢れてきて、「やっと、やっときた!最高や!」と思わず感極まりました😭
久留監督はそれ以上に長く、遠く感じたでしょうね!

そしてこの多くの歴史は久留先生が監督に就任する前からサッカー部を顧問として支えてきた先生、部員は少ないながらもサッカー部に残り続けたサッカーを愛した数少ない先輩方。こういった人達が残してきてくださったものだと言う事も忘れてはいけませんね!

もし、当時サッカー部が廃部になっていたら今創成館サッカー部は存在しないし、こんな夢物語も存在しなかったんですから!
だから、多くのOBの方々に支えられて今年悲願の初優勝を手にできたと思っています!

長くなりましたが最後に、ここからがスタートです。
優勝して夢物語は終了ではありません。これから創成館サッカー部はこれまでの先輩が誰も経験した事のない舞台に足を踏み入れます。
いろんな感情、不安、楽しみ、プレッシャーがあるでしょう。
だけどみんなには、創成館には、「決勝で勝てない」そんな言われてきた過去をぶち壊して今年長崎を制した力があります!
誰も経験した事のない舞台を思う存分楽しんできてください!

その先に創成館サッカー部の新たな歴史が誕生するでしょう。

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