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【TB】2022年シーズン回顧 〜エイ光への輝跡〜

前回投稿からはや半年、ようやくの更新となりましたTakuです。

シーズン中は書きたいネタがいくつかあったのですが、実生活が予想以上に多忙でまとまった時間が取れずにこの時期となってしまいました。楽しみにされていた方には申し訳ない限りです。

ストーブリーグ突入からだいぶ経ちますが今回は今季のレイズの戦績を攻撃面・投手陣・守備面の3つに分けて回顧する内容とします。

※今オフの補強には触れずにあくまで今季の回顧です

◆攻投守総括
○Offense
チーム得点は昨年リーグ2位の863からリーグ11位666と200近くのマイナスとなった。その原因は開幕直前のメドウズ放出も少なからずあるだろうが、ズニーノ、ラウ、フランコ、マーゴなど年間通じて主力が故障者だらけでベストメンバーを組めなかったことに尽きる。

そんなチーム状況を尻目に奮闘したのは昨季新人王のアロサレナだった。20本塁打、92打点、32盗塁と傑出した数字を残し、主力としての地位を固めた一年となった。

新加入組ではアロサレナと並ぶ20本塁打のパレデス、準レギュラーとして好打を見せたラミレスが剛柔ぶりを見せた。特にパレデスは6月21日から出場の3試合で4本塁打を放ち、長距離砲不在のチームに期待をもたらした。人気者フィリップスと入れ替わるタイミングで加入したシリは溌剌とした攻守を見せ、存在をアピールした。

○Pitching
チーム防御率3.41はリーグ3位と、今季も投手力の強さを示したシーズンだった。先発陣ではマクラナハンとクルーバーが規定投球回に到達したが、これはC.モートン以来3年ぶりだった。特にマクラナハンはタイトル争いに参戦し、球宴では先発を務めるなどその名を知らしめた。嬉しい誤算はこれまでリリーフが主だったスプリングスで、勝負どころの8〜9月にはそれぞれ3勝づつ挙げ、終盤のスパートに貢献した。

一方ブルペンはファイアライゼン、シャギワ、フェアバンクス、キトレッジといった昨季大車輪の活躍を見せた面々が揃って故障に苛まれ、他球団からの放出→獲得組で賄ってどうにか凌いだ。そんな中で光ったのが開幕直前の3月に加入したアダムだった。これまでさしたる実績は無かったが自身初めて年間通じてメジャー帯同し、67試合で防御率1.56と好投しただけでなく、急造クローザーとしても8セーブを挙げた。

○Fielding
チーム失策数はリーグ7位の86と特段悪い数字ではないが、故障者大量発生の余波は守備にも影響が出ており、各ポジションで100試合以上出場したのは三塁のディアスと左翼のアロサレナの2人しかいなかった。そのため打線同様日替わりとなった苦心の起用ぶりが見て取れる。

故障者だらけの内野陣で遊撃を中心に内野3ポジションに就いて大忙しだったウォールスは14失策を喫するも、DRSはチームトップの+11を記録した。

名手として知られる中堅キアマイアーは故障を抱えた影響か際立った数値を残せず、7月9日を最後にシーズン終了となるなど近年幾度もファンを沸かせてきた外野陣ではなくなっていたという感が強い。

捕手では途中加入のベタンコートが盗塁阻止率48%と期待以上の強肩を披露した。

◆私的チームMVP
ショーン・マクラナハン (LHSP)

選考理由:前半戦からタイトル争いに加わり、故障者続出と貧打でイマイチ波に乗れない上に放っておかれるとメディアから見向きもされないであろうチームにあって耳目を集めさせる存在となってくれました。

大詰めの9月にはIL入りと復帰後立て続けの大量失点試合があるなど終わり方は良くなかったものの、トータルでは防御率・勝利数・奪三振の3部門とも自己ベストに初の規定投球回到達と大きな足跡を残した年だったと言えます。来季は今季並みのスタッツをノルマにして自己・チームともに更なる高みへと進められる年となることを期待するのみです!

◆参考サイト
Baseball Reference
https://www.baseball-reference.com/teams/TBR/2022.shtml

◆終わりに
今年もあまり記事を上げられてなくてこう言うのは心苦しい面もありますが、今後も担当をいただけるなら続けたいという意志があったので与えられた時間だけでなく、来年は自らの手で時間を作ってでもnoteに向き合う機会を増やしていきます。不完全燃焼を晴らすべく燃えている、それしかないです。

次回は今季限りでレイズ退団が決まった思い入れの深いあの選手について取り上げてみます。

今回も読んでいただき、ありがとうございました!

#TB #レイズ #mlb #MLBファン合同note企画 #レイズnote #2022シーズン回顧

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