すっちー座長のお客様対応

三重県の松阪クラギ文化ホールでのバラエティー&すっちー座長新喜劇公演に行っておりました。


緞帳は牛でなく桜でした(笑)


綺麗ですね!

二回公演で合計2600人の満員御礼!!
ありがとうございました(*^^*)

本題はここから。

二回目の新喜劇中に、出演者から動画撮影をしているお客さんがいるから確認して欲しいと言われました。

客席に確認に行くと、小学校高学年くらいの子供がタブレットで動画を撮影しておりました。
もちろん公演中の撮影、録音は禁止です。

運営スタッフに連絡を入れはしましたが、やはりお芝居の最中にスタッフが場内の、ましてや前の方に行き注意を促すと言うのは、周りのお客さんへの迷惑になりかねないので、タイミングが難しいなぁ、と思っておりました。


その間も新喜劇は展開してどんどんストーリーが深くなっていきます。そうなると余計にスタッフも入りにくくなります。

そんな中でもすっちーさんは予測不能アドリブを炸裂させまくっていました(^-^;


とあるシーンで舞台から客席に飛び降りて端から端まで場内を練り歩くファンサービスまで(笑)


そして、最後の最後、舞台に戻る直前に、動画撮影してるお子さんの傍に行き小さな声で「撮っちゃダメだよ…☺️」と小さな声で言って下さった。

その子も素直に撮影を止めました。

本来は親御さんが撮影を止めさせるべきですが、注意ナレが耳に入っていなかったのか、子供に甘いのかその理由は解りませんが、

誰も傷付けず、多くの人を喜ばせてダメなことを教えてあげたすっちー座長の優しさと、正義感と、アドリブ力に本当に感動しました。


今回はこういうカタチできれいに終われましたが、やはり禁止されている項目は遵守して下さいね(*^^*)守ってない人がいると、その周りの人の気が散るんです。

観劇する側のモラルについて思い出しましたがその昔、立川談志師匠の落語会でのエピソードを一つご紹介します。

落語中に子供がずっと歩き回ったり、声を出したりしていたそうです。その時談志さんはその親御さんに子供を連れて退場を命じました。

恥ずかしさもありそそくさと退場されるその親に向けて談志さんは

「アナタが落語を見たい気持ちは解る。でもそれを我慢して出て行く姿を子供は見ている。それが教育です」

と仰り、場内から拍手が起こったそうです。

舞台でトップを張る人たちは本当に粋でカッコいいですね!!

今日はバタバタして、松阪牛はひときれも食べられなかったのは心残りですが、温かい気持ちで大阪に帰れました😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?