フースーヤNGK初単独ライブ
フースーヤNGK初単独ライブ「沼オーディション〜コンセント生誕145周年記念公演〜」という、フースーヤ単独ライブが前に付いていなければ、本当に意味の分からないタイトルの公演で舞台監督をさせて頂きました。
漫才劇場で何度か単独は担当しましたが、それ以外で初めてフースーヤの単独を担当させて頂きました。
本人や作家陣から袖パネルにコンセント(コネクターとケーブル)を巻き付けたいという要望が出たのですが、たぶんそれは思ったほど目立たないのと、袖パネルの可愛らしさを消してしまう気がしたので、上からオブジェ的に吊り下げてみるのはどうかな?と提案し、それプラス元々の案にもあった袖パネルにも1本だけコンセントを装着するというのでまとまりました。
そしてそのコンセントがより際立つように、ケーブルに電飾を入れて照明と連動させたいなぁと思い、電飾さんに相談して、消してる時はただのケーブルに見えるような特殊な加工を施してもらいました!
さらに先端は電飾さんの計らいで3Dプリンターで普通のコネクターの5倍くらいの大きさにしてもらい、青とピンクの2色それぞれ塗って頂きました!
いよいよお笑い界にも3Dプリンターの時代がやってきました!初めて見た時はワクワクしました!!
東京のニッショーホールはランウェイが常設である特殊な会場だったので、それを活かした演出なども斬新で面白かったです!
NGKではランウェイはない代わりに、セットをもう少し追加して、センターにポスターのイメージの月と沼がレイアウトされた幕を作ってもらいました!
そこに映像を投射するのも一工夫って感じです!
さらにタペストリー(両サイドの垂れ幕)の下には沼に見立てたシートを敷いてそれがキラキラ光るようにオレンジの電飾も入れてみました! 個人的にはコンセントより沼のキラキラがシンプルに可愛くて好きでした(笑)
そんな感じでセットは個人的には凄く好きな世界観で
ポスターのコンセプトを舞台に実現出来たと自負しております。
公演の中身も本当にパワフルでネタや映像も原寸大のフースーヤらしさが初めから全開で、エネルギーが迸るハイカロリー、ハイテンションで走り抜ける姿が見ていて気持ちいい公演でした!
高校球児が1つのセーフを取るためにヘッドスライディングしてドロドロになって、塁上でガッツポーズをしているような、青春と泥だらけがこんなに合う瞬間が大人にもあるのだなぁと、僕みたいなおじさんはしみじみ思ってしまいました(笑)
起こしくださった皆さま、ありがとうございました。またチケットが外れて来れなかった皆さまはぜひまた次の単独ライブにお越しくださいませ!!
場所が変わっても彼らのテンションや青春感が変わるものでもないと思います!!
一緒に公演に携わってくれた皆さんに感謝です!
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