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【TB】開幕直前特集: 2023年のレイズ大予想&ロースター解説〜エイ光への輝跡〜

開幕直前ということもあり、多くの情報収集&整理に追われていますTakuです。今シーズンもよろしくお願い致します。

アレコレ述べる暇もなく、早速今季のレイズについて語っていきましょう👉

◆行く人来る人&オフの雑感

まずは昨オフからここまでの動きから。

◀︎OUT
N.アンダーソン(→ATL)
J.T.シャギワ(→MIA)
C.クルーバー(→BOS)
J.P.ファイアライゼン(→LAD)
J.ゲラ(→MIL)
R.ヤーブロー(→KC)
崔志萬(→PIT)
K.キアマイアー(→TOR)
D.ペラルタ(→LAD)

IN▶︎
Z.エフリン(PHI→)

退団組では何といっても10年間レイズ一筋の生え抜き=フランチャイズプレイヤーだった名手キアマイアーが去り、ファンには大きなショック。他にもバルクガイの申し子として重宝したヤーブローや加入以来人気者となった崔という名も見るとさみしさを感じる。唯一の新加入はFAで前PHIのエフリンに球団史上最高額の3年4000万ドルという条件を投じて獲得したぐらい。近年先発右腕は単年契約が基本線だっただけにそれまでとは違う期待のほどが見て取れる。ただし、野手の補強は全くの手つかず(手つけず?)で不安が大きい。現有戦力では昨季先発で台頭したスプリングスとの契約延長が明るいニュース。

◆攻投守分析

ここからは攻撃面・投手陣・守備面の3つに分けて分析していきます。

○予想オーダー&投手編成(先発ローテーション・ブルペン)

1 1Bディアス
2 SS フランコ
3 3B パレデス
4 LF アロサレナ
5 2B ラウ
6 DH ラミレス
7 RF マーゴ
8 Cベタンコート
9 CF シリ

※メヒア、ラリーらも控えており全体としては流動的

・SP
マクラナハン
ラスムッセン
スプリングス
エフリン
フレミング

※パティーニョは入れ替え要員、左腹斜筋痛のグラスノーは4月下旬ごろ復帰予測とする

・RP
ビークス
ポシェ
トンプソン
アダム
フェアバンクス

※+1名でリリーフはフォーシェイやクリービンガーあたり

○Offense

打線からは崔やキアマイアーらが抜けたが、そもそも昨季は年間通じてベストメンバーが揃わなかったためか痛手という面は少ない。それよりもオフに全くと言っていいほど補強をしなかった(できなかった?)のは痛い。数少ない左打者でもレギュラークラスはラウしかおらず、その彼も近年は故障がちなのも懸念材料。昨季は貧打に苦しんだが、それを上回る得点力不足に陥る危険すら感じさせる。

だが、不確定要素が多いというのは裏を返せばヤングパワー台頭のチャンスとも取れる。WBCオーストラリア代表には参加せず今季メジャーデビュー予想のプロスペクトのミード、加入初年度の昨季は不振も2年目の今春は好調で”令和のマット・ジョイス”の雰囲気を感じさせるラリーといった面々には戦前の予想を覆すほどの打撃を期待したい。

○Pitching

先発では昨季タイトルを争ったマクラナハンが今やエースの座に。これにラスムッセン、スプリングスが続き、新加入のエフリンと並ぶ。先発もう1枠には出遅れのグラスノー、穴埋めにフレミング、パティーニョ、プロスペクトのブラッドリーらが据えられるだろう。

ブルペンは昨季のように前年大活躍のメンバーがそのまま続けて成績を残せなかったなどシーズンに入ってから開幕時予想とは大きく陣容が変わる可能性もある。名前を挙げると昨季大きく開花のアダムの勤続疲労、故障がちなフェアバンクスなど。とはいえ、そこはローリスクハイリターン運用に長けたレイズフロント。仮に現有戦力での青写真通りとならなかったとしても球界中にアンテナを張ってから昨季のアダムのような思わぬ救世主を連れてくるパターンもあるので、その点もこの球団の隠れた注目ポイントと言える。

○Fielding

ゴールドグラブ級の名手はいないが、全体的には無難にこなせるメンバーが揃う。ただし、オーダーとの兼ね合いから三塁レギュラー予想のパレデスが二塁、同一塁のディアスが三塁を守るケースは大いにある。不安を挙げれば本来外野のラリーが経験の乏しい一塁を守る時か。内野(特に二遊間)の控えとしてウォールスまたはブルハーンの役割も地味に重要。

外野陣はマーゴやシリが好守の部類だが、キアマイアー退団で物足りなさを感じるファンもいると予想される。WBCでも魅せてくれた左翼のアロサレナのガッツにも注目してもらいたい。

◆予想順位&ひとこと

野手とブルペンに不確定要素が多く、現場・フロントともに昨季よりも苦心のやり繰りとなるだろう。85勝77敗でからがらポストシーズン進出の地区3位と予想。ただし、新人・若手の台頭次第では多少の上積みも期待できそう。夏にポストシーズン進出の目が出るなら不足している左打者やレギュラークラスの捕手を狙うべき。

球団創設25周年の今季開幕は創設年と同じタイガース(DET)との顔合わせ。今では縁起物との声のある復刻ユニフォーム着用は今季も実施され、記念の年ということでW.ボッグスやC.クロフォードといったOB関連のイベントも催される予定。

参考下記URL
https://www.mlb.com/press-release/press-release-rays-announce-25th-anniversary-details-for-2023

◆終わりに

毎年思うことですが、戦前にいくら不安要素があったとしても最終的には新たなシーズンがようやく始まる期待感に埋め尽くされているなと感じます。

昨季に比べると控えめではあるものの目指すのは当然頂点、これから布教活動も交えながら熱く視線を送っていきます⚾️🔥

今回も読んでいただき、ありがとうございました!

Go Rays✨

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