愛をしたら愛をされた言霊③
なんとなく気がついてました
14歳年上のその方は
私の事を気に入っていました
社長の気持ちが
核心になったのは
チューリップ畑の前で
ソフトクリームを
食べようと言われて
それが
仕事中にも関わらず
こんな気持ちになったのは
この土地に来て
初めてだ
社長がこう言った時に
何かもう
始まっていたのかもしれないな
と
淡く想う
…
…
社内で
理不尽な扱いを受けていた私が
不安だと言う話をすると
俺が守るから大丈夫
と社長は
言った
…
今だけだろうと思う
こう言う関係になったら
この恋が終わったら
終わりだから
…
社長は
離婚していると
噂で聞いたことがあったけれど
実は家庭円満だと言う話を聞いて
少しヤキモチを感じたのは
数日前だった
それを知ってから
こうなって良かったと思う
変な期待はしていないハッキリ言っている
社長には
不倫は嫌だから
一線は超えません!
…
そして
抱き合って
キスをした
そして
癒され
この人は優しい
やっぱり優しい人だ
と感じた
私を
傷付けようとして
こうなったわけではない
彼も孤独なんだ
寂しいんだ
私が感じていたそれは
間違っていなかったなと感じた
どことなく
私も
恋に傾いていたから
こんなにも
抵抗が全くなかったのだろう
…
この恋が
もう始まっていた
ただそれだけ
でも
これは
色々な理由があって
始まったもので
必ず
一線は超えてはいけない
こんな方の
奥さんから
訴えられたりでもしたら
私の人生は終わる
…
その先の
その一線を
超えてこようとする日が来る
そこはダメだと
守らないと
と言いながら
もうそれは
無理かもしれないと
もう分かっている
社長が独身なら良かったのに
そう思ってしまっている時点で
もう
それは
始まっているのだと
…
私は
私の人生の中で
今この関係が必要だったから
その流れに任せた
これに逆らえば
私の今の
人生の歯車は
全て崩れるから
そして
この事は
14歳年下の彼を
好きでいる事は
もう
心の奥に
仕舞い込むしかないな
と言うことでもある
…
社長は
呑み会が大好きで
次は
気のおけたメンバーだけで
呑もうと昨日話した
飲み始めだけ
社長に呼ばれていた
社長の側近のおじさんと
呑み会のメンバー誰にする?
と社長が話していた
いつもの主要メンバーに
プラス
14歳年下の彼も
呼ばれることに
なった
独身の男性で
社内で1番年下の彼は
社長の中でも
可愛い存在の様で
社長とその側近のおじさんが
気に入っていたから
その呑み会は
きっと今月中には
開催されるだろ
…
誰も知らない
社長と私の関係も
私が
14歳年下の彼を
好きなことも
…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?