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【TB】2024シーズン戦力分析 〜エイ光への輝跡〜

皆さま開幕直前の時期となりましたが、今年初投稿となりますのでまずは明けましておめでとうございます。今年も実生活との絡みはあるものの、MLB並びにレイズへ対する強い情熱を持ちながら筆を取っていきますのでどうかよろしくお願い致します。


◆行く人来る人&オフの雑感


まずは昨オフからここまでの動きから。

◀︎OUT
J.ビークス(→COL)
C.クリスウェル(→BOS)
J.ディークマン(→NYM)
C.フォーシェイ(→MIA)
J.フレミング(→PIT)
T.グラスノー(→LAD)
J.ゲラ(→🇯🇵阪神)
K.キトレッジ(→STL)
R.スティーブンソン(→LAA)
C.ベタンコート(→MIA)
L.ラリー(→SEA)
V.ブルハーン(→MIA)
M.マーゴ(→MIN)

IN▶︎
T.アレクサンダー(DET→)
P.メイトン(HOU→)
R.ペピオ(LAD→)
J.ワゲスパック(🇯🇵オリックス→)
J.カバレロ(SEA→)
A.ロサリオ(LAD→)
J.デルカ(LAD→)
R.パラシオス(STL→)

退団組では昨季途中加入でブルペン強化の一翼を担ったディークマンやスティーブンソンらの名前があるが、同等の活躍を見込んで年俸増での残留工作よりも他の投手でも代替可能と判断したことが窺える。19HRとブレイクしたラリーの放出も内野強化の方針でやむなくといったところか。グラスノーとマーゴの放出はコストカット&対価で同ポジションの若返りという狙いからレイズらしい好ムーブと言える。

新加入組では大物はいないものの、遊撃のレギュラー候補のカバレロ、先発の一角を任せたいペピオ、新たな左打者としてパラシオスと概ね放出した人材に取って代わるポジションの選手を獲得している。野手陣はレギュラーが固定されていないポジションが多いため、彼らがそれを勝ち取る可能性も大いにある。

◆攻投守分析


ここからは簡単な陣容、攻撃面・投手陣・守備面の3つに分けての項目ごとでの総評を載せています。

○予想オーダー&投手編成(先発ローテーション・ブルペン)

1 1B ディアス
2 RF パラシオス
3 LF アロサレナ
4 3B パレデス
5 2B ラウ
6 DH ラミレス
7 CF シリ
8 C ピント
9 SS カバレロ

※パラシオス(左打者)はラミレスやデルカらの右打者と併用、ミードやロサリオらが先発起用ならラウは他ポジションでの出場と予想、本来RFレギュラーのJ.ロウは右上斜筋痛により開幕から10日間IL入り

・SP
エフリン
シバーレ
リッテル
ペピオ
ロペス or オドリッジ

※ブラッドリーは右胸筋通で4月以降復帰の見込み、TJ手術明けのバズは中盤以降復帰予測

・RP
アレクサンダー
ケリー
ポシェ
アームストロング
アダム
フェアバンクス

○Offense


オフの入れ替わりは多めだったが、総合的には昨季とそれほど大きな変わりはないと見ており、基本は例年通り相手先発投手のタイプや相性に応じた日替わり打線となるだろう。レイズ打線の妙味は「誰が何番を打つのか?」ではなく、「今日はどんなラインナップになるのか?」という点なのでその日の顔触れを見て何かしらの意図があると読むのも面白いと言える。

選手個人に目を向けると、特に期待したいのは加入以来20→31HRと順調に右の大砲へと成長しているパレデス。チームでは貴重なスラッガーでもあるだけにタイトル争いのダークホースと予想しても良いくらいだ。また、J.ロウが故障で出遅れるのは残念だが、進境著しいミードらの若手、成長の余地を残すパラシオス、対左投手時で非常に頼れるラミレスなどレギュラーでなくとも粒揃いの人材が並ぶ。

また、開幕はマイナースタートとなったが、球界全体でもトップクラスのプロスペクトであるカミネロの起用法も見どころの1つ。ポジション問題はあるが、どういう形であれラインナップに名を連ねるのは楽しみであり、順調に行けば新人王の可能性もあるだけに要注目の存在だ。

○Pitching


昨季は(数年来のファンの感覚なら昨季”も”?)エースのマクラナハン、複数年契約を勝ち取ってから好スタートのスプリングス、同じくローテーションの一員として開幕から好投のラスムッセンが揃って肘手術を受けることになり、青写真は瓦解した。だが、移籍1年目で期待を上回る活躍を見せて16勝したエフリン、途中加入のシバーレ、急遽の先発登用となったリッテルらでやり繰りした。そこから10勝でエース級のグラスノーが去り、彼の穴を埋める存在の出現が待たれるところ。そのグラスノーとのトレードで加入のペピオ、TJ手術からの復活が期待されるバズ、貴重な左腕という点でアクセントになり得るロペスらが候補にいるが、毎年のような故障者発生や有事の時には素早くかつ思ってもいない外部補強を行うパターンから流動的となりそうだ。

ブルペンに目を向けると、今季もこれまで同様パターンは作らずに調子や状況に応じてつぎ込んでいく継投となる。クローザーは昨季途中より定着した豪球右腕のフェアバンクスが務め、彼に繋ぐまで不屈の苦労人アダム、暴れ馬左腕ポシェらタイプの異なる多士済々のメンツが脇を固める。ここも先発陣同様に異常ありと見ればすぐさま取って代わる人材を安価で連れてくるだろう。

○Fielding


内野陣は当初のレギュラー予想の面々については可もなく不可もなく無難といったところ。注目はレギュラー不在の遊撃でカバレロ、ロサリオ、カミネロらが争うが大きな破綻は無さそう。なお、ロサリオは内外野兼任でのユーティリティとして起用の情勢である。二塁も元来レギュラーのラウがここ数年は故障がちで契約最終年なため、ミードが定着する方が将来的な展望は明るくなる。

正捕手は一応ピントが予定されているが、まだ絶対的なレギュラークラスではないため、本来なら教育係的なベテランもしくは同等ほどの実力を持つ競争相手が居るのが望ましかったところ。本人がこの状況をスターダムへとのし上がる好機到来とポジティブに捉えていれば良いのだが。

外野陣はガッツ溢れるアロサレナ、抜群の身体能力で魅了するシリ、スピードのあるJ.ロウやデルカが顔を揃える。

◆予想順位&運用面


地区内では多くの若手の台頭から近年爆速で戦力上昇中のオリオールズに優勝は譲るも、勝敗で言うと92勝70敗ほどでワイルドカードでのポストシーズンは勝ち取ると見る。シーズン中の補強では先発と捕手(レギュラーか控えかはピント次第)の獲得を推進したい。投手陣の中でもとりわけ先発は毎年のように誰かしら長期離脱レベルの故障に苛まれているため今季もトレード期限まででの必須事項と言える。

決して楽観視はしていないが、一見戦力がダウンしたようでも代わりやグレードアップとなる人材を賄える術があるところがこのチームの強みなのでよほどのことが無い限りポストシーズン進出する可能性は高い。

◆終わりに


以上、開幕も目前で士気も高まっている中、より熱を感じられる環境でキャップもユニフォームも着用してからまとめてみました。予想はあえてシビアめに書いていますが、心の底では「目指すのは頂点しかない☝️」という想い、それに尽きるでしょう!

私自身もネット内外💻🚲でタンパベイ・レイズ(TB)という存在をアピールしていきます!

今回も読んでいただき、ありがとうございました!

I’m full of ambition 2024 season!

Go Rays✨

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