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ハリウッド版!?『魔神英雄伝ワタル』 そにょ1

こんにちは&はじめまして、taku1(たく)と申します。

出落ちもいいところ、今回は唐突に大嘘タイトルから始まりましたので謝罪致します。
大変申し訳ございませんでした!

とはいえ、私ら世代は「全米No.1」とか「全米が泣いた!」とか何度も騙されてきたのに(※ あくまで個人の感想です)、ハリウッド的なものには何だか凄さを感じてしまう世代なので仕方ないのです。
今の時代だと、日本のアニメやゲームのハリウッド実写化ってなると心配な気持ちの方が大きくなったりしたり、ハリウッドよりネトフリ実写化って方がシックリ来ますが、まあそんなことは置いときましょう。

今回ご紹介するワタル作品は「Keith Courage in Alpha Zones」というゲーム作品です。
はい、実写化ですらありません。
こちらは1988年のテレビアニメ『魔神英雄伝ワタル』放送中に発売されたPCエンジン専用テレビゲームの北米版なのですが、北米ではワタルの放送が無いのでゲームシステムはそのままに、物語の部分だけ全然違う内容に改変されて発売されました。
この大元の日本語のPCエンジン版『魔神英雄伝ワタル』については、まんだらけ中野2Fミクロ館でもお取り扱い頂いている同人誌「ワタルクロニクル Vol.1」作品全紹介にて触れておりますのでよろしければ是非に。

今回はこの「Keith Courage in Alpha Zones」がウィキペディアにて英語で紹介されていますので、これを日本語にして解説しながらご紹介したいと思います。
いやいや、フリーの翻訳ソフトもどんどん性能良くなってきましたよねー。
中学一年生の二学期で「俺、英語を覚えなくても大丈夫な世界線で生きてく」と決めたこの人生、なんとか逃げ切れそうな射程距離圏が見えてきた気がしています。

フリー百科事典ウィキペディアより

「アルファゾーンのキース・勇気」
プラットフォーム PCエンジン/ターボグラフX-16
リリース
日本: 1988 年 8 月 30 日
NA : 1989 年 8 月 29 日

「Keith Courage in Alpha Zones」は、 NECがTurboGrafx-16用にリリースした1989 年のサイエンス ファンタジー プラットフォーム ゲームです。
北米のコンソール用のパックインゲームでした。
日本では元々、 1988年8 月 30 日にハドソンソフト によってPC エンジン(TG-16 の日本版) 向けに、『魔神英雄伝ワタル』というタイトルで発売されました。これは、同名のテレビアニメシリーズを原作としたものです。
上記から、北米のPCエンジンの本体の名前は「TurboGrafx -16」という機種名でリリースされました。
日本の発売から一年後に英語版のこのゲームは発売されたようです。

プレイヤーはキース・カレッジを操作します。
このゲームでは、地球に巨大隕石が衝突し、別の惑星からの侵略軍がやって来ます。惑星の地表の奥深くに巣を作り、BAD (Beastly Alien Dudes) の惑星が地球を乗っ取ろうとしています。
NICE (地球国際市民連合) のメンバーとして、キースの使命は BAD を倒し、世界に平和をもたらすことです。
剣で武装したキースは、まず前哨基地の警備員を倒さなければなりません。
その後、アンダーワールドに入ります。
ここでキースは素晴らしいノヴァスーツを起動します。
亡き父親が残した秘密の力である彼は、半分人間、半分機械の怪物です。
ほぼ無敵の彼の剣は、恐ろしい野郎たちに大混乱をもたらすと、稲妻の力でひび割れます。
彼の目標は、ここにある BAD サクシードの本拠地であるロボ ゾーン (第 7 アルファ ゾーン) に到達することであり、プレイヤーはゲームに勝利し、地球を奪還し、宇宙における人類の地位を回復することになります。
4 人の友人がキースにアドバイス、剣、爆弾、追加のライフを提供します。
プレイヤーの目標は、侵略者が残した盗まれた富を集め、お金でトラブルから抜け出すことです。

フリー百科事典ウィキペディアより

いきなりタイトルに勇気と翻訳されていますが、これはキース・カレッジという名前の中のカレッジという単語が勇気に翻訳されただけですので無視してください。
内容的に全くワタルのおもしろカッコいい世界観とは掛け離れた物語です。
キースはスーツを着て戦う訳ですね。
もうDCやMARVELさながらアメコミ的な考え方全開です!
アメリカのロボットと言ったら『トランスフォーマー』なので、乗り込むというよりロボット自体が生きている超ロボット生命体という考え方の方がシックリくるし、乗り込むより着込むなんでしょうね。
日本だとコンボイ司令官と龍神丸は同じ声ですけどその原理は北米では通じない訳ですよ。
ちょっと自分でも何言ってるかわからなくなってきましたが、兎に角主人公のキースは地球国際市民連合のメンバーとして龍神丸デザインのノヴァスーツを着て宇宙人を蹴散らす訳です。

このゲームはアクション アドベンチャー プラットフォーム ゲームで、プレイヤーが地上 (オーバーワールド) にいるか地下 (アンダーワールド) にいるかに応じて 2 つのプレイ スタイルがあります。
ゲームには合計 7 つのレベルがあり、それぞれがオーバーワールドとアンダーワールドの 2 つのエリアに分かれています。
オーバーワールド エリアは、単純な右方向への移動とプラットフォームのホップで構成されます。
オーバーワールドでは、人間の姿でキース・勇気を操作し、鳥、モグラ、さらには空から落ちてくる猫の姿をした敵を短剣を使って撃退します。
オーバーワールドレベルの最後に到達すると、キースはレインボーを介してアンダーワールドに転送され、そこでノヴァスーツを採用します。
地下世界のレベルは、カラフルな地上世界よりも複雑で脅威的で、攻撃的な悪夢のような生き物や、水平方向だけでなく垂直方向の移動にも重点を置いて移動できる広大な地形が存在します。
アンダーワールドの各レベルの最後にはボスがいます。
オーバーワールドでは、プレイヤーは時々建物に入り、パワーアップを購入することができます。

◆オーバーワールドのゲームプレイ
オーバーワールドでは、キースは短剣と 3 つのハート コンテナを持った単純な冒険好きな人間です。
表世界はシンプルではありますが、キースがコインを集め、そのコインを使って「ボルト爆弾」、健康回復、会話できる NPC がいる家に行くことで裏世界用のより良い装備を入手します。

◆アンダーワールドのゲームプレイ
冥界への転送により、キースはノヴァ スーツを着ます。
これは、彼に体力バーに追加のハートを与え、冥界で購入したものに応じてより良い剣を与える鎧です。
さらに、キースは「ボルトボム」を使用できるようになりました。
ボルトボムを使用すると、残数に応じて 8 つの基本方向に発射される弾丸に似ています。

フリー百科事典ウィキペディアより

このゲームの進行は、前半は地上でワタルを操作してお金を貯めて強い剣を買ったりしてゴールを目指し、後半は地底で龍神丸に乗って魔神バトルしながら階層のボスを倒して次の層へ行くという繰り返しになるので上記の設定、上手くぴったりはめ込んだ感じがします。
因みにモグラの敵はEXマンの事で、ボトルボムはへんたまの事だったりします。
このゲーム、日本版も龍神丸がへんたまで攻撃するアニメ設定そっちのけの元々よく解らない状態です。

んで、この作品は漫画が存在しますので次回はそちらをご紹介したいと思います。

最後までご覧頂きまして、はっきしいってありがとうございました!
またね。

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