Wasa
オリジナルの詩や物語。
最近読んだ本とそれについての簡単なレビュー。 備忘録。
エッセイ。 日々の何気ない出来事や、ふと思ったことなどを綴っています。
見たアニメや映画と、それについての簡単なレビュー。 備忘録。
続く 続く 螺旋となって 繋ぐ 繋ぐ 螺旋となって 僕の遺伝子 君の遺伝子 螺旋となって 続く 繋ぐ 混ざる溶ける そして消える Wasa
作りも硬さも ほぼ同じ 出来ることも ほぼ同じ 木目や色が 違うだけ 結局生まれる 違いとは 違いのうちに 入らない 些細な違い 木目も人も Wasa
暗い空 厚い雲 辛い現実 遠い夢 滴る雨と涙の後に 小さな小さな虹が生まれる Wasa
飾られる為に切られるか 切られる為に飾るのか 見られる為に動くのか 動いた結果見られるか 継続の鍵と 動機の扉の 形はちゃんと合っていますか？ Wasa
浅い呼吸に 耳を傾け なびいた髪に 視線を向ける いつもと同じ いつもと違う 知っていたのに 気づいてなかった 僕の心と 君のこと Wasa
覚えていますか あの日の言葉 覚えていますか あの日の手紙 雪の積もった街を抜け 雲に隠れた空を抜け 灰の積もった街の中 欲に塗れた人の中 掴んだものは 理想と違った 覚えていますか あの日の自分と あの日の夢を Wasa
上がるのも 下がるのも 誰かが決めたことなのか 上るのも 下りるのも 誰かに言われたことなのか 何を思って感じるか 何を選んで捨てるのか 決める権利は 奪えない Wasa
ただ書いて ただ書いて その先に何があるのかなんて そんなのきっとどうでもよくて ただ書いて ただ書いて そこからどうなりたいのかなんて そんなのずっとどうでもよくて ただ書いて ただ書くだけ Wasa
向けた笑顔は 誰のもの 向けた想いは 誰のもの 向かう先には 何がある？ 向かう先には 愛がある？ 見返りの有無を 気にした時点で それには何の 価値もない Wasa
ひらりひらり 落ち葉が向かう ひらりひらり 地面へ向かう 落ちてしまえば 見向きもされず 混ざってしまえば どれかもわからず けれども落ちたその先で 求めてくれる虫もいる 落ちて時間が経つことで その土からはまた木が生まれる Wasa
泳いで泳いで 水の中 もがいてもがいた 傷の中 忘れる方が楽なのか 堪える方が楽なのか 思考や思想は変えないで 水槽自体を変えればいい Wasa
乾く 乾く 何度潤したとしても 乾く 乾く 何度満たされたとしても 体も心も 希望も欲も 濡れた先から乾いていく 触れた先から乾いていく 乾きを癒す また繰り返す Wasa
寄り添うことで 見える世界 寄り添うことで 消える不快 跳ね返したら 跳ね返される 受け止めて 受け入れて 寄り添った分 寄り添われて 重ねた想い 重ねた時間 重なる言葉と 重なる優しさ Wasa
運んでいく 願いを乗せて 運んでいく 未来へ向けて 時には早く 時には遅く あなたなりに わたしなりに 運んでいく 時代を超えて Wasa
主で見ることから始まり 他が居ることを理解し 主が主であると気づいて 他と交わることを求めて 主と他の境界線を知る そうして人は成長し そうして人は人となる Wasa
いったりきたり きたりいったり くりかえす くりかえす かわらないけど おなじでもない はじまって おわっていく おきてねて ねておきる Wasa
