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2020年読書日記28

『リクルート すごい構”創”力』 by杉田浩章

まだ28冊、トホホです。読書時間が減った減ったと言い続けていて、それは7月中旬になっても変わらずなのですが、そんな環境下にあって久々に貪るように短時間で読破したのがこちら。事業企画に携わる人は必読と思われるほど、リクルートはなぜ新しい事業をいくつも興せて成果を出しているのかを分析した1冊となっています。なら買わねば、でしょ?

「新卒でリクルートに就職したい」いまだにそう言い続けているほど、わたしはリクルートに憧れを持っています。八重洲のグラントウキョウサウスタワーへ行くたびにワクワクするのもどうかと思いますが。私世代のリクルートの印象は誤解を恐れずに言うと豪快、熱量、体育会??? そんなイメージ? 業界をにぎわす伝説めいた話もよく聞きます。だけど、それは一面であって一皮むけばロジカルで冷静でもあってシステマチックで成功を創り上げていることがわかります。もちろん失敗も多い。この本はそんなリクルートの新事業創出の仕組みについて惜しみなく教えてくれます。買いだよ、買い!単に理論、スキームだけじゃなくて、もちろんエピソード付きだから説得力も増すってものです。あー、いい本だった。

一方で非常に悔しい想いにとらわれもしました。弊社ではこうなっていないのはなぜ? このスキームをシステムを熱量を創ることができていないのはなぜ? 今からでも遅くない、創りたいと切に思います。就職先・転職先の人気企業にしたい、弊社を。

ところで、著者の杉田さんはBCGの日本代表。弊社へ来てくださったことが合って名刺交換したことがあるのが自慢です。あの杉田さんが絶賛するんだからリクルートへの憧憬は間違っていなんだと思いました(笑


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