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今出来る勉強

新型コロナウイルスによる自粛で、多くの仕事がなくなり良くも悪くも膨大な時間を手にすることが出来ました。

身体を鍛えてみたり、台湾が大好きなので独学で中国語の勉強してみたり、今出来ることを今やっています(ほぼ毎日オンライン飲み会も…)

GWに入る時に、もう一段階何か増やしたいなぁと思い、関係者の方にお願いして劇団コケコッコーの過去のお芝居の資料映像を取り寄せました。

ここ数日、一本ずつみてます。
今日は雨やどりを見ました。

雨やどりとハー・マインド・イズ・ポップコーンは自分が舞台監督を担当させて頂きましたが、担当していない他の作品も、客席からの目線で見させてもらいました。

カーテンコールの二回目、もう少しタメてからの方が良かったかもなー、とか桜の降らせる量を最後だけもう少し増やしても良かったかもなー、と公演は横からしか肉眼では視れないし、本番中はまぁまぁ他にも考えなきゃならないことも多くて、こんなにお客さんと同じように集中して感情を入れて見ることはないからとても勉強になります。

あと雨やどりで中国人のみゆきさんの会話はずっとカタコトの日本語で会話するのですが、驚いた時に言ったウェイシェンマー!?その時は何とも思って無かったのですが、中国語を勉強している僕はちゃんと分かりました。

ウェイシェンマー→为什么

どうしてー!?っていう意味でした。

ちゃんと意味あったんや!!
と、勉強が初めて報われた瞬間でした(笑)

こんな報われ方は想像していなかった!


そしてこれはスタッフだからそう感じるのか、自分の感受性なのか解らないのですが、近年はカーテンコールで出演者が登場してきて深々と頭を下げた時に、一段階ドンっと拍手が盛り上がるのが琴線に触れて、ウルッときてしまう時があります。

稽古場で苦悩する姿や僕たちも知らないとこで一生懸命お芝居に向けて自分の時間を削っているのが報われるように強く感じます。

明日はハーマインドをみます。

そして、そんなことをやっているとちょうど劇団コケコッコーのYouTubeチャンネルが出来たんですね!

劇団コケコッコーのチャンネル

また新たなエンターテイメントを生んでくれるのでしょう。楽しみです。

そして、またコロナが終息して、世の中が平穏になれば、この期間に溜め込んだエネルギーと魂を込めた作品を上演してくれると思います。

僕自身も、そんな彼らの情熱に負けないくらい、作品に情熱を注げるよう、明日もお客さんの気持ちになってお芝居をみたいと思います。

これを読んで頂いた皆様も、どうかご健康で過ごされますことをお祈りしております。

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