脳卒中後の麻痺手に対するCI療法を軸とした多角的なリハビリテーションセミナー(ワークショップなし)

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本講義で学べるもの

#CI療法 、#痙縮の抑制方法(ストレッチ、振動刺激、その他)、#課題指向型練習、#上肢リハに使える自助具の紹介、#メンタルプラクティス(ミラーセラピー含む)、#上肢装具、#ロボット療法、#Brain Machine Interface、#ボツリヌス毒素A型施注後の手続き、#電気刺激療法、#振動刺激療法、#対象者との行動心理学的なコミュニケーションの取り方、#対象者生活で手を使うための行動学的戦略(CI療法のTransfer package)

概要

 毎年1年に1度阪神地区の療法士に脳卒中後の上肢機能練習について最新の情報を提供するために集中セミナーを開催してきました。これは、大学病院に勤めていた竹林が、最初に臨床を始めた兵庫県阪神地区への恩返しで始めたセミナーです。
 当初は、阪神地区で対面でセミナーを実施していましたが、コロナ禍を機にオンラインにて、全国の療法士の方々を対象に行うこととしました。私のセミナーの相場は、ありがたいことに、5時間あたり10000-12500円と高額です。
 ですから、皆さんにリーズナブルにエビデンスがある知識に触れてもらおうと思い、2.0時間(1コマ)1000円と比較的安価な値段(12コマ24時間で12000円)で、脳卒中後の上肢麻痺に対する知識をupdateする機会を設けることとしました。さらに、現在は1年に1度だけ、ここ以外でこの重厚なシリーズ講義は行なっていません。
 対象は一応、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士で、脳血管障害後のリハビリテーションに関わる方です。基本的な知識から、応用的な知識まで脳卒中後の上肢麻痺を診ていく上で、必要な知識と技術の習得を目指していきます。
 今年度も1コマずつ単独参加は募集せず(会計処理が煩雑なため、申し訳ありません)、12コマシリーズ全ての参加申し込みとさせていただきます。また、どうしても日程と予定が合わない場合もあると思いますので、毎回、復習できるように見逃しアーカイブにて、講義後内容の配信をこちらの参加グループ上に期間限定で提示させていただきます(受講後1年間は聴講可能)。したがって、全ての日程に予定が合わなくても、安心してご参加くださいませ。
 この回に参加されたのがきっかけで、その後オンラインサロンや研究などを一緒にさせていただくことを通して、研究論文や事例報告論文を一緒に書かせていただくようになった療法士の先生方もたくさんいらっしゃいます。是非、この機会に、ご参加いただけますと幸いでございます。約3ヶ月にわたるセミナーになりますが、何卒よろしくお願い申し上げます

日程

開催日程 (全12回)
※各日、講義後の質問に応じて、22時を超える日もございます(基本的に火曜日に固定して実施します)

2024年7月16日 20時〜22時 『脳卒中後の上肢麻痺に対するアプローチについて(総論)』
脳卒中後に生じる上肢麻痺に対して、世界中で実施されているアプローチについて、エビデンスも踏まえ、ご紹介していきます。世界で今どのようなアプローチが行われているかが一目でわかる講義です。

2024年7月23日 20時〜22時 『上肢練習における練習量の意味とその効能』
脳卒中後の上肢麻痺の回復には練習量という要素が欠かせません。本講義では、世界の研究を通して、どの病期に、1日何分、どれぐらいの期間といった量が回復に必要なのかも含め解説をします

2024年7月30日 20時〜22時 『上肢リハビリテーションにおける目標設定と報酬の意義』
リハビリテーションにおいて目標設定は必須のものです。特に効果が証明されているCI療法をはじめとした課題指向型練習では必ず行う手続きです。目標設定の効果とエビデンス、そして実際の実施方法について、解説します

2024年8月6日 20時〜22時 『肩痛や痙縮を初めとした手に対するコンディショニング』
麻痺側上肢へのリハビリテーションでは、対象者の随意性のポテンシャルを100%引き出すコンディショニングが必須です。本講義では、肩痛への対処、物理療法やストレッチを用いたコンディショニングの意味と実施方法について解説します。

2024年8月13日 20時〜22時 『課題指向型練習における課題の選び方、作り方』
麻痺側上肢のリハビリテーションにおいて、CI療法を初めとした課題指向型練習は必須のスキルとなります。本講義では、課題指向型練習における課題の選び方、作り方について、評価から何をやるのか、について講義を行います。

2024年8月20日 20時〜22時 『課題指向型練習における課題の難易度調整の実際』
課題が作成できたら、次は対象者の方の回復に合わせた難易度調整が必要になります。本講義では、対象者の回復のどこに見て、どのような方法で難易度を上げるのかについて、具体的にお話をしていきます。

2024年9月10日 20時〜22時 
『脳卒中リハにおける回復における予後予測の実際」
『対象者との関わり方やプログラムの提供方法が上肢麻痺の回復に与える影響』

リハビリテーションがうまくいくためには対象者のモチベーションや運動学習が必須となります。本講義では、上肢麻痺をより回復させるための、対象者との関わり方、声掛け、プログラムの提供の仕方について解説します。

2024年9月17日 20時〜22時『脳卒中後の上肢リハビリテーションにおけるロボット療法、BMIの実際の使用方法
現在、上肢リハビリテーションに関するロボットやその他の機器は目覚ましいスピードで発展している。これらの機器のエビデンスや、機器と療法士が実際、これからどのように関わり、使いこなしていくべきかについて解説します。

2024年9月24日 20時〜22時 『末梢電気刺激療法について』
上肢リハビリテーションにおいて、今や外せなくなってしまった末梢電気刺激療法、多くのリハビリテーション施設においても利用している末梢電気刺激療法の効果的な使用方法について、具体的に解説します。

2024年10月1日 20時〜22時 『振動刺激療法、装具療法、ボツリヌス毒素A型施注について』
末梢電気刺激療法とともに、機器の導入にそこまでコストがかからない振動刺激療法と装具療法について、どのような対象者にどういった効能や病態の回復を考え使用するのかについて、解説を行います。また、ボツリヌス毒素A型施注についても話題提供を行います。

2024年10月8日 20時〜22時『対象者の行動を変えるTransfer packageの理論とメカニズム』
手は動くようになったけども使わない対象者の方が、手を使うと脳がどのように変わるのか、Transfer packageの効果とメカニズムについて、本講義では解説します。

2024年10月15日 20時〜22時 『CI療法の本質であるTransfer packageの実際』
Transfer packageという言葉はよく聞くけれども、実際にはどのようなことをやれば良いのかわからない。そういった方に対して、どんな実践をすることで、対象者が生活で手を使うようになるのか、具体的な方法について解説します。

*日程はできるだけ固定しますが、私事により止むを得ず変更する場合もございます。ご了承ください

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