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大学の問題が一般社会に知られる様になった昨今について

 先日テレビを見ていたら、池上彰さんと林修さんの番組で、最近の大学事情について取り扱っていました。こういう一般の人が見るであろう番組でも大学事情が頻繁に取り上げられるぐらい、関心が高まっている事に、隔世の感がします。

 別の日には、とある大学の生協の書籍部を覗いたときに、広島大学の大学院を受験したときに3人の中で唯一合格した阿曽沼さんが高等教育のテキストを編集して発行しているのを見て、大学でも初等・中等教育と同じ土俵に高等教育も扱われる様になったことをうれしく感じたものです。

 こうやって、社会の中に高等教育への関心が浸透するにつれて、一部では極端な意見が出て来ているのも事実です。

 先のテレビで林修さんが、最近の大学の統合について、学校名は出さなかったものの、疑念のある統合もあるなどと言っていたのを聞いて、やっぱりまだまだ一般の人と高等教育関係者の間には溝があるのだなと感じました。

 少子化の影響で、高等教育はサバイバルの時代に突入していますが、 まだ一般には偏差値による大学の序列化の時代の影響が残っている様です。

 4年前に、社会への啓発も含めて、高等教育の現状と未来について提言をしていければと思い、始めたnoteですが、まだまだ書き続けることがいっぱいありそうです。

少しずつ少しずつではありますが、定期的に投稿できるように方向づけたいと思ってはいますので、宜しくお願いいたします。

追記 
 写真は現在の広島大学千田キャンパスです。全面的に東広島市に移転しましたが、医学系学部と文系の夜間主コースが残り、近年は法学部が都心回帰の影響で戻ってきています。


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