時代遅れのおっさん

結構前のことだが、何気なく思い出してしまったからちょっと供養として書く。

教習所で出会った中高年くらいのおじさんがいた。そのときは、それなりに面白い・興味深いおじさんだと思っていた。でもあるとき(留学先で)会うことになり、1日観光につき合ったことがある。

話を聞いているうちに、めちゃくちゃ不快感を感じるおっさんだなと思った。時代錯誤、昭和的な考え方で、キモいと感じた。若輩者の自分には知らないことはたくさんあるが、それでも時代の流れに取り残される人に見えた。

まず、他文化を尊重していなそうだった。海外で仕事をしているという癖に、その国民性を理解していなかった。口が悪いし、海外なら日本語がわからないだろうと、平気で人に指を指しながらバカにする。英語が話せない自分のことを棚に上げて、日本に来たら外人は日本語で話すべきだ!なんてのたまう。矛盾が過ぎる。

未成年の私を、カラオケバーという名のキャバクラのような場所に連れて行った。女の子とお話するだけだの、社会経験だの言っていたが、そういうことが問題ではない。そもそもモラルの無さに驚きを隠せなかった。おっさんに指名された女の子たちは、日本語が下手だと罵られたり、もっとお酒飲めよと強要されたりしても、それが普段からあるのかずっと笑っていた。(客だからしょうがないのだろうが。)こんなのが日本人と思われていたらと思うと悲しい。

ついでに海外だからと飲酒運転。教習所に来ていた理由もそれが原因で免停をくらっていたからだ。学んでいない。足が不自由で、障害者手当をもらっているような人だったが、車は運転できるというので1日つき合っていた。障害者というので気を遣っていた部分がある。ただ、さすがに帰りは家まで送ってもらいたくなかったからタクシー拾って帰った。

セクハラ・アルハラ・モラハラ・イリーガル

最悪の四大要素、ハラスメント三銃士が揃っていた。自分の人を見る目がないことは置いといて、このおっさんは変化が激しい今の時代を生きていけるのだろうか。「こんなにも典型的なおっさんがいるんだ…」と、ある意味社会経験になった笑。

終わり。

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