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9店舗目 東京 丸ビル 天政


皆様、お疲れ様です

もう2022年が終わろうとしてますね、そんな2022年の最後のお店に行ってまいりました

天政

東京駅の丸ビルの35階にある天ぷらのお店、「天政」です

コロナ禍になってから中々天ぷらのお店に行けなかったのですが、お昼の時間で予約が取れて行けました

今回は身内の食通の方とご一緒する事に、んー楽しみ


めんつゆに大根おろし、上は左から順番に塩、レモン、塩麹、梅肉、醤油麹とわさび


メニューは全てコース料理、オススメは季節の食材を使った「冬の天婦羅コース(8800円)」だそうだ

旬の食材の天婦羅なので間違いないだろうと思ったのでそのコースに決定

大将が今日揚げてくださるネタを見せてくれる

ますます楽しみだ

飲みかけで失礼

ビールを飲みながら待つ

お通し

最初に来たのはお通し3品

左がきんぴらごぼう、上がぶり大根、右がほうれん草の白和え

どれも美味しくておつまみになる、白和えなんてかなり久々に食べたけど、やっぱり好き


すると1番目

さいまき海老

天ぷらの顔と言ったらやはり海老

さいまき海老ですね、これが成長すると車海老になります

海老の甘さを活かすのなら車海老よりもさいまき海老だそう

オススメは塩で頂く、とても甘くて塩のきめ細かさとも相性がいいですね


めごち

次はめごちですね

身がふっくらと、口に入れるとほっくらと

尾の所まで美味しくて、仕込みの力入れが凄いなあと感じる

3つ目が写真撮るのを忘れてしまいました(ブロガーながら不覚を取りました…)

ちなみに零余子(むかご)でした

零余子は長芋や山芋の葉の根元に出来る芽の部分ですね

揚げたての零余子は少し時間を置いてから食べる事で物凄い良い香りがする

食べると芋のホクホクさもありながらも食感がしっかりしてた、初めての味わい


海老芋

次は海老芋ですね

海老芋は里芋の仲間ですね、めちゃくちゃ簡単に言うと

里芋と比べると肉質がきめ細かく、煮物とかにしても煮崩れがしないんです

これを醤油麹とわさびで食べるのが大将のオススメみたいで、わさびも結構多めに乗せてもいいみたい


こんなもんかな?

結構わさび乗せたつもりなんだけど、驚いた

辛さが全く感じない

むしろ多く入れることによってわさびの香り、海老芋の優しいホクホクとした温かさが…

これめちゃくちゃ美味いなあ

大黒しめじ

次は大黒しめじ

…どんなしめじなんだって感じですよね

特徴は普通のしめじよりも白のお腹の所が太くて大きい、「大黒様」に見えた事からそう呼ばれたそう

半分に切られた大黒しめじはとてもみずみずしくて、旨味を逃がさないのが天ぷらの良さなので、それはもう美味しかった


太刀魚

太刀魚ですね、ほんとに太刀魚って思うほど身が分厚いな

よく言う外はサクッと、中はフワッとってやつですね

塩かめんつゆオススメです

箸休め

箸休めの骨せんべい

海老の顎と穴子の骨ですね

海老の顎は「大人のかっぱえびせん」なんてよく聞く、カリカリでおつまみにいい

穴子の骨もカリカリかつ香ばしい、俺はこっちの方が好き


蓮根

こちらも天ぷらの定番、蓮根ですね

語ること無し!って感じです、素朴な味

穴子

コースのネタのラスト、穴子

1本で揚げたものを、目の前で半分に切ってくれる

もう説明は要らないか?、うんいいよね笑

塩で食べるもよし、めんつゆで食べるもよし

(日本酒もかなり久々に飲んでるからかめちゃくちゃいい気分になってきました…ちなみに銘柄は〆張鶴という日本酒)

コースのネタはこれで終わりで次はお食事なんだけど…なんならまだもう少し冒険したい

お食事前にいくつかアラカルトでネタをお願いした、もう少し続きます

ふぐの白子

こんなん見てしまったら頼むに決まってるじゃないですか…

鱈の白子の天ぷらは食べた事あるのですがふぐは無かったので

まずは何も付けずにそのままで、これが今日一の衝撃だった

鱈の白子の天ぷらは濃厚でトロトロっとしてるんですけど、ふぐは全然違う…

口に入れた瞬間に溶けてなくなってしまった…

鱈との明らかな違いはトロトロ感だな

濃厚さを楽しみたいなら鱈、繊細かつ蕩けるような味わいを楽しみたいならふぐって印象だな

でもこれ知ってしまうとふぐの白子の方が好きになる…

次は鰙、個人的に好きなんです、このほろ苦さ

みょうが

みょうが、独特の癖を維持しつつもみずみずしさが出ていて美味しい

蟹ですね、身と味噌を甲羅に入れて天ぷらにしたもの、これも語ること無し…焼酎と一緒だったらもっと美味いんだろうなあと思いながら水飲んでました笑

牡蠣

牡蠣の天ぷらも初めて食べた、周りに海苔を巻いて揚げることによって水分だけ飛ばして旨味は逃がさない、流石ちゃんと考えてる…

酢橘を搾ってさっぱりと、これがまた良い

ここでやっとお食事へ

白子の天婦羅と金目鯛の石焼雑炊


金目鯛と鰹で取った出汁を使った雑炊に白子の天ぷらを入れて混ぜ、そこに唐墨を入れた1品

味の感想は、贅沢な味がしました笑


甘味

最後にほうじ茶のシャーベット

お口直しにさっぱりと、なめらかなシャーベットでした


いかがでしたでしょうか?

コース料理で天ぷらってのもあり結構な量になってしまいました、すみません

食材ごとに揚げる時間や温度を変え、おすすめの食べ方も丁寧に教えて下さり、全てが計算されたコース内容だったと感じました

たまにの贅沢でこういうお店にもこれからも行けたらいいなあって思います


ブログを初めて2ヶ月ちょっと、まだまだスタートに差し掛かる所ではありますが、来年も色んなお店に行って見てくださる皆さんに発信して行けたらと思いますので、よろしくお願い致します!

何とか投稿が年内に間に合いそうでよかった…

では、来年も皆さまが素晴らしい1年となりますように…良いお年をお迎え下さい

天政さん、ご馳走様でした!

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