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シューズレビュー:GEL-KAYANO 28

購入後もうすぐ300kmなので、簡単にレビューで情報共有を。

フィット感:とても良い

クッション:とても良い

スタビリティー:とても良い

軽さ:あまり軽くない(フィット感がいいので重くは感じないが)

反発感:良くはない

一言で言うと:レースや速いペースのペーラン以外のほとんどの練習メニューに対応できる。

以前のモデルは完全にスタビリティーに振っていて、クッションは他にも良いシューズがあるけど、カヤノはとにかく最も足がぶれないシューズという印象だった。今回は左足の足底腱膜炎と足底筋群の損傷に伴い、長距離をより安全に走れるシューズを探していた。川内優輝選手がjogで使っていると聞いていたし、自分もゲルカヤノ26で安定感は感じていたので、スピードは出なくて良いから距離を踏めるシューズということで購入した。が、良い意味で色々な点で裏切られたので書いていこうと思う。

・思うよりもずっと走りやすし、走っていて気持ちいい。

シューズレビューとか本を読むと、マラソン完走レベルとか初心者向けというけど、思うよりずっと走りやすくて、キロ4分半程度なら全然気持ちよく走れた。以前ほどスタビリティー特化ではなく、クッションと安定を維持しながらも、少し軽さと反発が加わった感じ。それがカヤノらしくないという向きもあるかもしれないけど、自分には合っているし走ってて楽しかった。自分はつい足を踏み込んでしまうタイプなので、ペガサス37やインフィニティランよりもっとクッションが欲しかったが、カヤノはまさにそのニーズに合っていそう。今の走力だとキロ4分を維持するのは無理だけど、インターバルで3分40くらいのペースなら行けたので、怪我予防にインターバルで使っても良いかも。

・ただし、スピードが出るということはない

レース想定の長い距離の練習やレースには使えないと思う。metaspeed skyとは同じ努力感でキロ10-15秒は違う。踏み込みはクッションで吸収され、それほど反発は帰ってこない感じ。気持ち良くは走れるけど、間違いなく速くはない、という感じだった。感覚が違いすぎるので、レース想定の練習では使わない方が良さそう。

・最近履いた中では最も怪我から遠いシューズ

自分はカヤノにさらにZAMSTのインソール入れて、よりアーチサポートを強くして使っている。余計に重くなっているとはいえ、走っていて嫌な感じはしない。多分スピードはさらに殺されているが、まさに自分の力で走っている感触は得られるし、何よりインフィニティやインヴィンシブルランよりさらに怪我しなさそう。カヤノ買ってからほとんどの練習をカヤノでやってしまっている。そこからも、自分でも良いシューズだと感じていると分かる。1000kmくらいは持ちそうだけど、次何を履くかな…。また同じの買うか、ゲルニンバスにしてみるか。

ひとまず、上記の通り、速いペースを維持する練習やレース想定の練習では使わないけど、他のメニューならば、LSDでもロングジョグでも、あるいはインターバルでも使えそう。怪我なくやっていくために、いい相棒になってくれそうに思う。


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