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乃木園子の両親

鷲尾須美は勇者である、そして結城友奈は勇者あるには乃木園子という少女が登場します。天真爛漫でかわいらしく、少しボケたところも見せつつ非常に頭の回転が速いという個性的な子です。

園子は前日譚に当たる300年ほど前の物語、乃木若葉は勇者であるの主人公、乃木若葉の子孫であり、乃木家は西暦から神世紀へと移り変わる中、当時最も強い力を持つ巫女であった上里家と共に、四国を統治する大赦のトップとして有り続けました。物語の描写的には四国という閉ざされた世界の中で皇室的な、非常に高い家格を持つ家であるような表現が成されていたように感じられます。

両親のどちらが乃木若葉直系の子孫?

容姿や髪型、そしてこの世界では女性だけが神の力を授かり勇者巫女として力を振るうことが出来るとなると、恐らくは代々女系の当主であり、母親が乃木家直系の子孫というのが物語的に妥当に思えます。推察ですが(予防線)。

ただ園子の母親に関しては割と普通の感性を持つ女性・母親にも見え、父親が非常に厳かな雰囲気を感じさせる人物なので、父親もまた乃木家の近縁、あるいは上里家に連なる人物なのかもしれません。

園子は容姿は乃木若葉、中身や雰囲気は上里ひなたを思わせると語られることもあるので、そんな形で乃木と上里の血が交わっているとすると素敵なお話かもしれません。若葉ちゃんとひなたんから直系の子孫が生えてきてもいいですけど。園子を作ろう!

余談

なお父親については勇者の章、大満開の章の終盤で神樹様と一つになった(迂遠な物言い)神官ではないかとする説とそれを否定する節があってまたそれも面白い。前者では母親も共に(大赦検閲済)となってそのっちは天涯孤独設定も…。まあほとんど親世代が全面に出てこないお話なのでこれも謎ですね。

仮に夫婦が共に旅立ったのであれば、わすゆのアニメ6話の描写は大赦の方針に準じて志を同じくしつつも、あの場ではお腹を痛めて産み育てた園子に対しての母親の母性や愛情が溢れた…とか、それでも大筋では大赦の神官として決別したとか色々なお話の種になりそう。あるいは神として祀られた不憫な園子が再び天真爛漫な笑顔を取り戻したことで神樹様への帰依を強めたなんてのも…。

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