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キートップを染めたかった

最近、机の周りを眺めていて違和感を感じた。

どうもキーボードが浮いている。浮いているというのは物理的にではなく、色が浮いているのだ。
このキーボードを買ったときには、なんとなく白だからいいなと思って買ったのだが、机を囲むものはほとんどが黒。そうなると白が浮いてしまう。

キーボードを買い換えようかと思ったが、せっかくなので今あるものを活かしたいと考えた結果、キーボードのカスタマイズしようと考えた。

キートップは染められる

まずはキートップだけ黒くしたかった。できれば無刻印がいいのでいま使っているものをそのまま活かして黒くしたかったのだ。調べたところ、キートップは染められるようだ。

あー、これやりたい。ぜひやりたい。

さらに調べると以下のブログが見つかった。

なるほど行けそうだ。早速材料を揃えた。

染まったが。

材料として買ったのは染料だ。マックスポイントベストカラーの黒、ポリプロピレン用だ。

あとは適当な鍋とざるを100均で購入してきて染めるだけである。

徐々に染まっていくのがわかったが、よく見ると何かがおかしい。
まあ染め終わってからおかしな点は確認するといいだろうと思い、そのまま30分ほどかけて染め上げた。

まあそこそこきれいに染まったのだが、やはり先程感じた違和感は間違っていなかったのだ。

キーが変形している

そう、熱にやられてキーが変形したのだ。たぶん火にかけたままだったらだめだったのだろう。じっくりコトコト煮込んだキーキャップの誕生である。もちろん使えない。

トライアンドエラーだな

きっと火から下ろせばよかったのだろう、そうすれば温度が低い状態になったのでキーも変形しなかったはずだ。まあそんなものは後の後悔でしかない。
今回は予備のキーキャップでやったので、いまも無事にキーボードが使えているのが不幸中の幸いである。

キーキャップを染めて黒くする夢は破れたが、これで染めることの難しさがわかった。たぶん次はやるとしても塗装だろうな。

ハードオフでお手頃価格なキーボードを見つけたので、今回の失敗の傷が癒えた頃に購入して次の手を試してみたいなと思っている。

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