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愛をしたら愛をされた言霊③

なんとなく気がついてました
14歳年上のその方は
私の事を気に入っていました

社長の気持ちが
核心になったのは
チューリップ畑の前で
ソフトクリームを
食べようと言われて
それが
仕事中にも関わらず

こんな気持ちになったのは
この土地に来て
初めてだ

社長がこう言った時に
何かもう
始まっていたのかもしれないな

淡く想う

社内で
理不尽な扱いを受けていた私が
不安だと言う話をすると

俺が守るから大丈夫

と社長は
言った

今だけだろうと思う
こう言う関係になったら
この恋が終わったら
終わりだから

社長は
離婚していると
噂で聞いたことがあったけれど
実は家庭円満だと言う話を聞いて
少しヤキモチを感じたのは
数日前だった
それを知ってから
こうなって良かったと思う
変な期待はしていないハッキリ言っている

社長には
不倫は嫌だから
一線は超えません!

そして
抱き合って
キスをした

そして
癒され
この人は優しい
やっぱり優しい人だ
と感じた

私を
傷付けようとして
こうなったわけではない

彼も孤独なんだ
寂しいんだ

私が感じていたそれは
間違っていなかったなと感じた

どことなく
私も
恋に傾いていたから
こんなにも
抵抗が全くなかったのだろう

この恋が
もう始まっていた

ただそれだけ

でも
これは
色々な理由があって
始まったもので
必ず
一線は超えてはいけない

こんな方の
奥さんから
訴えられたりでもしたら
私の人生は終わる

その先の
その一線を
超えてこようとする日が来る
そこはダメだと
守らないと

と言いながら
もうそれは
無理かもしれないと
もう分かっている

社長が独身なら良かったのに

そう思ってしまっている時点で
もう
それは
始まっているのだと

私は
私の人生の中で
今この関係が必要だったから
その流れに任せた

これに逆らえば
私の今の
人生の歯車は
全て崩れるから

そして
この事は
14歳年下の彼を
好きでいる事は
もう
心の奥に
仕舞い込むしかないな
と言うことでもある

社長は
呑み会が大好きで
次は
気のおけたメンバーだけで
呑もうと昨日話した

飲み始めだけ
社長に呼ばれていた
社長の側近のおじさんと
呑み会のメンバー誰にする?
と社長が話していた

いつもの主要メンバーに
プラス
14歳年下の彼も
呼ばれることに
なった

独身の男性で
社内で1番年下の彼は
社長の中でも
可愛い存在の様で
社長とその側近のおじさんが
気に入っていたから

その呑み会は
きっと今月中には
開催されるだろ

誰も知らない

社長と私の関係も
私が
14歳年下の彼を
好きなことも

#社内恋愛 #恋 #キス  

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