【神戸新聞杯 調教見解】2023
3番 サトノグランツ
春は馬体が緩く
膨張して見えたシルエットが
今は引き締まり
スラッとした馬体に変化。
良い意味で細くなった。
最終追い切りでは
脚の回転の速い走法で
軽快に坂路を駆け上がった。
状態は良好。
デリケートな走りをするので
少頭数なのはプラス。
7番 ファントムシーフ
バランスタイプの馬。
どのコースでも相手なりに走れる。
今回の最終追い切りは
坂路だったが
ジワジワと加速し
最後は爆発的な加速を見せた。
神戸新聞杯に
マッチした調教では無いが
状態は良い。
理想は先行して
長く良い脚を使う展開。
10番 ナイトインロンドン
バネで走ると言うよりも
体全身を使って
体重を乗せて走るタイプ。
キレる脚は無い。
長く良い脚を使うタイプで
上がりの掛かるレースに向く。
最終追い切りでは
直線でもスピードを持続し
長く良い脚を披露。
状態は良好。
瞬発力勝負は避けたい。
11番 シーズンリッチ
毎日杯からダービーにかけて
急激に成長。
元々、調教で走るタイプだが
今回の調教も抜群に動いた。
状態は良好。
良い瞬発力を持っているので
レースでは道中、脚をためて
直線で末脚を爆発させるのが理想。
スローになりやすいトライアルは合う。
13番 ハーツコンチェルト
春は馬体面、精神面ともに
ギリギリの状態で
調教では走りに余裕が無かった。
春は力みながら走っていたが
今回の調教では力み無く
ゆったり走れている。
馬体も丸みが増し、成長を感じる。
先を考えた調整ではあるが
権利取りには申し分のないデキ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?