何事も正直が1番って話。
たぶん普通の新任はせーへんようなアホみたいなミスを4月からいっぱいしてきてんけど、この話はトップクラスのアホなミス。Top of the aho!
ある日登園すると、電気をつけてもなぜか私のクラスだけ異様に暗い。
よくよくみると、部屋に入ってすぐにある大きい窓が段ボールとビニールシートで覆われていた!
土曜日に機械を使って草刈りをしてくれはったみたいやってんけど、その時に石が飛んで割れちゃったみたい。
子どもおらんときでほんまに良かったけど、「なんでよりによって私のクラスやねーん」が第一声。笑
しかも修理に1週間以上もかかるみたい!!
新しい窓が来るまでの間、外に行く時は隣のクラスの窓から出させてもらったり〜子どもらには窓に近寄らんように何回も伝えたり〜部屋は常に薄暗かったり〜となにかと不便だった。
でも!やっと!新しい窓が、その日のお昼頃に届くと言う知らせが朝礼で伝えられた!
やっと明るい部屋になるんや〜と段ボールで覆われた窓をしみじみと眺め、園庭の準備をしに隣の部屋の窓から外へ出ようとした。
隣のクラスの先生が既に外にでて準備をしてくれてて、隣のクラスの窓が空きっぱなしやったから「あ!私も早く準備手伝わなくちゃ!」と勢いよく駆け出した。
…走り出して数秒後に気づく、窓は空いていたけど網戸が閉まっていたことに。
ガシャーン!という音と「すみませーん!!!」という謝罪とともに勢いよく網戸を突き破って外に出てくる私。
優しくて品のある隣の部屋の先生が「キャー!!」と今までに聞いたことがないほど大きな声で叫ぶ。
園で1番怖いと私が思ってるお局先生がその一連の様子を無言で眺め無視して準備にとりかかる。
超カオス。今思い出しても笑えるくらいカオス。
というか、私のクラスの窓がやっと復活する日に、隣のクラスの窓の網戸を突き破ってしまった。その事実に震える。
とりあえず「ほんまにすいません!」と連呼しながらその場を収め(←収められてはない)、園長先生達にバレたくないから子どもらの午睡中にひっそりと一人で網戸を入れ直すことを決意。
園長先生が職員室にいないことを見計らい、事務員さんに網戸を入れるための道具の場所を聞く。一緒に探してくれたけど見つからず、「これでやってみる?」とドライバーを渡される。
ドライバーを片手に、力技で網戸を入れ続ける私。
すると、事務員さんが「先生あったよ!」と持ってきてくれた!
「ほんまにありがとうございます!!どこにあったんですか?」ときくと、「副園長先生に聞いたら場所教えてくれたの☺️」とにこやかな事務員さん。
はい、バレた。何事も正直が1番だね🫶🏻
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