ゲイ レズビアンを見わけにくい理由
こんばんは♪タコセン🐙ってやつだ。
🐙は先週、こんな本を見たよ!
【話を聞かない男、地図が読めない女 - 男脳・女脳が[謎]を解く】
今日はこちらの本を紹介するよー
女はレーダー探知機である
女が腹を立てたり、傷ついたりしたとき、ほかの女はすぐに察知する。だが男は、目の前で女が涙をこぼしたり、かんしゃくを起こすか、怒った女に横っつらをはたかれるまで何が起こっているのかわからない。
哺乳類のメスはみんなそうだが、女は男よりはるかに精巧な感覚能力を持っている。子どもを育て、家を守る立場上、他人のごくわずかな気持ちや態度の変化に気づく必要があるのだ。俗に「女の直感」などと言うが、それは相手の様子や行動のちょっとした部分や、かすかな変化を見逃さないということなのである。
昔から女の直感は、浮気をする男たちをうろたえさせ、数々の悪事をあばいてきた。夫が何か隠しごとをしているとき、それを見破る妻の眼力は大したものだ。ただしその眼力も、バックで車庫入れをするときには、全然役にたたない。車をバックさせながら、フェンダーから車庫までの距離を測る空間能力は、右脳の前のほうがつかさどっている。女性はこの能力があまり高くない。
妻ときたら、私のコートについたブロンドの髪の毛なら、50メートル離れていても目ざとく発見するのに、車庫入れのときはかならずうしろを扉にぶつけるんだ。
女は家族が無事に生きていけるよう、子どもたちが病気でないか、お腹をすかせていないか、怒ったり落ちこんだりしていないか、ちょっとした変化にも気づかなくてはならない。
しかし男は洞穴にいる時間が短いために、言葉以外の合図や、対人コミュニケーションを身につける暇がなかった。
ペンシルバニア大学の神経心理学教授ルーベン・グルが、休息中の男性の脳をスキャンしてみたら、全体の七割が活動を完全に停止していた。
いっぽう女性はというと、逆に九割が活動状態にあったというから、女は周囲からたえず情報を取りこみ、分析していることがわかる。自分の子どもが誰と仲がいいか、また何を考え、どんな希望や夢を抱いているか。どんな空想を描き、どんな恐怖に人しれず震えているか。
何を考え、どう感じているか。そしてどんないたずらをたくらんでいるか。そういったことは、母親には何もかもお見とおしなのである。
これに対して、たとえわが子であっても、何だか小さい人が自分の家に住んでいるというぐらいの意識しかないのが男だ。
男をうまく動かすには
婉曲話法のプロである女たちは、「〜できる」という言いかたをよく用いる。「ゴミを出せる?」「今夜電話できるかしら?」「子どもたちを迎えに行ける?」。しかし男は女の問いかけを文字通り受けとめるので、「電球を交換できる?」という質問は、「電球を交換する能力を持っているか?」と聞こえる。
「〜できる」という表現は、能力の有無を問われていることになるから、当然男は論理的にイエスと答えるだろう。ゴミを外に出す、電球を交換する能力はある
ただし、実行に移すという約束はしていない。しかし男にしてみれば、うまく操られ、「イエス」という答えを誘導されたという感覚は否めない。男を確実に動かすには、「〜してくれる」という言いかたのほうが良い。
「今夜電話してくれる?」と聞けば、今夜何かをするという確約が問われているので、「イエス」か「ノー」をはっきり答えざるをえない。女としても、「〜できる?」とたずねて何でもかんでも「イエス」と安請けあいされるより「〜くれる?」と質問して、できないことは「ノー」と言ってもらったほうがよほど精神衛生に良いはずだ。
男がプロポーズするときの決まり文旬は、「僕と結婚できる?」ではなく、「僕と結婚してくれる?」のはずだ。
ゲイを見わけにくい理由
ホモセクシャルの行動をつかさどるのは、簡単に分けて「相手探しセンター」と「行動センター」の二つである。「相手探しセンター」は視床下部にあって、男女どちらに性的魅力を感じるかを決める。
男が男として機能して、女に惹かれるようになるためには、男性ホルモンが必要だ。もし男性ホルモンの量が不充分だと、脳の働きは大なり小なり女の部分を残すことになり、異性である男に魅力を覚えるようになる。
「行動センター」のほうでは、男性ホルモンが足りなくても、男っぽい話しかたや身ぶりができる。ただし男性ホルモンが極端に不足すると、行動は明らかに女っぽくなる。
相手探しセンターと行動センターで、必要な男性ホルモンの量がちがう理由は謎である。だがなよなよした男がみんなゲイでなく、マッチョな男がみんなヘテロでない現実は、これで説明がつくだろう。
レズビアンを見わけにくい理由
女の胎児が、何かの事情で多量の男性ホルモンを浴びると、脳の「相手探しセンター」が男になって、女に性的魅力を感じるようになる。「行動センター」も男になっていれば、しゃべりかたや身ぶりも男っぽくなるだろう。
行動センターのほうが男に切りかわっていなければ、外見は女っぽいまま、女に惹かれるようになる。これはメスのラットやサルを使った実験でも裏づけがとれている。
「男っぽい」レズビアンが、生物の仕組みで作られることに異論はなくても、「女っぽい」レズビアンはちがうという意見がある。
彼女たちは自分の意思でレズビアンになることを選んだというのだ。それは見た目がいかにもレズっぽくないからだろう。
なるほどいかにも女らしくて色っぽいレズビアンを見ると、男たちは「彼女の気が変わらないかな」と淡い期待を抱く。
しかし彼女たちにしても、自分の運命を選べないことに関しては「男っぽい」レズビアンやマッチョなホモセクシャルとまったくいっしょである。
ホモセクシャルにくらべてレズビアンの性行動はあまり研究されていないが、男っぽかろうと女っぽかろうと、レズビアンはレズビアンであり、同性の女に心惹かれることにまちがいない。
もっと男脳...女脳について知りたいと思ったあなたは是非本書を手に取って読んでみてね!
それでは今日はこの辺で!
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