受験記 文転してからの諸々

こんにちは。普段はDTMなどの活動をしているたこぴーと申します。今回は一年間の勉強法などについてまとめていきます。一応慶應大学などに合格しました。

①勉強を開始した時期

高2のうちは趣味や部活に逃げており、2月までは一切受験の準備を行っていませんでした。ちょうどコロナで休校になったためそれを機に参考書などを買い揃えることにしました。

②使用教材(冬まで)

英語:cutting edge black* 英文法ポラリス Duo* ユメタン2*
国語:現代文読解問題* 上級編 古文読解問題 上級編*
数学:スタンダード問題演習*
世界史B一問一答(東進)
地理:ウイニングコンパス* 大学受験対策用 地理データファイル* 新詳 資料地理の研究*
                      *は高校で配布されたもの

③勉強法

英語:まず、早稲田文学部などでは、世界史など人文系のテーマを扱うことが多く、逆に理系のテーマは出づらいです。たとえ高度な単語であったとしても注釈はつかないため、辞書やネットの記事を利用して人文系の語彙を増やしました。背景知識があれば本文が難解でも推測できる可能性が高まります。時間との勝負なので、多読を中心に読解速度を上げる練習をしました。東大の過去問は非常にタイトなので良い練習になると思います。

国語:理系だと古文の比重が低くなりがちなので、まずは文法書を読み込んで知識の再確認を行いました。また、古文単語の暗記が苦手だったので、重要語を含む有名な文章を暗記し、その文章の内容と照らし合わせて暗記しました。慶應の小論文は差がつかないと言われているため、時間内に焦らず解答する練習を5年分ほどの過去問で行いました。私大の現代文では内容に忠実な選択肢を見抜くことが要求されるので、根拠を他人に説明することを意識しながら解いていくと安定した点数が取れるのではないでしょうか。

世界史:一番の鬼門でした。そもそも何をどう勉強すれば良いのかが分からなかったからです。そこで教科書を読まず、マスター問題集で1単元やるごとにその範囲の一問一答を隈なく覚える、というパターンで消化しました。
情報量をいかに圧縮して暗記量を増やすかが勝負です。頻度の高低に関係なく用語集に載っているものをそのまま配列順に覚えるなど、丸暗記に徹しました。関連した用語を覚えられるので私大対策には有効だと思います。都市の所在地や人の移動経路なども問われるので、地図の把握も欠かせないです。

④冬休み以降

共通テストに向けては形式馴れが必要な数学、地理を中心に過去問演習を行いました。英語は形式が変化したとはいえ簡単な語彙で作られているので、特別な対策は必要ないと感じました。結局は当日の集中力に依る面が大きいので模試や演習で場馴れしていくことが大事です。わざわざ共通テスト向けに時間を書けるよりも二次の過去問演習の方が重要だと感じます。

⑤まとめ

英語と国語が出来ないと詰みです。世界史は丸暗記上等。受験の本質は学びでは無く合格なので…


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